ニューラルネットワークモデルによるイアコーンサイレージのTDN含量の推定
要約 自給濃厚飼料として期待されるイアコーンサイレージのTDN含量は、ADLおよびデンプンの含量を説明変数としたとき、重回帰式では推定できないが、ニューラルネットワークモデルによる推定式で比較的高い精度で...
トウモロコシ子実主体サイレージ(HMSCおよびCCM)の生産利用技術
要約 普通コンバインで収穫したトウモロコシ子実や芯入り子実を粉砕密封すると良質なハイモイスチャーシェルドコーン(HMSC)やコーンコブミックス(CCM)が調製できる。TDN含量はそれぞれ93、87%で、イアコーンサイ...
要約 モウソウチクサイレージをブロイラーへ給与することにより、ブロイラーの液性免疫応答およびワクチンに対する抗体産生が増強される。また、腸内環境の改善により腸管免疫も増強される可能性がある。 キーワ...
地域特産鶏(名古屋種)への乾燥酵母細胞壁飼料添加による免疫増強効果
要約 名古屋種の鶏に乾燥酵母細胞壁を0.5%の割合で飼料添加(酵母区)すると、飼料要求率では対照区より良い。免疫反応では、抗体産生能で最も高い抗体価は対照区より酵母区は高い傾向が見られ、遅延型過敏反応で...
要約 飼料に緑茶資材を添加して地域特産鶏(駿河若シャモ)に給与すると、免疫増強効果・ストレス抑制効果が認められる。また官能試験においても評価が高く、高付加価値肉用鶏生産技術として利用できる。 キーワ...
要約 乳酸菌「畜草1号」製剤を添加した稲わらロールベールサイレージでは、発酵品質が向上し、カビ発生による損失率も減少する。またメン羊への給与により、サイレージの嗜好性が向上し、腸内菌叢が改善される。 ...
要約 抗菌性物質無添加飼料に緑茶抽出物乾燥粉末を0.05%添加して静岡型地域特産鶏肉駿河若シャモに給与すると、免疫増強効果が認められる。また経済性においても抗菌性物質添加区と差が無く、抗菌性物質の代替と...
天然放射性核種210Pbは乾燥地草原での風食を示す指標として有効である
要約 砂漠化に直面する乾燥地域の放牧試験区では、放牧圧が大きく、地表面が攪乱され風食を受けているところほど、土壌表層部に含まれる210Pb濃度が低いことから、風食を示す新しい指標として,天然由来の放射性...
要約 裏返しにしたシリンダ刃とケーシングとの5mm前後の間隙にアルファルファや混播牧草を供給して摩砕・圧縮し、上下のベルトの間に草をはさんで圧縮、成形して排出する牧草調製機械(ハードコンディショナ)。...
さとうきび抽出物(SCE)のニワトリにおけるEimeria tenellaオーシスト感染の防御効果
要約 1週齢ニワトリのそ嚢内にポリフェノールを含有するさとうきび抽出物(500 mg/kg)を3日間投与後,Eimeria tenella オーシスト(NIAH株; 2x103個)を経口接種すると,その後の同原虫(1x105個)の攻撃感染による発...
天蚕副蚕物(きびそ、びす)を活用したニット製品及び工芸品の開発
要約 天蚕「きびそ」を材料にした手紡ぎ糸によるニット製品のつくり方を開発するとともに手編み及び工業的手法による製品を試作する。さらに、天蚕糸入り成形絹シート製品及び天蚕「びす」を材料とした和紙による...
要約 複数のプライマーを使用するマルチプレックスPCRを利用した肉種鑑別法を開発した。この方法はPCR産物を電気泳動し,バンドのサイズを見るだけでウシ,ブタ,ヒツジ,ヤギ,ウマ,ニワトリの主要食肉6種を同時に鑑...
要約 原子炉利用の最新技術である即発ガンマ線分析法により畜産関連試料中のホウ素を簡便に0.1μgのレベルで定量可能なことを確認した。この方法を適用して羊のホウ素代謝を調べた結果,ホウ素は速やかに吸収され,...
要約 草地への糞臭散布によって放牧家畜の採食は抑制され、穀類のエーテル抽出物の散布によって採食が促進される。抑制および促進の程度は、におい物質の散布量、放牧地の草量、草質の影響を受けた。 背景・ねら...
要約 複数のプライマーを使用するマルチプレックスPCRを利用した肉種鑑別法を開発した。この方法はPCR産物を電気泳動し、バンドのサイズを見るだけでウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ニワトリの主要食肉6種を...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した場合,冬期間は成長期であっても増体は期待できず,また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低い。一方,この増体時期において増体量に応じたTDN...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した結果、冬期間は成長期であっても増体は期待できず、また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低かった。一方、この増体時期において増体量に応じたTD...
要約 中国内モンゴル東部の半乾燥気候の草原で,ヒツジの放牧頭数を変えた放牧試験を行い,放牧強度の差異による草原の砂漠化過程を微気象の変化から調べた。過放牧により,草原植生量が減少するだけでなくヒツジ...
粗飼料の反芻家畜消化管通過速度マーカーとしての希土類元素の利用
要約 粗飼料片を浸漬法で標識した希土類元素は、反芻胃及び第四胃の固相中にほぼ100%存在する。よって、粗飼料を希土類元素を用いて浸漬法で標識すれば、固相の消化管通過速度マーカーとして利用できる。 背景・...
粗飼料の反芻家畜消化管通過速度マーカーとしての希土類元素の利用
要約 粗飼料片を浸漬法で標識した希土類元素は、反芻胃及び第四胃の固相中にほぼ100%存在する。よって、粗飼料を希土類元素を用いて浸漬法で標識すれば、固相の消化管通過速度マーカーとして利用できる。 背景...