摘要 開花調節技術をイネ科に適用するためにサトウキビとトウモロコシに遺伝子セットを導入し組換え体が得られつつある。耐湿性畑作物作出のため、イネ耐湿性に重要なスベリン合成系調節遺伝子候補をさらに探索し...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
c.温暖地における油糧作物を導入したバイオマス資源地域循環システムの構築
摘要 生産性の高いなたね・ひまわり品種の選定、安定栽培技術等の開発については、1)転換畑用ひまわり品種「春りん蔵」と「ハイブリッドサンフラワー」について、生育ステージごとに湛水試験を行い、前者は苗立...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)トウモロコシの耐湿性については、テオシントの持つ通気組織形成に関与する3つのQTLをトウモロコシ優良自殖系統「Mi29」に集積させた。イタリアンライグラスではマーカー選抜により「はたあおば」を戻し...
摘要 目的:本県に適したバイオマス作物の品種を選定し、併せて栽培技術を確立する。 成果:耐湿性が強い新系統を検討したが、8月の降雨による褐斑病で茎葉が枯死した。農業試験場本場、黒磯農場で検討し、褐斑...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)アスパラガス伏込み栽培のための1年生根株掘り上げ時期は、平地で育苗した根株では11月掘り上げよりも12月掘り上げの方が収量が多かった。高冷地で育苗した根株では11月掘り上げで高い収量が得られる場...
c.温暖地における油糧作物を導入したバイオマス資源地域循環システムの構築
摘要 (1)ひまわりの水分条件の発芽生育への影響評価法を明らかにし、2つ品種が耐湿性が高いことを見いだした。なたねの幼苗にはダブルロー品種にもグルコシノレートが含まれ、抑草効果の原因と推定することができ...
摘要 i)「北海90号」は黒根病抵抗性と耐湿性に優れることを確認し、品種登録を行うこととした。「北海90号」は15~17年の三カ年平均で根重7.33t/10a、根中糖分17.81%、糖収量1307kg/10aであった。収量は全道平均...
摘要 北農研育成のてんさい系統について、耐病性等の特性および道央地域における適応性を検討することを目的に、生産力検定試験、黒根病および耐湿性試験を実施した。平成17年度は、「北海90号」は糖量がやや低収...
摘要 北農研育成のてんさい系統の耐湿性を評価し新優良品種育成のための資とすることを目的に、耐湿性検定試験を実施した。平成17年度は、北農研育成1系統、基準品種5品種を供試し、5月6日に移植し、過湿土壌処理...
DNA マーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 栄養繁殖により増殖されるシバでは、育成者権の保護の観点から品種識別技術の開発が必要であり、実用形質の選抜用に開発したDNAマーカー(SSRマーカー)は、シバ属の種間・種内の近縁度の指標及び品種...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)トウモロコシでは幼植物段階の耐湿性関与マーカーを特定し、子実収量関与QTLを導入した準同質遺伝子系統(NILs)とその検定F1において、一部のQTLの効果を確認した。ごま葉枯病圃場抵抗性については複数...
東北タイ等における持続的畑作体系構築のための土壌管理等による栽培技術の開発
摘要 インドネシア西ジャワの高原地帯で頻発するキャベツの根こぶ病は短期間の輪作等、ホストを取り除くことにより初期の障害を抑制し、実用的に問題のないレベルまで回復できる。東北タイのサトウキビ地帯では、...
摘要 新しい水田転作作物としてのケナフの安定生産を図るため、高地下水位下でのケナフ品種の発芽特性、播種時期に対する生育反応、窒素施用量に対する反応等について検討を行った結果、ケナフの耐湿性の品種間差...
摘要 花粉親系統及び種子親系統の各種病害抵抗性、抽苔耐性の検定・評価、選抜により幾つかの有望系統を育成、更に新たな系統の育成を継続する。一代雑種では抽苔耐性、病害抵抗性、生産力検定試験から、複合抵抗...
摘要 ナタネは麦類に比べ耐湿性、耐雪性とも強く、多雪で排水不良な土壌条件下でも栽培が可能であるため、北陸地方の特異環境に適応する油脂用品種と野菜用品種を探索し、新規輪作体系の組み立てに役立てるために...
摘要 初期生育における耐湿性と、越冬前の秋季生育特性を調査した。耐湿性は、地下水位10■と3■を設定して検討した。地下水位の違いによる出芽率の差は認められなかった。播種1ヵ月後の生育は、地下水位が高い...