1 麦類新品種の育成 5)オオムギ縞萎縮病抵抗性育種の基盤構築
摘要 目的:オオムギ縞萎縮ウイルスと抵抗性遺伝子との相互関係解明や遺伝情報を基にしたウイルスの分類、人工接種法の導入を行い、オオムギ縞萎縮病抵抗性育種に資する知見を獲得する。 成果:大麦縞萎縮病検定...
摘要 目的:①ビール大麦やパン用小麦、民間で育成した水稲品種の特性を調査し、奨励品種へ向けた取組の資料とするとともに、県内の生産者などに的確な品種情報を提供する。 成果:①ビール大麦合同比較試験では、5...
2 麦の高品質安定生産技術 1)麦類の増産に向けた多収品種の安定栽培法および低反収田の改善技術の確立
摘要 目的:近年、麦類は生育期間の多雨と登熟期間の高温で低収が続いていることから、収量向上対策技術を確立する。 成果:多収の二条大麦新品種「はるか二条」の最適な施肥法を明らかにした。
摘要 目的:佐賀県主要農作物種子生産基本要領に基づき、本県育成系統及び育成地の有望な品種・系統について、生態・形態的特性や生産力を調査するとともに本県における適応性を検定し、本県奨励品種決定の資料と...
1 麦類新品種の育成 4)麦類加工適性ビッグデータ活用技術の開発
摘要 目的:麦類の加工適性や品質のデータを収集し、コンソーシアム全体で麦類の加工・品質に関するビッグデータを集積することでデータベースを構築する。 成果:大麦56品種・系統、小麦22品種・系統の加工適性...
麦類の多収阻害要因の解明と改善指標に基づく安定多収生産技術の確立研究
摘要 【目的】雑草害、土壌の水分、物理性、化学性の項目を中心とした、大麦の様々な低収要因について乾田・湿田別にデータ収集を行う。 【結果】普通小粒大麦であるファイバースノウを供試し、県内の大麦栽培ほ...
摘要 目的:機能性キノコである冬虫夏草の一種で、抗ガン作用のある物質を産生するサナギタケについて、地域資源を活かし、安価で有用物質をより多く生産できる栽培方法を開発する。 成果:本培地での平均菌糸蔓...
地域由来粗飼料を活用した高泌乳牛の乾乳期低栄養管理技術の 開発
摘要 内容:乾乳期の飼料給与水準を、大麦ワラを用いて低栄養水準とし、高泌乳牛の周産期の健全性へ及ぼす影響を明らかにするとともに、泌乳初期牛へのKP給与が、反芻胃内pHと乳生産性へ及ぼす影響について検討す...
摘要 大麦の需要拡大に向け、新品種の安定多収、高品質確保のための栽培技術の確立を目指し、実需者からの需要が見込まれるもち性大麦(βグルカン顔料が高い)の栽培技術を検討した。
摘要 大麦「ファイバースノウ」の多収阻害要因として土壌因子に注目し、富山及び砺波地区の各5圃場について土壌試料の採取と大麦の生育等の関係を解析した。
摘要 毎年、同一耕種条件で大豆と大麦を栽培し、気象変動が生育、収量並びに品質に及ぼす影響を調査し、作柄解析の資料とした。大豆は「えんれいのそら」、大麦は「ファイバースノウ」を供試した。
摘要 ・水稲では、農業研究所内の圃場で2作期(4月下旬移植、5月中旬移植)、および現地ほ場(婦中町)で試験を実施し、「てんたかく81」を県奨励品種に採用した。 ・大豆は、「東山238号」を有望としたものの、...
国産農産物中のかび毒及びかび毒類縁体の動態解明並びに汚染の防止及び低減に関する研究
摘要 目的:小麦及び大麦において,穀類中に蓄積しうるかび毒(デオキシニバレノール等)とそれらの類縁体の蓄積度合いを解明するとともに,品種や栽培体系等の環境要因による蓄積に及ぼす影響を調査し,蓄積を防...
摘要 目的:本県に適する優良品種を選定するため,麦類及び大豆の各系統の生産力及び諸特性を調査する。また,有望品種について高位安定生産に向け栽培技術を確立する 成果:1)大麦の本調査では,「東北皮47号」...
野菜の難防除病害虫に対する総合的防除技術に関する試験・研究開発
摘要 ねぎ・たまねぎ栽培における天敵を利用したネギアザミウマの耕種的防除技術としてオオムギ間作の試験を実施した。オオムギ間作によりネギアザミウマ寄生数は低くなった。供試した各薬剤の中で防除効果があっ...
新たな醸造特性を持った、北海道向けの高品質ビール大麦品種の開発と安定・多収栽培法の確立
摘要 サッポロビール社で改良された北海道向けビール用大麦系統について、北見農試において奨決基本相当の生産力検定試験を行い、オホーツク地区で適応性のある品種を選定する。
新たな醸造特性を持った,北海道向けの高品質ビール大麦品種の開発と安定・多収栽培法の確立
摘要 サッポロビール(株)で育成したビール大麦の有望系統について、上川管内における適応性検定試験および特性検定(初冬まき)を実施し、優良品種決定の資とする。
新たな醸造特性を持った、北海道向けの高品質ビール大麦品種の開発と安定・多収栽培法の確立
摘要 農業特性、麦芽品質に優れるビール大麦系統の網走・上川地域適応性および赤かび病抵抗性を明らかにする。
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ大麦品種の育成
摘要 オオムギでは、育成したモチ性品種が、昨年度の「重点普及成果」に選定されたことから、事業開発室等と連携したPR や食品メーカーへの売り込み活動を精力的に行い、さらに、新品種に関するプレスリリースも...
普通作物の優良品種選定と原種生産 2 麦類品種の比較試験 (1)品種試験
摘要 大麦は3系統、小麦は7系統を供試。軟質小麦は「関東143号」が収量性や外観品質の面でやや有望と考えられた。硬質小麦は「ゆめあかり」「東山57号」が多収で外観品質が優れることから有望と考えられた。