
摘要 ナシ園に発生するハダニ類(ナミハダニ,オウトウハダニ,クワオオハダニ)の卵および若虫に対する天敵昆虫(キアシクロヒメテントウ,ヒメハダニカブリケシハネカクシ)の選好性を検討した。また,ナシ圃場...

摘要 果樹試験場およびその周辺地区において,クリタマバチ乾固虫えいを採集し,天敵であるチュウゴクオナガコバチの羽化消長を調査した。その結果,いずれの地域でも羽化数が2年連続して大きく減少し,100虫え...

摘要 導入天敵チュウゴクオナガコバチによるクリタマバチ制御過程の解明と、土着天敵クリマモリオナガコバチに対する影響評価を目的とする。長野県小布施町の自生グリから1993~1998年に羽化したTory...

摘要 果樹ハダニ類の防除に最適な土着天敵群集を解明するため、主要な昆虫天敵であるハダニアザミウマ、ヒメハダニカブリケシハネカクシ、キアシクロヒメテントウの幼虫において、餌となるハダニの種の違いが発育...

摘要 導入天敵チュウゴクオナガコバチによるクリタマバチ制御過程の解明と、土着天敵クリマモリオナガコバチに対する影響評価を目的とする。定期的にクリの新梢又はクリタマバチのゴールを採集後解剖し、クリタマ...

摘要 薬剤抵抗性の発達が著しい果樹ハダニ類の防除に最適な土着天敵群集を解明するため、防除強度の異なるナシ園でハダニと天敵の種構成及び各種天敵の捕食量を調べた。無防除園では昨年同様、オウトウハダニが優...

摘要 平成8年度に比較して虫えい数が減少した地区が多かったが、この原因としてチュウゴクオナガコバチによるクリタマバチの密度減少に加え、改植による虫えい着生樹が多数伐採されたことがあげられた。一方、虫...

摘要 クリの重要害虫クリタマバチの導入寄生蜂チュウゴクオナガコバチと土着寄生蜂クリマモリオナガコバチの生態学的および遺伝学的相互作用の実態を解明することを目的とする。クリタマバチゴールの定点採集、ゴ...

摘要 無防除園ではオウトウハダニ、殺虫剤無散布園ではミカンハダニ、慣行防除園ではナミハダニが優占した。無防除、殺虫剤無散布園では8月上旬からハダニ密度が上昇しはじめ、下旬にピークがみられた。しかし天...

摘要 "クリの重要害虫クリタマバチの防除に、中国から導入されたチュウゴクオナガコバチは、関東地区においてクリタマバチの減少をもたらすと同時に、土着の近縁種クリマモリオナガコバチへの影響を与えている。...

摘要 導入天敵が対象害虫と、競争関係にある土着天敵へ及ぼす影響を解明することを目的とした。3年にわたるクリタマバチゴールの定点採集・羽化調査から、関東、中部地区においては筑波地区と同様に、チュウゴク...

摘要 ハダニ類の卵を捕食する天敵はハダニの密度に非常に大きな影響を与えるが、いずれの天敵も動かない卵を好んで餌とする。そこで卵の捕食をモニタリングする方法の開発を試みた。走査電子顕微鏡での観察により...

クリタマバチ寄生蜂Torymus属の系統間・種間関係の解明と同定法の確立(241)
摘要 クリタマバチの生物防除のために中国大陸から導入された天敵寄生蜂チュウゴクオナガコバチ(SS)と土着天敵クリマモリオナガコバチ(BE:早期発生型、BL:後期発生型)は外部形態による識別がきわめて...

クリタマバチ寄生蜂Torymus属の系統間種間関係の解明と同定法の確立
摘要 クリタマバチの生物防除のために中国大陸から導入された天敵寄生蜂チュウゴクオナガコバチと土着天敵クリマモリオナガコバチは外部形態による識別がきわめて困難である。そこで外部形態の微細構造を再検討す...