摘要 秋田県大曲市の小麦作圃場において優占する冬雑草の草種は前作によって異なり、トウモロコシを夏作とした場合、タネツケバナが優占したが、小麦連作ではスカシタゴボウおよびオランダミミナグサが優占し、雑...
摘要 雑草の発生状況のアンケート調査を東北地域の全88普及所を対象に実施し、48普及所から回答を得た。発生草種は17科45種におよび、報告の多かったものは、イチビ、ヒルガオ類、アメリカオニアザミ、ヒ...
作物と雑草の競争に及ぼす光条件の時空間的変動の影響(106)
摘要 雑草の防除と制御のためには雑草成長の生理生態学的メカニズムを明らかにする必要がある。本研究は異なるソルガム群落構造(直立型、叢生型)、畦方向(東西、南北)とミクロサイト(株間、畦間)での陽斑動...
摘要 土壌処理除草剤チオカーバメートの効果変動について、前作のアブラナ科作物残渣に含まれる芥子油配糖体に視点をあて、畑ワサビ茎葉を混合、腐植させた土壌にベンチオカーブを処理した場合の作用性持続程度を...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発 ショクヨウガヤツリ,ナガボノウルシ,ヒエ類,キンポウゲ属等
摘要 近年九州地域の水田に侵入した新帰化雑草の、地域水田条件下での生理・生態的特性については、ショクヨウガヤツリ、アメリカミソハギ、イボミキンポウゲ、トゲミノキツネノボタン等で検討されてきた。しかし...
摘要 南西諸島の放牧草地向きのギニアグラス九州3号の放牧適性を検討した。平成元年度に造成した草地の3年目の放牧では乾物収量はガットンが最も多かったものの、乾物採食量と乾物採食率はナツユタカが最も多か...
摘要 水田雑草、水稲種子12レースの土中埋土種子について、埋め込み1年後の回収を行った。程度の差はあるが、ほとんどの種で発芽がみられた。雑草の発生消長については5作連続栽培をし、毎週抜き取ってきたが...
フィリピンの直播水稲における主要雑草の調査と国際稲研究集会参加
摘要 中部ルソン島のカバナッアン市周辺の潅漑水田地帯で、湛水直播の雑草を調査した。イヌビエ、アゼガヤ、ヒデリコなどが多かったが、雨季作が移植のため、雑草害は比較的少なかった。また、国際稲研究所ではヒ...
摘要 ヒエ類のみを特異的に加害するメイガ類を利用したヒエ属雑草の生物的防除法開発の基礎資料を得るため、この種の発生生態をマレイシア北部ムダ地区において1992年11月から約1カ月間調査した。本種の寄...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(87)
摘要 ブラジルの熱帯乾・雨期地帯において水田雑草の野生ヒエ(1属3種)を収集し、土中に埋没した種子の休眠覚醒過程を約1年間追跡調査した。湛水土壌中では種子埋没後約1ヶ月で休眠が一様に覚醒したが、乾燥...
摘要 とうもろこしの栽培において除草剤は省力化に大きな役割を果たしている。そこで、新たに開発された各種除草剤の利用方法を明かにして北海道におけるとうもろこし栽培の省力化に役立てる。広葉向け土壌処理剤...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(40)
摘要 ブラジル・サンパウロ州ボツカツ市周辺に分布する耕地雑草のさく葉標本の作成、種子の採集と発芽特性の調査を行った。現在までに畑雑草11種、水田産の野生ヒエ9系統について採種直後の発芽性を30℃・明...
東南アジアの二期作田の水稲直播栽培における雑草発生相の解明(120)
摘要 東南アジアのかんがい水田では二期作が多く行われているが,近年急速に直播栽培技術の導入が図られている。各国とも直播栽培では雑草害の発生が大きな障害となっている。有効な防除対策を確立するためには,...
摘要 作物群落内の雑草の管理を目的とし、光条件の時空間的変動が作物と雑草の競争に及ぼす影響を明らかにする。直立型と叢生型のソルガムを東西、南北の畦方向で栽培し、異なる光条件の作物群落をつくり、これら...
摘要 とうもろこしの栽培において除草剤が省力化に果たす役割はきわめて大きく、北海道においても広く利用されている。とうもろこし茎葉処理剤SL-950は殺草性、特にイネ科雑草に対する殺草性が高く、有望視...