摘要 ZYMVの外被タンパク質(CP)遺伝子のキュウリ‘新北星1号’及び‘青節成’への導入を試み、26系統の形質転換植物を得た。ZYMV抵抗性については、形質転換当代の5系統で非形質転換体に対し発病遅延...
摘要 近年根こぶ病抵抗性品種(CR品種)がり病化する事例が増加しており、CR品種を侵す根こぶ病菌を用いた抵抗性育種も始められている。しかしこの新抵抗性品種も侵される事例が認められており、現状の育種方...
摘要 ピーマンの青枯病抵抗性素材検索のためにトウガラシ近縁種64系統を青枯病汚染圃場に定植し、青枯病原細菌を潅注接種して抵抗性の系統間差異を検討した。64系統のうち7系統が強度抵抗性、11系統が中程...
摘要 5年度までに異なる産地から収集した根こぶ病菌に対する抵抗性反応が市販のハクサイ抵抗性品種間で異なること、及びキャベツ類においても同様な抵抗性反応の差異が示唆されることを明らかにした。また‘かん...
摘要 最近の導入種を含めた34品種・系統の抵抗性を明らかにした。‘堀田ワンダー’、‘Genaral Chanzy’、‘Catskill’、‘エバーベリー’など15品種・系統程度が抵抗性品種として挙げられ、‘...
摘要 茶の重要病害の一つである輪斑病について主要な品種・系統の抵抗性に関する遺伝子解析を行った。輪斑病抵抗性は2つの優性な抵抗性遺伝子Pl1及びPl2によって支配されており、Pl1は高度抵抗性を、P...
摘要 ダイズ落葉病の抵抗性遺伝資源の探索試験では大豆品種300品種・系統を供試し、落葉病強発生圃場で開花後3週間目に子葉節間の維管束褐変率により検定した。その結果、発病率が0%の品種は6点、95%以...
摘要 北海道夕張市及び高知県で新たなメロンつる割病菌が分離され、本菌株(各々、夕張菌、高知菌と仮称)は台木用品種を含め従来の抵抗性品種を侵すことが報じられた。そこで、両菌株の病原性を明らかにするとと...
摘要 イネいもち病はわが国のみならず世界的にも最も重要なイネの病害であり、年により大発生し、わが国の稲作に大きな被害を与えてきた。これまで、本病に対する抵抗性品種が多数育成されてきたが、しばしば抵抗...
摘要 国際的な競合が激化しつつある中で、わが国のリンゴ産業の安定的な発展を図り、消費者に食味が良く、安全なリンゴの供給を図るためには、より高品質で省力栽培が可能な新品種の開発が必要である。リンゴでは...
摘要 雲南省において、合系系統のいもち病耐病性評価を行うとともに、他の病害に対する抵抗性品種育成の必要性について調査を行った。調査地点は昆明市及びその周辺地域7か所であるが、本年は移植期から穂ばらみ...
摘要 赤かび病の被害検定を画像解析装置を用いて迅速かつ正確に測定する手法を開発するため、被害粒の画像判定手法を検討した。その結果、赤かび病の被害部位の周囲長を測定し、一定未満の被害程度の健全率を算出...
摘要 ピーマンの青枯病抵抗性素材検索のためにトウガラシ(主に辛味種)65品種・系統を青枯病汚染圃場に定植し、青枯病原細菌を潅注接種して抵抗性の品種間差異を検討した。65品種・系統のうち4品種・系統が...
摘要 異なる産地から収集した根こぶ病菌株をキャベツ類の抵抗性品種に接種し、キャベツに対する病原性の差異を調査した。‘Bohmerwaldkohl 72755’及びこれを抵抗性親とした‘中間母本農1号、...
摘要 イチゴの耐病性育種はこれまで遅れており、萎黄病についても昔からイチゴの連作障害の主要因とされながら、抵抗性育種はほとんど行われていない、そのため、現地では依然として被害が著しくみられる。そこで...
摘要 ピーマンの青枯病抵抗性素材検索のためにトウガラシ(主に甘味種)81品種・系統を青枯病汚染圃場に定植し、病原細菌を潅注接種して抵抗性の品種間差異を検討した。その結果、14品種が強度の抵抗性、12...
摘要 L.pennelliiの持つ根腐れ萎ちょう病抵抗性を導入した抵抗性系統を育成するために、B5F5世代及びB6F4世代の抵抗性選抜を行った。B5F5世代では4系統のうち2系統が全個体罹病性であっ...
摘要 いもち病抵抗性品種の育成においては、圃場抵抗性と真性抵抗性の両方を利用することが望まれる。そこで、圃場抵抗性の検定法を確立するとともに、インディカ稲の抵抗性遺伝子について調べた。葉いもち圃場抵...
摘要 ピーマンの重要病害としてはTMV、CMV、疫病、斑点細菌病、青枯病等がある。この中で疫病と青枯病は土壌伝染性の病害で、一旦発生すると効果的な薬剤がなく、被害が著しい。疫病については抵抗性育種が...
摘要 メロンではワタアブラムシ抵抗性育種が進展し,生産の安定性及び生産物の安全性の向上に大きく貢献することが期待されている.しかしながらこの抵抗性品種を用いてもその他の害虫に対しては従来どおりの薬剤...