植物共生細菌群集のメタゲノム解析のための細菌細胞濃縮法マニュアル
要約 植物共生細菌群集に関するオミクス研究のため、植物共生細菌細胞の抽出法を新たに開発し、普及のための詳細なマニュアルを提供する。 キーワード 植物共生細菌群集、群集構造解析、多様性解析、メタゲノム解...
代謝プロファイリングによる窒素施肥および有機物施用効果の評価
要約 作物体の糖・有機酸・アミノ酸の代謝プロファイリングにより、窒素および堆肥施用量の相違がダイコンの代謝成分に与える影響をそれぞれ解析できる。影響は窒素施用量でより強いが、堆肥施用量による影響も明...
要約 シコクビエの湛水栽培では、畑栽培よりも稈長や分げつ数が小さくなるが、倒伏や穂いもちの発生が少なく、子実重の年次変動が小さい。また、栽植密度や窒素施肥量を増やすことにより、子実重を増加させること...
シルバーポリマルチがタマネギ「ソニック」のケルセチン含量と生育に及ぼす影響
要約 タマネギ「ソニック」において、シルバーポリマルチによる被覆栽培でタマネギの機能性成分であるケルセチン含量が無マルチ栽培より高くなる。また、マルチを用いることで、堆肥のみの全量基肥栽培でも生育を...
要約 サラダ用ゴボウ品種として選定した「コバルト極早生」と「新ごぼう」は、生食だけでなく、電子レンジ調理にも適しており、ゆがきよりもポリフェノールの流出が少なく、食味が優れる。 キーワード サラダ、ゴ...
極低ポリフェノールで加熱後褐変せず多収で高品質の二条大麦新品種「白妙二条」
要約 二条大麦新品種「白妙二条」は、褐変を引き起こすポリフェノール含量が極低く、炊飯後に褐変をほとんど起こさない。精麦白度と歩留りが高く精麦品質が優れる。ニシノホシと同等の早生、短稈、多収である。穂...
要約 クズの越年枝を挿し木することにより、短期間で効率的な苗生産が可能である。抑草シートで圃場全面を被覆して定植すると、翌年度から茎葉が収穫できる。周辺圃場への侵出は、生育期に栽培圃場周囲をトラクタ...
だったんそば「北海T8号」の高ルチン子実生産のための安定栽培法
要約 普通そばとの比較により、だったんそばのタデキジラミ害、脱粒性、機能性成分ルチン含量の変動などの生育特性を明らかにし、子実重や品質が安定する栽培条件を設定した。 キーワード だったんそば、タデキジ...
要約 オビルピーハの根の分布は主幹からの距離75㎝、深さ25㎝までの範囲で密度が高い。根粒は主幹から75㎝、深さ25㎝までの範囲に多く存在し、深さ25㎝以上の土層には認められない。根粒は無施肥で着生量の増加が...
要約 スルフォラファンは「サリナスアーリー」で、ビタミンU、ビタミンCは「えがお」で高い傾向がある。窒素施肥量や施肥割合によって、ブロッコリーのスルフォラファン、ビタミンU、GABA濃度が変化する。 キーワ...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
スイゼンジナの収量、ミネラルおよび機能性成分の生育時期別特徴
要約 スイゼンジナの収量は秋冬栽培が冬春栽培に比較して高い。ミネラル成分はホウレンソウ、シュンギクに比較して、カルシウムおよびマグネシウム含量が高いが、後者は生育時期による変動が大きい。機能性成分は...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
要約 カンショ「九州137号」は、蒸切干加工適性が高い初の紫カンショ系統である。既存の青果用や加工用の紫カンショ品種では蒸切干に加工できないが、「九州137号」の蒸切干の色は紫で、中白もほとんどなく肉質や...
要約 カンショ「九州137号」は、蒸切干加工適性が高い初の紫カンショ系統である。既存の青果用や加工用の紫カンショ品種では蒸切干に加工できないが、「九州137号」の蒸切干の色は紫で、中白もほとんどなく肉質や...
要約 機能性肥料を用いた施肥窒素量35kg/10aのかぶせ茶栽培において、減肥開始後5年間での荒茶売上額は65kg/10aの慣行栽培と同等である。さらに、肥料費や労働時間を軽減できるため農家所得への影響は少ない。 ...
紫黒米糯品種「朝紫」の収量、品質および機能性成分の高位安定栽培法
要約 「朝紫」は登熟期間の日平均気温が25℃程度で玄米の着色が安定し、品質および機能性成分が向上するため、高知県中央平坦部での移植時期は6月中旬とする。窒素施肥法は基肥+穂肥体系とし、10a当たりの施用量...
機能性肥料を用いたかぶせ茶少肥栽培体系における窒素溶脱推移と収量・品質
要約 機能性肥料を用いた施肥窒素量35kg/10aのかぶせ茶栽培において、減肥開始後4年目での茶園の1m深土壌溶液の硝酸性窒素濃度は慣行栽培の半分以下に減少し、なおかつ安定した茶業経営が維持できる。 キーワー...
ウンシュウミカンにおける周年マルチ点滴灌水同時施肥法の体系化技術
要約 ウンシュウミカンの品質向上と管理の省力・軽労化を実現するために周年マルチと点滴灌水施肥法を組み合わせた技術を開発し、導入普及のための年間栽培管理基準などに関する技術マニュアルを作成する。 キー...
要約 そば菜の露地栽培は、5月中旬から9月中旬までの播種が可能で収穫までの日数は11~19日である。また、このときの生育気温は平均気温15℃以上、積算気温は230℃程度以上必要であり、栽培期間中はパスライトによ...