摘要 農林水産省におけるジーンバンク事業の一環として、わが国にも自生し、花木として重要なツバキ属植物について、遺伝資源の利用を促進するために、国内外からの収集、保存、特性評価および育種素材化を図る。...
摘要 国内のホウレンソウ品種・系統16点およびフダンソウ3点を供試した。5月11日に雨除けハウスに播種して慣行栽培を行った。播種後28日目にはほとんどの品種・系統が収穫適期の草丈25cmに達していたが、‘ノーベ...
摘要 イチゴの遺伝資源を収集・導入し、特性調査を進めるとともに無毒化・保存を図った。イチゴ栽培品種では、11年度までの292点に加え、新たに8点を導入し、12年度の保存は300点となった。また、イチゴ近縁野生...
摘要 茶品種間には複雑な遺伝機構を持つ不和合性が存在し、自家不結実性を示すことが多いため、遺伝解析や優良遺伝子の集積が難しく、効率的な育種が進め難い。自家和合性の遺伝子は既存の遺伝資源の中には見出さ...
摘要 ネパールから導入した164-2,沖縄から導入した317と323及び鹿児島から導入した356の4系統の特性調査を行った。対照としてエグイモ及び石川早生を用いた。今後未調査系統を調査する。また重複...
摘要 11年度は,6系統のスイカについて,1次特性を調査した.‘嘉宝’は雌花着生が遅れ,また,生理的落下が多かった.‘紅こだま’及び‘嘉宝’の果実は小型で,‘田端甘露’,‘都3号’は相対的に大きかった.それぞれ...
摘要 11年度は,30系統のメロンの1次,2次及び3次特性を調査した.‘Tendral Amerillo(27026949)’等は雌花と雄花の開花期がずれており,自殖種子を得るのは困難であった.着果率は高いものが多かったが,‘Petit...
摘要 10年度と同様にアブラナ科野菜の特性調査を行った。11年度はキャベツ13点、ハクサイ・ツケナ102点、ダイコン88点、カブ22点を供試した。キャベツでは、サボイキャベツが3点あり、これらのなかで‘Autum Green...
摘要 過去20年間に国内で用いられたレタスの主要品種18点を選び出して供試した。4月から5月にかけて3回播種した。育苗は無加温ガラス室の自然日長および同ガラス室で深夜2時間の光中断を行った長日の2条件下で行...
イチゴ近縁野生種の育種素材化のための有用形質の検索と遺伝解析(308)
摘要 中国・日本・アメリカ及びヨーロッパから収集・導入した13種32系統のFragaria属植物について、PCR-RAPD分析により種及び系統間の類縁関係を検討した。その結果、東アジアに分布するイチゴ近縁野生種について...
摘要 トマト、ナス、トウガラシ(ピーマンを含む)の導入品種・系統(近縁種を含む)を各40、10、31点、および農業生物資源研究所から再増殖を依頼されたトマト、ナス、トウガラシ品種・系統の各20、10、10点につ...
摘要 野生種及び栽培品種をカーネーションの育種に利用するため、交配親としての生態的特性や形態的特徴の調査を行う。11年度は最低気温13℃に管理したガラス温室内で栽培したカーネーション47系統について...
摘要 国内の五寸ニンジン45品種・系統を供試した。6月22日に播種して、120日目と150日目の2回、収穫調査を行った。この2回の収穫期の間に根重は平均で1.5倍程度増えたが、‘ひとみ五寸’等5品種では根重増加率が2倍...
摘要 ネギ遺伝資源157品種・系統の外部形態に関する特性、高温伸長性、黒斑病抵抗性および軟腐病抵抗性を明らかにした。また、F1品種を除く144品種・系統のなかから8品種・系統に雄性不稔個体を見出した。ニンニ...
摘要 栽培イチゴでは新たに3点を導入したが、炭そ病等により8点が消滅し、292点を保存した。また茎頂培養による無毒化では、低温培養庫の冷凍機が故障したため枯死株が発生し、再培養等により回復に務めたが、1...
摘要 ニラ品種の休眠特性について、休眠は10月26日以降に始まり、10月26日から12月9日にかけて最も休眠の深い時期と考えられた。‘テンダーポール’、‘スーパーグリーンベルト’、‘グリーンベルト’などは休眠が浅く...
摘要 11年度は,66系統のキュウリについて,1次,2次及び3次特性を調査した.‘WI2757’等は矮性で,節間長が短かった.自然発病によるべと病抵抗性評価を行ったところ,‘SQR2450’,‘梨郎早黄瓜’等は極めて弱か...
摘要 11年度は,31系統のニガウリについて,1次及び3次特性を調査した.‘980083’等の青長系統は雌花着生が遅れ,着果性に劣った.果肉厚は一般に薄かったが,‘沖縄ゴーヤ1’や‘短太’は比較的厚かった.すべての...
摘要 11年度には、評価として、保存中のツバキ品種33点、ヤブツバキ系統13系統、サザンカ品種13点につき、1次特性9~12形質と2次特性の花粉稔性の調査を、また、サザンカ30点につき、3次特性の挿...
摘要 11年度は野生種も含めて、1次特性は28品種・系統、2次特性は露地越冬性を134品種・系統、3次特性は繁殖の難易を143品種・系統について、それぞれ調査を行った。また、種苗管理センターへ10品...