摘要 沖縄支所の亜熱帯条件下で作物遺伝資源特性調査を実施した。稲遺伝資源200点の一次必須特性13項目、二次特性2項目を調査した。葉いもち圃場抵抗性検定とともに、200点の籾と玄米の画像データを収録した。サ...
摘要 イチゴ疫病に対する健全苗の生産技術、化学的、耕種的防除対策を検討し、さらに抵抗性検定法を開発し、品種の感受性程度を明らかにすることによって総合防除対策を確立し、いちごの安定生産に寄与する。土壌...
13.野菜特性検定試験(2)レタスの腐敗病・すそ枯れ病抵抗性検定試験
摘要 (独)東北農業研究センターが育成した「盛岡1号」、「盛岡2号」の腐敗病、すそ枯れ病に対する抵抗性を検討した。本年は、腐敗病抵抗性、すそ枯れ病抵抗性いずれについても標準品種(「テキサスグリーン...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出
摘要 リンゴ品種「印度」斑点落葉病耐病性突然変異体の詳細な形質調査の結果、形態的な差異は認められなかったが、耐病性以外では花粉の稔性低下が確認された。しかし、突然変異体の花粉を用いた受粉試験の結果、...
病害抵抗性遺伝子等を導入したブドウ等の形質転換体における導入遺伝子の影響評価
摘要 i)リゾチーム遺伝子を導入したブドウ形質転換体16系統のうち、うどんこ病に対して1系統、黒とう病に対して1系統、根頭がんしゅ病に対して2系統が、抵抗性を示した。ii)ジーンサイレンシングを利用した高い...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出
摘要 リンゴ品種「印度」の斑点落葉病耐病性突然変異体は、原品種より耐病性が高く果実形質に大きな差は無かった。ナシ黒斑病毒素の簡易安定的な作成法及びナシのモデル品種苗木へのγ線急照射条件の検討を行った...
摘要 無菌状態のブドウ巨峰培養個体への病原菌の接種による発病が、黒とう病菌、うどんこ病菌、灰色かび病菌において可能であった。純粋培養できない病原菌の場合、雑菌の汚染により、ブドウ培養個体の生育が阻害...
摘要 リンゴの育種能率を向上させるためには諸形質の遺伝関係の解明が不可欠である。11年度は腐らん病抵抗性とうどんこ病抵抗性の遺伝様式を解明するため、リンゴ属及びナシ属各品種・系統の抵抗性検定を行って遺...
摘要 ウイルスに抵抗性を発現するウイルス外皮蛋白質遺伝子を植物体に導入するためのバイナリーベクターの構築を行った。リンゴクロロティックリーフスポットウイルス(ACLSV)cDNAの外皮蛋白質遺伝子の領域を、...
摘要 耐病性のブドウ野生種からフィトアレキシン作用とともに動脈硬化防止作用や抗がん作用等の機能性も有するレスベラトロールの合成酵素であるスティルベンシンターゼの遺伝子を単離してキウイフルーツに導入し...
摘要 マルバカイドウでのリーフディスクからの再分化率は約60%であった。ACLSVの外皮蛋白質遺伝子をもつバイナリーベクターをアグロバクテリウムにより導入を試みた。マルバカイドウで24株、王林で6株...
摘要 平成8、9年に黒星病の発病調査を行った結果、果実および枝のいずれにおいても、調査したウメ品種間で発病度には顕著な差異があり、高度の罹病性品種(豊後久留米、道知辺、竜峡小梅等)及び抵抗性(剣先、...
摘要 リンゴは来歴不明や両親不明の品種が多く、しかも遺伝的にヘテロであるため、諸形質の遺伝関係の解明には困難を伴うが、育種能率を向上させるためにはこの解明が不可欠である。平成10年度はリンゴ不和合性...
摘要 マルバカイドウの葉片(MO84)からの再分化が数%以下の低率であったが、再分化条件を検討した結果、常時50%以上再分化可能な条件を確立することが出来た。今後漸次遺伝子の導入を試みていく予定であ...
摘要 本研究では、■キチナーゼ遺伝子導入によるブドウ菌類病抵抗性素材の作出、■得られた組換え体の抵抗性メカニズムの解明を目的として研究を行う。研究内容としては、ア)菌類病抵抗性の評価(9~11)、イ)...
β-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子の導入による病害抵抗性ブドウの作出
摘要 現在の果樹病害の防除は殺菌剤に依存する割合が高く、その改善方策として病害抵抗性品種の早急な開発が求められている。本研究では、菌類の細胞壁を構成する多糖類の一つであるβ-グルカンを加水分解する酵...
摘要 リンゴでは、わい化栽培の普及に伴い、わい性台木の根幹部の腐らん病の被害が問題になっており、腐らん病に対する抵抗性台木の育成が望まれている。これまでに切り枝を用いた抵抗性検定の際の諸条件を解明し...
摘要 我が国で発生が認められている植物病害のうち、約70%は菌類による病気であり、菌類病抵抗性育種に向けた素材の作出は重要な課題である。特にブドウでは、菌類病に対して有用な育種素材が少なく、組換えD...
摘要 この課題では、イネキチナーゼ遺伝子をブドウに導入し、耐病性の個体を作出する事を目的としている。キチナーゼ遺伝子を‘甲州三尺’、‘ネオマスカット’に導入し、形質転換体を得た。形質転換体のキチナーゼタ...
イネ・キチナーゼ遺伝子導入によるうどんこ病抵抗性作物の作出(266)
摘要 イネから単離された溶菌酵素キチナーゼの遺伝子を、菌類病に対して有用な育種素材の少ないキュウリ及びブドウに導入し、新たな菌類病抵抗性素材を作出することを目的として研究を行った。8年度は(1)導入...