雇用型法人経営におけるGAP導入による経営改善効果とその要因
要約 雇用型法人経営においてGAP導入をより幅広い経営改善に結びつけるためには、管理項目の遵守のみに留まらず、それら管理項目をベースに役割分担や情報共有などをすすめ、従業員が農場運営に関与する仕組みを...
要約 加工・業務用カボチャにおける直まき、自然受粉、着果節位以上の側枝を放任する省力整枝栽培の生育・収量は、慣行栽培と同等である。一斉収穫を組み合わせると管理作業時間は慣行栽培の約5割に削減され、大...
要約 イチゴの2段式採苗システムは、低温寡日照期の栽培にも適するよう2段に配置した親株栽培ベッド及び1次ランナー子株を1節で切断する採苗法を組み合わせたシステムで、慣行比2~3倍の採苗が可能である。...
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
キーワード イチゴ、高設養液栽培、収穫株利用、省力育苗、誘引定植 背景・ねらい イチゴの大規模経営体を育成するため、高設養液栽培の収穫株を、収穫終了後に採苗親株として利用した省力育苗技術について検討す...
イチゴが9月から収穫可能な「短日・スポット夜冷処理システム」
要約 イチゴを短日処理しつつクラウン周辺を局所冷却する「短日・スポット夜冷処理システム」は、6月下旬の本ぽ定植後、9月中旬までの処理で9月中下旬から収穫でき、えき花房が連続出らいし、定植適期の拡大、...
背景・ねらい 水田農業構造改革においては、それぞれの地域が、担い手自身の発想と戦略に基づき、高い生産性と持続性を備えた水田農業を確立することが求められている。しかし、水田作を中心とした北陸地域の農業...
促成イチゴ高設栽培の短日・スポット夜冷処理による早期定植、収穫技術
要約 高設栽培に定植したイチゴに対し、夕方~翌朝にかけて遮光し、株元へ冷気の送風を行う短日・スポット夜冷処理法は、未分化苗定植でも、早期より連続出らいが可能で、早期定植による定植期の拡大が可能である...
要約 圃場一筆毎の情報を白地図と連動させ色付け表示することで、大規模経営体が管理する圃場毎の特徴や生産性、日々の作業実施状況を容易に把握することができ、作付けや作業計画等の意思決定支援が可能となる。...
要約 上耕起乾田直播栽培は耕起、代かき、播種時の過酸化石灰粉粒剤(カルパー)のコー ティングが上要で省力低コスト技術である。生産費から求めた均衡収量水準から目標収量は 420 kg/10a以上である。...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
要約 ロングマット水耕苗移植技術は、育苗や田植えに関わる単位面積当りの作業時間が減少するため、土付き苗移植技術以上の作付け拡大が可能で所得が向上する。田植に関する作業エネルギ-量が低減し、労働力1人...
要約 低コスト化を図るために作業可能面積に応じた利用に配慮すれば、リアルタイム土中光センサーは広域作業主体による導入が望ましい。水稲作における可変施肥の効果に関するシミュレーションと選択型コンジョイ...
要約 愛知県のダイズ栽培では自然裂莢が一時期を境に急増する。しかし、その時点で一部の茎水分が大型汎用コンバインによる収穫で汚粒が出にくい適正な状態になっておらず収穫作業ができないほ場が多い。さらに、...
要約 スイカを千鳥に定植して条ごとに同じ方向につるを誘引する振り分け栽培は、株当たりの着果数と着果位置を容易に把握できるため摘果等の果実管理が簡便となり、果重と品質のばらつきが小さく、上物収量が増加...
要約 東海地域の施設野菜経営においては、農産物販売金額3,000~5,000万円以上層で雇用が増加し、農産物販売金額5,000万円以上層では、臨時雇用が減少し周年雇用が増加する傾向にある。このような大規模経営では...
砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における窒素の全量基肥施用技術
要約 砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における全量基肥栽培用肥料は、窒素成分で化成肥料2割と肥効調節型肥料8割を配合した肥料である。また、適正施肥量は、窒素成分量で19kg/10aである。 背景・ねらい 本県...
稲-麦二毛作における湛水直播栽培に適した良食味水稲品種「つくし早生」、「ほほえみ」
要約 福岡県農業総合試験場・農産研究所・栽培部・作物品種研究室、筑後分場・普通作物研究室[連絡先]092-924-2848、0944-32-1029 背景・ねらい 稲-麦二毛作体系による大規模経営を可能にするには低コスト化と...
大規模水稲経営へのトラムライン潤土直播栽培技術導入による省力・コスト削減効果
要約 大規模水稲経営モデルへトラムライン潤土直播栽培技術を導入した場合,その導入効果は,①超省力化による労働費削減によって低コスト化が図られる,②春作業における補助労働力削減効果が著しい,③少人数によ...
要約 「大規模水田作経営」、「複合経営」、「地域資源管理型の地域営農組織」の3つの類型別に直播栽培技術導入のねらいと留意点を整理し、大面積の作業と稠密な管理との両立や、播種機等の共同・汎用利用による...