摘要 多様な飼料資源を活用した放牧技術を開発するため、1)落葉広葉樹二次林の黒毛和種繁殖牛による夏季放牧利用において課題となっていた放牧牛の急速な体重減少は、林内を孔状に皆伐して小面積の草地を造成...
傾斜地における草地更新技術の開発 1)傾斜地への牧草性地被植物利用に関する試験
摘要 目的:放牧草地の更新が行われにくい急傾斜地は裸地化し、その有効利用面積の縮小とともに表土流失が危惧される。そこで、匍匐茎で増殖し、牧草として利用できる地被植物種子を当牧場等で完熟した堆肥の覆土...
摘要 目的:無放牧またはチモシー基幹放牧からチモシー(以下TYとする)及びメドウフェスク(以下MFとする)を基幹とする放牧への移行手順を、現地での組み立て実証に基づき明らかにする。本年度は、作溝式追播機...
1.家畜・牧草の高品質・安定多収生産技術の確立(1)牧草の栽培利用技術の検討 (i)高標高地域における牧草の新品種選定
摘要 本県高原地域で栽培されている牧草のうち、主要品種であるトールフェスク6品種(サザンクロス、ナンリョウ、MaxQJesup、Dovey、Resolute、Bronson)、ケンタッキーブルーグラス4品種(アワード、バーティ...
摘要 匍匐茎で増殖し、牧草として利用できる地被植物種子を当牧場および県畜産試験場で完熟した堆肥と混合散布し、その発芽・伸展状況を観察することでこの手法に適する草種・品種を選定し、複合的機能を有する放...
摘要 高原地域で栽培されている牧草のうち、主要品種であるオーチャードグラス、ペレニアルライグラス、トールフェスク、寒地型牧草地の春秋の増収が期待されるハイブリッドライグラスと放牧適性が高いケンタッ...
摘要 阿蘇地域等の暖地高原地帯に適する高品質・多収な草種・品種を選定し、放牧期間の延長や粗飼料基盤の拡大を図る。14年度には11年度から実施しているオーチャードグラスとペレニアルライグラスの品種比...
摘要 寒地における省力・持続型放牧草地としてケンタッキーブルーグラス草地に着目し、その造成技術を2種類開発した。造成翌年からケンタッキーブスーグラス草地として利用する場合には除草剤の播種前雑草処理を...
摘要 11年度では、定置放牧条件におけるホルスタイン去勢牛の増体を改善するため、放牧頭数の調節を早めに行った結果、輪換放牧に遜色ない生産性を確保できた。また、北海道の標準的な施肥条件で昼夜放牧を行う...
北海道におけるナガハグサ型草地の確立および維持条件に関する研究(177)
摘要 旭川市内の造成後20年経過したナガハグサ型草地に窒素とカリ施肥区および無施肥区を設け、現在まで3年間にわたり追跡調査中である。各区とも、植被率は93%以上、群落高は5~10cmに維持され、裸地...
摘要 施肥量と放牧圧が放牧草地の植生変化に及ぼす影響について検討した。設定した施肥水準ならびに放牧圧の範囲においては、オーチャードグラスが比較的安定した遷移を示すのに対し、ケンタッキーブルーグラスは...
摘要 異なった作物・品種間でみられる耐凍性の違いがどのような生理機構に由来するかを明らかにするため、芝草7草種・22品種および牧草3草種・3品種を用い、越冬前後の耐凍性・暗黒下再生量・冠部糖含量・組...
摘要 放牧草地の植生変化に及ぼす施肥と放牧圧の影響を解明するため、施肥量(3水準)と放牧圧の強度(3水準)を組み合わせた処理を設けた。各処理の放牧条件下における植生遷移の方向性について、定点調査の植...
摘要 放牧による省力的家畜生産のため、北海道で安定性が期待されるケンタッキーブルーグラス(KB)に注目し、チモシー(TY)を対照として、草種構成の安定性と生産水準の比較を開始した。放牧方法の処理とし...
色彩的手法を用いた芝草の草種・品種のアメニティ機能の評価(13)
摘要 9年度に新たに暖地型芝草(バーミューダグラス18種、シバ10種、ディジタリア類6種)及び寒地型芝草(ケンタッキーブルーグラス71種、ファインフェスク77種、トールフェスク43種、ペレニアルライ...
肉用繁殖牛のための超低コスト草種・品種の選定と最適放牧利用法の開発(171)
摘要 リードカナリーグラス(RCG)、クリーピングレッドフェスク(CRF)、トールフェスク(TF)、ケンタッキーブルーグラス(KB)の嗜好性を採食時間割合から検討した結果、TF≧KB>RCG≧CRFの...
摘要 チモシー、ケンタッキーブルーグラス及びシロクローバを混播し、刈り取り時の草丈と刈り取り高さを変えて処理区とし、草種構成に及ぼすそれらの影響を解析した。処理1年目にはチモシーの割合が全処理区で減...
摘要 現在の少子化と将来にわたる高齢化により、21世紀の北海道における農村の労働力不足は深刻化し、農地の余剰が予想される。土地利用型草地畜産経営において耕作放棄地の増大を防止するには、離農跡地を取り...
寒地型牧草の混播によるバーミューダグラス草地の雑草防除法の確立(49)
摘要 バーミューダグラス草地に寒地型牧草を追播することで、バーミューダグラスの休眠期(秋期~春期)およびその生育初期に侵入する雑草を抑制することを目的とした。バーミューダグラス草地にイタリアンライグ...
肉用繁殖牛のための超低コスト草種・品種の選定と最適放牧利用法の開発(253)
摘要 リードカナリーグラス(RCG)、クリーピングレッドフェスク(CRF)、トールフェスク(TF)、ケンタッキーブルーグラス(KB)の4草種の採食時間割合からみた嗜好性は、TF≧KB>RCG≧CRFの...