要約 オンシジウム`流れ星'の鉢物生産では、8月上旬に花茎を切除し、8月下旬から長日処理(16時間日長)を開始し、11月上旬から夜間最低気温10~12.5で加温することで3~4月に出荷できる。また、長日処理により、開...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの夏秋どり栽培において、株冷蔵した苗を利用し4月下旬に定植する作型は、ポット苗を秋に定植する作型に比べ同等以上の収量を得ることができる。株冷蔵には、9月までに採苗した...
要約 沖縄県宮古島の農家を対象に、作付面積や飼養頭数を入力することで営農による環境影響(地球温暖化、地下水への影響等)を算定することができる。バイオマス利活用の効果の算定、地域の環境保全型農業のあり...
背景・ねらい 近年、漁協系統組織の再編を背景として、産地集出荷拠点の配置についても見直しが進んでいる。現在進められている見直しは、市場統合による「荷の集合」に基づく魚価上昇効果に大きく期待するもので...
イチゴ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培での夜冷短日処理時期と年内早期収量
要約 ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培で、高単価が期待される年内早期収量を高めるには、6月下旬に夜冷短日処理を開始し、花芽分化確認後の7月第4半旬までに定植を行う。これにより、9月10日前後から収穫が開始され、...
要約 水稲有機農業の費用は、慣行栽培の1.5倍を要す。一方、販売価格は通常の1.3~1.7倍である。水稲の有機農業に取り組む際には、最低でも420kg/10a以上(価格15,000円/60kg)を実現し、物財費と雇用労賃を補...
背景・ねらい 本県の魚類養殖は過去に主養魚種であったマダイが衰退し、トラフグが生産額の8割以上を占めるに至っており、経営の安定化には魚種の多様化が必要である。市場性の高いキジハタは、出荷サイズ(500g...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
要約 「不知火」は満開後90日以降では、早い時期に土壌乾燥するほど果実品質へ与える影響は大きく、より高糖・高酸となる。高品質果実生産のためには、品質へ影響を及ぼす夏季の土壌乾燥を避け、秋季以降に乾燥さ...
キーワード 諫早湾干拓、ダイコン、有効積算温度、L級比率、一斉収穫 背景・ねらい 諫早湾干拓地における営農では、大区画圃場での機械化を前提とした一斉収穫体系が求められる。秋冬ダイコンでは、摂氏2度以上の...
要約 栄養生長期間から採花期まで昼温摂氏20度/夜温摂氏12度の温度管理(低温管理)で、開花遅延しにくく、開花揃いのよい「神馬」の栄養系統「J03-11」を選抜した。 キーワード 秋ギク、神馬、低温開花性 背景・...
要約 ジャーガル土壌における年3作のレタス栽培では、被覆尿素入り窒素肥料を用いた一括全量基肥施用(40N-22.5P2O5kg/10a)、マルチ内15mm点滴かん水、株間30cm、畦幅45cmの1条植で大玉が得られ、且つ環境負荷が少...
イチゴパッケージセンター利用による個別経営と農協販売への効果
要約 イチゴパッケージセンターを利用した場合の個別経営の規模拡大効果を試算すると、現行の19.8aから31.5aへ約12aの規模拡大が可能になる。所得は3,808千円で702千円程度増加する。また、パッケージセンターは...
要約 ウンシュウミカン作農家は従来からの隔年結果対策に加えて、隔年結果是正と高品質生産を両立する技術に期待するとともに、費用の節減、マルチ栽培等の高品質化、直売等の販売対応の工夫、品種更新や品目の転...
要約 コマツナ無農薬ハウス栽培体系の導入は、無農薬栽培コマツナの食害葉率を低下させ、収量を向上させる。その結果、所得は導入前の2.2倍の10a・1作当たり約29万円に、1時間当たり所得は約1,500円に増加し、...
要約 南九州畑作地域における露地野菜生産法人の経営の成長には、3つの発展ステップがある。ステップ1は生産への集中、ステップ2は販売方法の変革、ステップ3は経営資源の有効利用である。ステップに応じて有効な...
交雑種(黒毛和種雄×ホルスタイン種雌)肥育における父系統に適した飼養管理
要約 交雑種肥育は父系統の影響が大きく、糸桜系は但馬系より増体が多く枝肉重量が優れる。また、但馬系は糸桜系より肥育中期の血中ビタミンA量の低下が遅いことから、肥育中期を2ヶ月程度長くし血中ビタミンA量...
要約 夏秋どりイチゴ産地では,四季成り性イチゴを導入することで,空白であった8~9月出荷を可能にし,長期出荷による高収益が期待できる。産地では,萎黄病の多発が課題であり,抵抗性品種の導入と,種苗費の低...
黒毛和種は8ヵ月齢で肥育を開始することにより26ヵ月齢出荷が可能
要約 黒毛和種去勢牛12頭を用いて、8ヵ月齢から肥育を開始し26、28および30ヵ月齢で出荷した結果、26ヵ月齢で出荷しても良好な肉質成績が得られ、早期に肥育を開始することにより26ヵ月齢出荷が可能である。 キー...
要約 優良系統ブルーNo.23、ホワイトNo.5は、市販種子より低温要求量が少なく、促成栽培に向いている。市販種子より育苗期間を約2ヶ月以上短縮でき、11月中旬からの加温と電照により2月出荷が可能である。 キーワ...