摘要 アブラナ科野菜の苗立枯れ症を生物的に防除する技術を開発するため、作物病害糸状菌を摂食するトビムシ類を野外から選抜し、大量増殖系を確立することを目的とした。新たに収集したトビムシ類のうち、シロト...
摘要 ノズルの特性調査では、ノズル粒子径の大小が、有効塩素濃度にも大きく影響すること、並びに、有効塩素の有無による防除効果では、有効塩素濃度がない電解水でもキュウリのうどんこ病に対する抑制効果の可能...
人・機械共生型機械システムの開発-野菜栽培用小型作業車両の開発
摘要 野菜の施設栽培では、畝立てや播種、管理作業などで歩行型の小型管理機が用いられることが多いが、従来の小型管理機は、その構造から作業時や回行時の操作性、取扱い性に問題があり、また、作業安全や作業環...
摘要 ホウレンソウの直播栽培に雑草防除や高温期の生育安定が期待できる再生紙マルチの利用技術を開発した。再生紙マルチは通気性・透水性を有するため、種子がマルチ孔から離れて発芽した場合でも2cm程度であ...
摘要 環境保全型の露地野菜生産の支援を目的として、圃場ごとの管理記録、作物生育状況、気象データなどの情報をもとに、各圃場に応じた作付・管理体系の解析を行うシステムの開発を進めた。1)圃場情報の解析を...
摘要 電解水を利用した生産の向上・品質の向上・減農薬を目指し,メロン・キュウリを対象に圃場での防除試験を行った。メロンでは,強酸性水散布は,農薬散布区に比べてうどんこ病の発生割合は多かったが,全般的...
摘要 電解水は農薬に替わるとされ,注目を集めているが,その評価や利用方法などは,まだ確立されていない。本研究では,電解水を利用した生産性の向上・品質向上・減農薬を目指した野菜栽培技術の確立を目的とし...
摘要 電解機能水の野菜栽培への効果の科学的実証と利用法の体系化を行い、農業者の電解機能水の導入に向けた情報の提供を行う。電解機能水による野菜の生育への影響や薬害の発生する条件を明らかにする。薬害を起...
有機質資材及び耕種的技術による野菜の土壌病害回避技術の開発(41)
摘要 アブラナ科野菜根こぶ病に対する石灰資材の効果について検討を行った。各種石灰資材(石灰窒素、苦土石灰、炭酸カルシウム)を播種 2週間前に 0.1%(w/w)混合して試験に供した。104個/g土壌接種区では、粒状...
摘要 継代飼育中のLepidocyrtus cyaneus, Sinella curvisetaは麹を餌とし,園芸培土中で人工飼育可能であったが,あまり増殖せず,この手法による大量飼育には適さなかった。トビムシ・Folsomia hidakanaの人工...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(43)
摘要 アブラナ科野菜萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、土壌への有機質資材施用による防除効果をみるために、慣行の施肥の他に有機質資材(カニ殻)を2種類の畑土壌(淡色黒ぼく土と腐植質黒ぼく土)に施用し...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(44)
摘要 アブラナ科野菜の萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、有効なエンドファイト(植物体内共生菌)を探索・収集・選抜した。キャベツ苗や土壌から糸状菌を730菌株分離し、PS液体培地で振とう培養したそれ...
摘要 現地圃場において、土壌診断を行い、その結果に基づいて、福島県白河市篠宮氏のブロッコリー圃場を用い、個別技術の組み立て試験を行った。現地圃場の菌密度は、約2x105(個/g土壌)であった。発病度は、無...
摘要 根こぶ病に対して対抗性を有する対抗性植物を選抜し、効果の安定していた葉ダイコンのより有効な利用法について検討を行った。普通黒ボク土における後作ハクサイの根こぶ病の発病は、前作葉ダイコンの栽培期...
アブラナ科を中心とした減農薬栽培野菜の消費動向の解明(47)
摘要 東京都23区の住民に対して行った郵送アンケートの結果から,約8割の消費者が「減農薬栽培の野菜が通常栽培よりよい」と考えているが,減農薬栽培の定義については過半数が「どうしようもない時に使用する...
アブラナ科野菜根こぶ病菌の高感度・迅速検出技術の開発(48)
摘要 根こぶ病防除手段の有効利用には土壌菌密度調査等の土壌診断が重要である。そこで根こぶ病菌の菌密度調査を従来の染色法に加え、CCDカメラ、画像取り込みソフトなどを用いて比較的簡単に識別できる菌密度調...
根こぶ病の対抗性植物利用と土壌診断技術による総合防除技術の確立(49)
摘要 合成農薬に替わる病害防除技術を開発し、それらの諸技術と必要に応じて合成農薬を組み合わせたキャベツ根こぶ病の総合防除法を検討した。10の4乗接種区では前作無作付区に比べ、供試した全ての対抗性植物区...
摘要 白河市白坂地区での11年実施のプリテスト結果は次の通り。ブロッコリー農家の農薬散布の実態と病害虫の発生は,(1)農薬の平均散布回数は春作型1.7回,夏作型3.3回。(2)病害被害では根こぶ病,次いで軟腐病...
セル成型苗育苗時におけるトビムシ類の生態と苗立枯れ症防除効果の解明
摘要 Rhizoctonia solaniを摂食するトビムシ類を用いたアブラナ科野菜の苗立枯れ症防除法を実用化するため,トビムシ類の生存に適したセル育苗箱への導入手法と育苗条件を解明する。12年度はトビムシ・Folsomia h...
人・機械共生型機械システムの開発-野菜栽培用小型作業車両の開発
摘要 ハウス内での野菜栽培における各種作業を行える車両の開発を前提に、果菜類栽培の実態調査、及び管理や運搬作業に使われている市販の小型車両を調査し、開発すべき車両の構造等について検討した。その結果、...