2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...
セルロース系バイオマスエタノール変換の高効率・簡易化技術の開発
摘要 未利用、低利用のセルロース系バイオマスの原料特性評価と粉砕・前処理技術の最適化に関しては、 a) 育種素材としてのセルロース系資源作物茎葉部粉砕物(146試料)について、水酸化カルシウム前処理の適用...
遺伝子サイレンシング利用による有用形質の効率的付与技術の開発
摘要 サイレンシング関与遺伝子が破壊されたイネ変異株あるいは重複変異株を選抜した。また、OsRDR1変異株では、RNAレベルでのサイレンシング誘導が阻害されていることを明らかにした。またそのOsRDR1変異株のト...
遺伝子サイレンシング利用による有用形質の効率的付与技術の開発
摘要 サイレンシング関与遺伝子が破壊されたイネ変異株あるいは重複変異株を選抜した。また、OsRDR1変異株では、RNAレベルでのサイレンシング誘導が阻害されていることを明らかにした。またそのOsRDR1変異株のト...
セルロース系バイオマスエタノール変換の高効率・簡易化技術の開発
摘要 未利用、低利用のセルロース系バイオマスの原料特性評価と粉砕・前処理技術の最適化に関しては、a)サトウキビ搾汁液及びバガス繊維質に含まれる六炭糖を用いて室温で高効率エタノール変換が可能なLTA法(低...
g.稲病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の選抜と有用QTL遺伝子集積のための選抜マーカーの開発
摘要 いもち病、紋枯病、ごま葉枯病、縞葉枯病、トビイロウンカ、ツマグロヨコバイ等の病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の育成については、1)いもち病抵抗性遺伝子Pi9を導入した「コシヒカリ」の同質遺伝子系統「...
b.未利用バイオマス及び資源作物を原料とした低コスト・高効率バイオエタノール変換技術の開発
摘要 バイオマス前処理の効率化に関しては、1)水酸化カルシウムを用いて室温(RT)で7日間稲わら等の前処理を行うRT-CaCCO法を開発し、これにより稲わらを非乾燥状態で貯蔵しながら、繊維質の前処理が可能とな...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
摘要 ナスを高温下で栽培すると花器の発育不全や受粉阻害が引き起こされ、生産量が低下する事が問題となっている。これまでの研究で、野菜茶業研究所で育成した単為結果性ナス系統の中には、高温下でも結実不良に...
摘要 ナスは、気候温暖化が進行する中、高温期の生産量低下が問題となっており、高温下でも高い結実率を示す実用的単為結果性ナス品種の開発が望まれている。そこで、野菜茶業研究所が開発する高温耐性ナスの産地...
摘要 1) 耐虫性、耐暑性、耐乾性の検定に供試するため、ササゲ属遺伝資源2,000系統以上をUSDA、IITA等から入手し、約700系統の種子増殖を行った。また、777系統のササゲ属種子を用いて、アズキゾウムシとヨツモン...
高温ストレス蛋白質遺伝子の単離と形質転換による機能解析(172)
摘要 葉緑体局在性低分子量高温ストレス蛋白質のセンス形質転換タバコ(ホモ系統、T3世代)の光合成系の高温耐性を検定した。光合成系のうち光化学系IIが高温に対する感受性が最も高く、高温で非可逆的に失活...
高温ストレス蛋白質遺伝子の単離と形質転換による機能解析(166)
摘要 8年度に作出した葉緑体局在性低分子量高温ストレス蛋白質(CtHSP)の形質転換タバコを自殖継代させ、センスおよびアンチセンスホモ系統(T3世代)をそれぞれ11系統、6系統得た。ノーザン解析によ...
摘要 斑紋限性の特徴を有する育成品種のべ64系統を春、初秋、晩秋蚕期に飼育し育成世代を進めた。育成世代の進んだ系統については日中交雑種を作出し、稚蚕人工飼料育・4~5齢桑葉育による交雑検定を行った。...