摘要 ・ タイのパイナップル加工工場廃液から分離した通性嫌気性細菌Paenibacillus curdlanolyticusは、強力なキシラン分解活性を有する新規の酵素複合体(約1,450kDa)を生成することを明らかにした。この複合体...
摘要 機能性の解明・評価においては、1)紫色の甘しょ品種のORAC値は、他の肉色(白、黄、橙)の甘しょ品種と比較して約10倍高く、DPPHラジカル消去活性と高い正の相関を示すことを明らかにした。2)甘しょを貯...
摘要 1)タイの研究者の協力を得てサトウキビとキャッサバ栽培の問題点を整理し、収量増のための技術開発の方向を明らかにした。特に、サトウキビの株出しの際の収量低下防止技術が重要であることが判明した。2...
摘要 1) 耐虫性、耐暑性、耐乾性の検定に供試するため、ササゲ属遺伝資源2,000系統以上をUSDA、IITA等から入手し、約700系統の種子増殖を行った。また、777系統のササゲ属種子を用いて、アズキゾウムシとヨツモン...
摘要 亜熱帯条件で作物遺伝資源の特性調査を実施した。稲遺伝資源122 系統について、1 次特性13 項目、2 次特性2 項目(いもち病抵抗性、耐倒伏性)の評価を完了し、特性データを農業生物資源研究所に送付した。...
摘要 沖縄支所の亜熱帯条件下で作物遺伝資源特性調査を実施した。稲遺伝資源200点の一次必須特性13項目、二次特性2項目を調査した。葉いもち圃場抵抗性検定とともに、200点の籾と玄米の画像データを収録した。サ...
熱帯、亜熱帯等の作物及び微生物遺伝資源のサブバンク業務(531)
摘要 亜熱帯条件下で作物遺伝資源調査を実施した。稲遺伝資源200系統の一次必須13項目、二次特性2項目(葉いもち、耐倒伏性)を調査し、200点の籾と玄米の画像データを収録した。サトウキビ野生種(ワセオバナ)3...
東北タイ等における持続的畑作体系構築のための土壌管理等による栽培技術の開発
摘要 インドネシア西ジャワの高原地帯で頻発するキャベツの根こぶ病は短期間の輪作等、ホストを取り除くことにより初期の障害を抑制し、実用的に問題のないレベルまで回復できる。東北タイのサトウキビ地帯では、...
摘要 本研究では、九州農試、国際農林水産業研究センター、東京農大宮古農場と共同で、各種作物におけるエンドファイト(植物体内細菌)による窒素固定量の見積もりを行う。平成11年度は、サツマイモ、サトウキ...
タイ東北部における生物的窒素固定を活用した持続的農業技術の開発(185)
摘要 これまでの研究で、タイのサトウキビにおける窒素固定寄与率が約3割であること、また、タイの農家圃場で栽培されているパイナップルの約8割が窒素固定しており、それらの窒素固定寄与率の平均値は約5割で...
摘要 近年、サトウキビやパイナップルなどの一部には、茎葉の細胞間隙に内生(エンドファイト)の窒素固定菌が共生していることが判明し、マメ科とは異なる根粒組織を形成しない共生窒素固定システムが注目されて...
摘要 南西諸島及びその沿岸海域は、日本の他の生態系には見られない亜熱帯性の自然植生を持つ極めて貴重な地域であり、この自然環境に立脚して農業生態系が成立している。しかし、近年の一部の土地開発は自然生態...
摘要 沖縄県石垣市のサトウキビ、パイナップル、キマメ等の根圏土壌から検出されたHoplolaimus属線虫は、体長、口針長、食道線の核数、雄が検出されないことなどから、マダガスカルから記載され、沖縄...