1-デオキシノジリマイシン高含有桑葉エキスの食後血糖値上昇抑制効果
要約 桑葉から調製した1-デオキシノジリマイシン高含有桑葉エキスは、食前の摂取で食後血糖値の上昇とインスリンの分泌を抑制し、一ヶ月以上連続摂取しても低血糖を起こさない。 キーワード 桑、食後血糖値、糖...
サツマイモ焼酎製造工程で生成するカフェ酸エチル等廃液中の機能性成分
要約 サツマイモ由来の焼酎廃液(常圧蒸留)には雑草発芽阻害活性をはじめ様々な機能性を持つカフェ酸エチルと2-フランカルボン酸が含まれ、各々発酵過程(二次仕込み)およびもろみの蒸留で生成する。 キーワード サ...
貯蔵によるサツマイモ塊根のポリフェノール成分と抗酸化性の変動
要約 サツマイモ塊根のポリフェノール成分は貯蔵中に増加し、それに伴い抗酸化性も高くなる。また、貯蔵中にカフェ酸スクロースが生成し、「ジェイレッド」では適温貯蔵中に大きく増加する。 キーワード サツマイ...
要約 閉花受粉性イネ突然変異体spw1-clsでは、おしべやめしべには変化がないものの、鱗被が変形し、膨らむことができない。そのため、開花せずに正常に稔実する。SUPERWOMAN1遺伝子のアミノ酸置換変異が本変異...
要約
要約 大麦のβ-グルカン欠失変異遺伝子(bgl)は単因子劣性で、7H染色体上に座乗し、裸性遺伝子(nud)と14.4%の組換え価で連鎖する。β-グルカン欠失系統は胚乳細胞壁のマトリクス構成多糖量が少なく、細胞壁が薄...
飼料用トウモロコシF1における部位別のアントシアニン含量の経時的変化
要約 トウモロコシのアントシアニンは茎、葉および雌穂の各部位に含有し、その含量は葉中で最も高く、糊熟中・後期から成熟期にかけて各部位でその含量が増大する。乾物中の葉重割合は糊熟中・後期から黄熟初・中...
県育成品種ブルーベリー「おおつぶ星」・「あまつぶ星」の成分と加工特性
要約 「おおつぶ星」は、果実糖度がやや低く、酸度が高い。「あまつぶ星」は果実糖度・酸度とも中程度である。両品種ともジャム加工品における官能評価は、果実と同様の傾向である。ジャム加工では、加熱条件を抑...
チューリップの葯における抗菌性物質Tuliposide Bの蓄積
要約 チューリップの葯は、開花直前に抗菌性物質Tuliposide Bを組織特異的に生合成し、花粉を細菌類の侵入から守る独自の防御機構を発達させている。 キーワード チューリップ、抗菌性物質、感染防御、葯、花粉、...
要約 スルフォラファンは「サリナスアーリー」で、ビタミンU、ビタミンCは「えがお」で高い傾向がある。窒素施肥量や施肥割合によって、ブロッコリーのスルフォラファン、ビタミンU、GABA濃度が変化する。 キーワ...
北海道地域での栽培に適する巨大胚水稲新品種「ゆきのめぐみ(旧系統名 北海299号)」
要約 「北海299号」は、北海道での出穂期および成熟期は中生の早で、一般品種に比べて2倍弱胚芽が大きい北海道向きの巨大胚粳系統である。γ-アミノ酪酸(GABA)含量が高く、発芽玄米や胚芽精米としての利用...
タイの市販オオバンガジュツにおける機能性ポリフェノール含量の季節変化
要約 タイ国内の市場を流通するオオバンガジュツでは、主要な4つの機能性ポリフェノール成分の含量に一定の季節変化が観察される。その主な原因は、土中保留中におけるポリフェノール成分ごとの一定方向への含...
スプラウト用だったんそば新品種候補系統「北海T9号」及び「北海T10号」
要約 スプラウト(発芽野菜)や乾燥粉末原料に適するだったんそば「北海T9号」は「北海T8号」に比べスプラウトのルチン含量がやや高く、また保存期間中にカビが生えにくい。「北海T10号」は「北海T8号」に比べス...
要約 各種農産物のうち、茶、シソ科ハーブ類、ブルーベリー葉、香酸柑橘果皮の80%エタノール抽出物はHL60細胞及び肝がん細胞3種の増殖を抑制する。さらにシソ科ハーブ類の抗酸化成分はがん細胞増殖抑制活性を有す...
要約 サトウキビ搾汁液と乳原料とを含有する培地に乳酸菌を接種して乳酸発酵させることにより、サトウキビ由来のポリフェノールや抗酸化能を活かし、かつ、血圧降下作用が期待できるGABAを豊富に含んだサトウキビ...
要約 水代わりにカンショ焼酎粕の固液分離液を使用したパンは、クエン酸、γ-アミノ酪酸等機能性成分を含有しており、従来のパンに比べて美味しく、栄養性および機能性に優れている。 キーワード サツマイモ、焼酎...
感受性-抵抗性カンショ1年交互作はネコブセンチュウを低密度に抑制できる
要約 圃場に生息するサツマイモネコブセンチュウのほとんどが、九州中部以北で優占するレースSP1である場合、感受性生食用品種と抵抗性有色品種を1年毎に作付けする交互作を行うことにより、殺線虫剤を用いること...
外気導入式強制換気法による昇温抑制及びトマトのリコペン含量増加
要約 外気導入ファンと換気扇を組み合わせた外気導入式強制換気法により、ハウス内の昇温が抑制され、夏秋どりにおけるトマト赤色系品種、桃色系品種ともにリコペン含量および糖度が増加する。また、トマトの1果...
カンショ茎葉乾燥粉末給与は暑熱による豚肉中脂質過酸化物の増加を緩和する
要約 環境温度23に比べて32で肥育した豚では、豚肉の保水性などの肉質を低下させる脂質過酸化物が増加する。環境温度32で肥育する豚でもカンショ茎葉乾燥粉末を5%添加した飼料を給与することにより、豚肉中脂質過...
中山間地向き多収、良質な紫黒糯の新品種候補系統「中部糯114号」
要約 「中部糯114号」は温暖地東部では早生の晩に属し、「朝紫」より多収の紫黒糯系統である。中山間部においてアントシアニン含量が高く、品質も良好となるため、中山間部の特産米として、また、新開発の赤色み...