摘要 目的・背景:交雑育種では難しい、耐病害虫性や、花もち性等の優良形質の導入により新品種を開発する。期待される効果:トルコギキョウ、スプレーギク、スイトピー等に優れた形質を持つ品種の育成が図られる...
12.花きの育種及び品種選定 (5)秋冬出し栽培に適したトルコギキョウ育種素材および新品種の育成
摘要 夏季高温でロゼット化しにくい、また、冬季寡日照下で生育開花性が優れる等、有用な特性を持つ、育種素材の固定種を育成することを目標に、市販の品種の自家交配を行い、花きの高温条件を与えてもロゼット...
1.遺伝子組換えによるストレス耐性新品種の育成 (2)遺伝子導入技術の確立と形質転換体の作出
摘要 遺伝子組換えによりシクラメンとトルコギキョウの環境ストレス耐性新品種を育成するため、FAD遺伝子の導入を行った。シクラメンでは、‘ビクトリア’と‘K523P’の形質転換体をそれぞれ12、26個体ずつ獲得した...
摘要 トルコギキョウ、カーネーション、マーガレットなどの高品質安定生産技術の確立とラナンキュラス、リモニュウム等新規品目の導入に関する栽培技術試験並びにカーネーションの品種育成を行った。 研究対象 ...
開花と花の形態の形成遺伝子の制御機構の解明と花卉園芸植物への応用
摘要 シロイヌナズナをモデル植物として、花器官形成に関わる新規な遺伝子TFL2についてその機能を、花成における日長、温度との関係について遺伝学的、分子生物学的方法を用いて解析し、その成果を園芸作物(...
植物におけるレドックス制御の分子機構の解明とその農産業への応用
摘要 植物体における酸化還元(レドックス)調節は、発芽、生長、開花、結実といった生理作用に深く関わっていることが示されている。ここでは、このような生理作用の分子機構を解明するとともに、それを園芸・農...
摘要 花き園芸植物の花器官や花序形成に関する遺伝子を単離、改変することにより、遺伝子の機能や効果を明らかにし、八重咲きや多花性等の園芸的付加価値を持った新品種育成に役立てる。イネMADS box遺伝子をペチ...
摘要 目的:トルコギキョウは花色や花形がバラエティに富むことが大きな特徴で、市場では品種による価格差が大きく、生産者から新形質の品種開発に対して大きな期待が寄せられている。そこで、優れた特性をもつ「...
摘要 植物体から切り離した交配後4-9週間の未熟果の一定の低温処理により、ロゼット化軽減する手法を開発した。処理開始時期は品種によって異なったが、7週間後から9.5-13.5度Cで処理すると、ほぼ共通して...
摘要 キクでは夏季の開花特性を実生1年目で検定する方法を開発することを目的として、播種期の影響を調査した。栄養繁殖された2年目以降と同様な生育を、実生1年目で示す播種期は、3月以前であると推察された...
摘要 キクでは、夏季に電照で開花調節が可能な系統を効率よく選抜するため、夏の自然の温度と日長で栽培した場合において、指標として利用できる特性を検討した。その結果、自然条件で開花が早く、二次花房の形状...
摘要 暖地では、高温環境が大きな成育阻害要因となっている。育種によって生態的特性を変化させ、環境に対する適応性を高めれば、低コスト・安定生産に寄与できる。宿根性切り花のキクやトルコギキョウ等を対象と...
摘要 クルメツツジとサツキの交雑において交雑不親和は存在せず、この交雑からサツキより開花期が早い、および開花が花芽直下からの萌芽より先行する個体を得た。わい性シュラブでありながら、挿し木発根性に優れ...
摘要 交雑親和性が極めて低いとされるが、ミツバツツジ節の‘サクラツツジ’を種子親にし、ヤマツツジ節の‘黒龍、若楓、呉服、新常夏、新宮城野、白妙’の交配、‘ヒュウガミツバ’ב黒龍’の交配、ヤマツツジ節の‘若楓...
キク及びトルコギキョウにおける発育相の転換と内生生理活性物質との関わりに関する研究
摘要 通常頂花から基部に向かって開花するスプレーギクで、開花順序が逆転する形質を育種上利用しようとする試みがなされている。そこで、感光相からロゼット相への発育相の転換が想定されるキクの開花順序の逆転...
摘要 ヤマツツジ節の園芸品種ヒラドツツジ‘天祥’とミツバツツジ節野生種のRhododendron tashiroiの交雑から得られた節間雑種の花粉退化の要因はタペート細胞および葯壁との養分競合と推定さ...
キク及びトルコギキョウ等における発育相の転換と内生生理活性物質との関わりに関する研究
摘要 スプレーギクは通常は頂花から基部に向かって開花していくが、時として開花順序が逆転する現象がみられる。このような現象は生産上好ましくない形質であると考えられてきたが、近年、このような性質を積極的...
農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(33)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)抵抗性付与遺伝子として、サテライトRNA(satRNA)のcDNA及び外被タンパク質(CP)遺伝子を単離して植物発現用ベクターへ組み込んで外来遺伝子としての利...
栄養繁殖性作物の突然変異セクターの拡大と利用法の開発(230)
摘要 トルコギキョウの放射線育種法を開発するために、3品種を対象に緩照射と培養法を適用し、小輪を目的形質として変異誘発効率を比較した。幼苗に90日間1日当たり0.25~1.5Gyの照射を行なったとこ...
花きにおけるアグロバクテリウムによる形質転換技術の開発(70)
摘要 夏秋ギク150品種を供試し、茎切片からの不定芽形成能を比較検討した結果、不定芽形成率が高く、しかも正常に不定芽が伸長する品種として‘しなの光’など6品種をスクリーニングできた。また、トルコギキョ...