要約 カボチャのヘプタクロル類汚染対策として、ウリ科以外の作物への転換、低吸収性品種の利用、および活性炭資材の土壌混和等、キュウリのディルドリン対策で用いた技術が適用可能であることを明らかにしました...
ナシ生育初期の簡易被覆栽培による黒星病に対する殺菌剤低減効果
要約 ナシの早期出荷のために行われている生育初期の簡易被覆栽培(トンネル栽培)は重要病害の黒星病に対する殺菌剤低減技術として有効である。 キーワード ナシ、黒星病、減農薬、簡易被覆栽培、トンネル栽培、...
初期生育が旺盛で葉腐病抵抗性を持つシバ品種「J18-1」の育成
要約 県内各地から収集したシバ系統を自然交配し、固定度の高い系統からさらに葉腐病抵抗性の強い品種「J18-1」を選抜した。「J18-1」は、在来系統「坂本ノシバ」(現地選抜葉腐病抵抗性系統)より穂数が少なく紅葉が遅い...
物理的防除資材によるワケネギのネギアザミウマとネギハモグリバエの防除
要約 物理的防除資材である近紫外線除去フィルムと防虫網を組み合わせた施設栽培を行うことでネギアザミウマとネギハモグリバエの被害を抑えることが可能であり、ワケネギの生育および品質にも影響はない。 キー...
要約 カラシナ茎葉を土壌中にすき込み、1ヶ月のビニール被覆処理を行うことで、ホウレンソウ萎凋病の発病株率、発病度が減少する。 キーワード ホウレンソウ、萎凋病、カラシナ 背景・ねらい 連作等に起因すると...
ディルドリンを吸収しにくいカボチャ台木を用いてキュウリ果実中の残留濃度を低減
要約 キュウリの接木栽培において、土壌中に残留した殺虫剤ディルドリンの吸収性は台木用カボチャ品種の影響を強く受けます。低吸収性の台木品種を選ぶことにより、接木キュウリの果実中ディルドリン濃度を30~50...
要約 ニンニクりん茎の長期貯蔵には-1℃以下の条件が必須である。貯蔵終了後の芽の伸長は、貯蔵温度が低いほど抑制されるが、-5℃以下では凍結の発生、-3℃以下では貯蔵葉表面のくぼみなどの障害が発生しやす...
要約 栽培適性、観賞適性ともに高い有望な主要7品目および新規宿根草1品目を選定した。これらは水稲用育苗ポットで稚苗育成が可能である。 キーワード 花壇苗、水稲育苗ハウス 背景・ねらい 道央を中心とする水...
要約 北海道産のたまねぎ極早生品種は辛みが少なく良食味である。この極早生品種を8月上旬から安定出荷するための育苗法・栽培管理法を提案する。 キーワード たまねぎ、極早生品種、ピルビン酸、栽培技術指針 ...
要約 軟白みつば栽培に適する品種、播種期、窒素施肥量、播種量および播種後処理、根株の魚箱への詰め方、伏せ込み管理(魚箱、地床)の差異、病害虫発生実態とその対策を明らかにし、軟白みつばの栽培管理暦モデル...
要約 赤身肉生産を実践している肉牛経営では、脂肪交雑にこだわらずに黒毛和種以外の肉専用品種を用い、粕類を利用したり、安全性を考慮してポストハーベストフリー飼料を使用していたが、収益性では十分な所得を...
要約 プリムラ・マラコイデスのセル苗を、8℃・24時間連続照明下において30日間冷蔵処理し、 出庫・鉢上げ時期を10月中旬とすると11月中~12月上旬にかけて開花する。苗冷蔵処理後のジベレリン施用が 開花促進効...
ナシ黒星病の6月中旬時点での葉での発病の有無がその後の殺菌剤散布の有無と果実での発病に及ぼす影響
要約 ナシの主要品種`幸水'において,黒星病の果実への主要感染期間の直前にあたる6月中旬時点で葉での発病が認められない場合、薬剤散布を6月下旬の1回にとどめ、7月上旬の殺菌剤の散布回数は省くことができる。 ...
要約 ホウレンソウ、ネギ、ニンジンの残留農薬を市販ELISAキットで分析した。イミダクロプリド、フェニトロチオン、クロルフェナピル、及びクロロタロニルの各キットは、実用上十分な測定感度と操作性を有するこ...
要約 水稲有機農業の費用は、慣行栽培の1.5倍を要す。一方、販売価格は通常の1.3~1.7倍である。水稲の有機農業に取り組む際には、最低でも420kg/10a以上(価格15,000円/60kg)を実現し、物財費と雇用労賃を補...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
1-MCP(1-methylcyclopropene)処理柿のあんぽ柿加工時の渋の推移について
要約 1-MCP処理した‘西条’の材料柿を用いてあんぽ柿を製造すると、渋抜けが悪くなり、硫黄燻蒸でさらに強まった。他品種でも同様な傾向が見られるものもあることから、あんぽ柿または干し柿材料における1-MCP処理...
要約 コマツナ無農薬ハウス栽培体系の導入は、無農薬栽培コマツナの食害葉率を低下させ、収量を向上させる。その結果、所得は導入前の2.2倍の10a・1作当たり約29万円に、1時間当たり所得は約1,500円に増加し、...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 坊主不知ネギ新品種「足長美人」は、主要病害のさび病に強く、収量性及び品質が優れている。軟白部には丸みがあり、基部が膨らみにくい。また、肉質が柔らかく、甘みが強く、食味は極めて良い。 キーワード ...