要約 乗用汎用管理機を使用した湛水直播栽培体系では、総作業時間を移植栽培体系に比べ70%に短縮できる。また、播種量(乾籾)は、ひとめぼれでは3.5kg/10a、コシヒカリでは 4.5kg/10aとし、出芽揃い期まで芽干しを...
要約 多雪リンゴ主作地帯における家族労働力だけの大規模果樹作経営では、労働力に見合った樹園地構成のもとで、台車、SS等の機械利用による省力、軽作業化を図り、共同選果場等の組織体制の確立が労力的側面から...
野菜乗用管理機用ブームスプレーヤの改良による薬剤付着性向上技術
要約 野菜乗用管理機用ブームスプレーヤのノズルを一つおきに下向きパイプで延長してから横向きに2個の噴口を取り付け、作物の横からも噴霧できるように改良した。これを用いると、葉の裏側への薬液の付着がよく...
要約 オガクズと乳牛の原尿の混合では、堆肥化過程で発熱温度はあまり上昇しないが、オガクズと牛糞堆肥を等量混合した材料に乳牛の原尿を加え、さらに植物油を2%加えると著しく高温発熱をおこなう。 背景・ねら...
要約 ハイクリアランス台車前部に噴頭と噴頭揺動部、後部にホッパー、繰り返し部、エンジン付送風機を装着した噴頭回転式広幅散布機を播種作業、追肥作業、除草剤散布作業に使用すると大区画水田の省力的な水稲湛...
要約 頭部前面及び胸腹部の色彩斑紋等により、イチモンジセセリの幼虫齢期を判別できる。 背景・ねらい 現在の稲作生産では、病害虫防除を高精度な発生予察法に基づき的確に実施することが低コスト稲作の重要な要...
要約 稲収穫後から播種までの間に土壌表層2~3cmを削耕・整地し播種する、三重式不耕起播種機を用いた水稲の直播栽培技術を開発した。播種・覆土精度が高く安定した苗立ちが得られ、条間を25cmとし側条施肥とイネ...
共同育苗センター育成イネ苗の薬剤処理による広域的な葉いもち発生の抑制
要約 共同育苗センターで緑化開始期に薬剤処理したイネ苗を移植した地域では、無処理苗移植地域に比較して、いもち病の発生が少ない。本薬剤処理法により本田期いもち病の効果的かつ効率的な広域防除が可能となる...
要約 多石礫圃場においても部分耕耘しながら、耕耘部分に一定幅で牧草類を散播できる部分耕バンドシーダを開発した。施肥播種部の機械振動が大幅に緩和されるとともに耕耘条間を狭くすることで、全面耕起法と同程...
要約 水稲不耕起移植栽培では、慣行移植栽培に比べて、紋枯病の発生が多く、その継続年数が長いほど増加する。畦畔沿いへの発生の偏りは見られない。病斑の上位進展傾向や成熟期の病斑高率は両栽培法間に明確な差...
背景・ねらい 現在わが国の民有人工林は、伐採が手控えられる傾向にあり、齢級構成の中心は幼齢から壮齢へと移動してきている。一方で、気象災害や火災、病虫害などの様々なリスクにさらされており、伐期を延長し...
要約 ミズナ,ミブナ等の雨よけ栽培において、0.6㎜目合いのネットでトンネル被覆を行うことにより、アブラナ科野菜の害虫であるキスジノミハムシ成虫の侵入が阻止され、被害を顕著に軽減できる。 背景・ねらい ...
イチジクの収穫期果実腐敗の原因究明とネット袋による物理的防除
要約 収穫期のイチジクの果実腐敗は、黒かび病菌に加えて酵母菌の一種が原因で、両菌は主にショウジョウバエが媒介する。秋期の油処理の直後に柔軟で微細なネット袋を果実に被せてハエを遮断すると、効率的に果実...
シロバナチョウセンアサガオ,オオオナモミの開花性と刈取による防除
要約 シロバナチョウセンアサガオの開花には、温度、オオオナモミの開花には、日長が大きく関わっている。シロバナチョウセンアサガオでは8月下旬、オオオナモミでは9月以降の出芽は、登熟しない。また、防除に...
要約 水田用栽培管理ビークルでの田植は、既存の田植機と同等に行える。粒状物・液剤散布性能は極めて高く、時間当たり圃場作業量は 1ha以上で、管理作業の 1人化と乗用体系での省力・軽労働化ができる。15ha規模...
要約 フルトラニルの投げ込み剤は、粒剤より少ない施用量でイネ紋枯病に対して高い防除効果を示し、薬剤施用時間も短いので、本剤により省力防除が可能である。施用時期は、本病の初発時期である出穂約30日前が最...
要約 乗用管理機を利用した湛水表面散播栽培での各粒状資材散布作業能率は0.69~0.92hr/haである。作業体系としての延作業時間は63.8hr/haと省力的な稲作が可能である。さらに、播種、除草剤散布、病害虫防除、追...
要約 イネの重要病害であるいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病等の種子伝染性病害の根絶を目的とし、無病化種子として、玄米を人工資材で二重被覆した「玄米人工被膜種子」を開発した。本種子の利用により種子消毒...
要約 転換畑におけるダイズ黒根腐病の発病は,水田への転換(田畑輪換)によって軽減され,水稲2作以上では発病軽減効果が大きく,それは少なくとも2年間は持続する。 背景・ねらい ダイズ黒根腐病は,転換畑を中心と...
要約 転換畑におけるダイズ黒根腐病の発病は,水田への転換(田畑輪換)によって軽減され,水稲2作以上では発病軽減効果が大きく,それは少なくとも2年間は持続する。 背景・ねらい ダイズ黒根腐病は,転換畑を中心と...