イチゴ新品種「さちのか」、「さがほのか」の促成栽培における果実品質特性
要約 イチゴ果実の果皮色は「さちのか」が濃く、「さがほのか」は「とよのか」と同程度である。糖度は「さちのか」と「さがほのか」は収穫初期に高いが、「さがほのか」は2月に低下し、春期に高くなる。果実硬度...
イチゴ新品種「さちのか」・「さがほのか」の促成栽培における収量特性
要約 イチゴの促成栽培において、新品種「さがほのか」は「とよのか」よりも、上物率が高く、1果重も重く、2月以降の収量が多い。また、「さちのか」の収量は「とよのか」よりもやや少ないが、果形の乱れは少ない...
イチゴ新品種「さちのか」・「さがほのか」の促成栽培における花芽分化特性
要約 イチゴの短日夜冷処理によって新品種「さがほのか」は「とよのか」より花芽分化が早く、安定しており、「さちのか」は「とよのか」より花芽分化が遅い。また、普通育苗における花芽分化期は、「さがほのか」...
要約 リューココリーネは定植前に球根を摂氏8度で4~5週間冷蔵すると採花が早まり、促成栽培が可能である。また掘りあげ直後の球根を摂氏8度で4ヶ月、引き続き定植まで摂氏20度で乾式貯蔵して花芽発育を抑制し、...
要約 リューココリーネの自然条件下での採花期は3月~4月である。採花時期は品種間差があるが、定植時期による差は約1ヶ月と小さく、定植から採花までの到花日数は約150日~190日である。採花率は定植時期が遅く...
要約 アリウム「丹頂」の球根養成に用いる母球は1g以上とし、定植時期は9月下旬~10月中旬とする。元肥は10a当たり20kg程度が適当である。また、マルチ栽培を行うことによって球根数は多く、開花可能な球根重のも...
キク親株のロックウール耕による挿し穂生産における栽植株数と養液濃度
要約 キク親株のロックウール耕により挿し穂生産量が著しく増加する。その際の栽植株数はロックウールマット当たり8~10本植えとし、養液濃度は園試処方1/2処方とする。採穂回数が増加しても、切り花品質は慣行親...
要約 年3作体系の施設キュウリ栽培において、2作目からの畦連続利用は毎作畦更新する栽培法に比べ、年間の収量・品質は低下せずに支柱取扱、定植準備作業の省力化と年間の施肥量の減量を可能とする。また畦土壌は...
ブドウ「藤稔」の房づくり改善(小房処理)による商品性と収量の向上
要約 「藤稔」は花穂先端を利用し、従来より小さい房づくりを行うと、房型が整い、商品性が向上する。1房の着粒数を20粒とし、1本の結果枝に2房着果させると収量は慣行栽培に比べ約1.8倍に増加する。佐賀県果樹試...
周年マルチと被覆肥料による温州ミカンの高うねマルチ栽培の省力化
要約 温州ミカンの高うね栽培において、周年マルチと被覆肥料を組み合わせて利用することにより、果実品質や樹勢を低下させることなく、除草や施肥管理作業の省力化を図ることができる。佐賀県果樹試験場・常緑果...
要約 平坦地における温州ミカンの根域制限栽培で、高糖度果実を生産するには玄武岩質土壌が適している。佐賀県果樹試験場・常緑果樹研究室 背景・ねらい ウンシュウミカン生産の省力化を進める場合、作業性のすぐ...
水稲「ヒノヒカリ」の簡易代かき同時直播栽培における苗立数と追肥量
要約 水稲「ヒノヒカリ」の麦収穫後の簡易代かき同時湛水直播栽培における苗立数は75~100本で,この場合の施肥量は移植に準じて施用する。苗立数が不足する場合には播種1ヶ月後の追肥量を増施することによって目...
精麦加工適性に優れた二条大麦「ニシノホシ」を佐賀県で奨励品種に採用
要約 「ニシノホシ」は精麦加工適性に優れ、「ニシノチカラ」よりやや早生で収量、品質も同程度であり、うどんこ病に強く、栽培適性も「ニシノチカラ」並に優れている。「ニシノチカラ」の一部に替えて普及する。...
要約 「ミハルゴールド」は「あまぎ二条」と同熟期で、収量、品質も同程度以上の栽培適性をもち、麦芽適性に優れ、大麦縞萎縮抵抗性をもつ。平坦部の大麦縞萎縮病常発地に普及する。佐賀県農業試験研究センター・...
スクミリンゴガイ生息圃場における麦用播種機を利用した水稲の簡易代かき同時直播による栽培体系
要約 麦播種機を利用した水稲の簡易代かき同時直播栽培は,播種後の落水管理によって,スクミリンゴガイの食害を回避できるとともに,移植栽培とほぼ同等の収量・外観品質が得られる。水管理は播種後20~25日まで落...
要約 暑熱時、粗濃比40:60前後の飼料を給与する場合、乳量の低下をまねかず、乳脂率3.5%を維持するためには飼料中のNDF含量を36~38%にすることが望ましい。 背景・ねらい 飼料の繊維は、搾乳牛の採食性に及ぼ...