
摘要 九州中央山地におけるブナ林の天然更新過程を解明することを目的として,種子生産と実生定着を長期的に観測した結果,ブナの種子生産による繁殖が極めて限定的であり,更新には種子の大豊作とスズタケの除去...

摘要 雲仙普賢岳火山荒廃地における木本優占種の緑化種オオバヤシャブシ(Alnus sieboldiana)は防災上は極めて有効であるが自然植生の回復を阻害する可能性もある。緑化植物群落の植生遷移に関する基礎資料とする...

摘要 造礁サンゴの保全は、サンゴ礁における水産業の振興を考える上で極めて重要である。保全のためにはその繁殖様式の解明が重要だが、サンゴでは未だ群体の遺伝子型を判定するマーカー遺伝子がない。そこで本課...

内分泌かく乱物質が内湾干潟域に生息する底魚類の再生産に与える影響実態の把握
摘要 生活排水や工場排水に含まれる内分泌かく乱物質の影響が顕著に顕れると予測される有明海をモデル海域とし、干潟河口域に生息する底生魚類(異体類やハゼ類)の繁殖生理や繁殖行動における異常の有無及び程度...

摘要 10年度は天然でのクルマエビ雌の産卵割合に季節、サイズ、生息場所による相違がみられた。すなわち、産卵割合は6月に極大を示し、外海に近いほど、サイズが大型ほど高かった。成熟と環境要因との関係を検...

暖温帯の野崎島に生息するニホンジカの行動生態学的研究(783)
摘要 調査地である長崎県五島列島野崎島では、奈良公園や金華山にみられるテリトリーやハーレムよりもルーズなdominance areaが形成されることがこれまでの研究から明らかにされてきた。10年度実...

九州地域の森林におけるカラ類等の鳥類と昆虫類との相互作用(779)
摘要 照葉樹二次林内の調査区25haにカラ類用巣箱100個を架設し、巣箱で繁殖したシジュウカラのつがいを対象に親鳥による雛への給餌行動を記録・解析した。調査地では餌の66%がチョウ目幼虫によって占め...

摘要 本研究は温帯、亜熱帯海域の有用甲殻類の繁殖様式や成熟特性を解明することを目的とする。9年度は重要増養殖対象種であるイセエビの卵形成過程、生殖周期、産卵パターン等の繁殖生態を検討した。甲長47m...

新定着害虫ガイマイツヅリガの分布拡大の可能性の検討(113)
摘要 ガイマイツヅリガ(Corcyra cephalonica)は熱帯から亜熱帯にかけて問 題のある貯蔵食品害虫で、特に米(精米)での被害が大きい。本種はわが国においては沖縄県でのみ定着が確認されて...

摘要 熊本県産のニホンジカのメスの繁殖特性について調査した。7年2~3月にかけて熊本県八代郡、球磨郡内9町村で合計172個体(オス87、メス85)が捕獲され、第一切歯を用いて年齢を査定した。0才の妊...

九州地域の森林におけるカラ類等の鳥類と昆虫類との相互作用(797)
摘要 照葉樹二次林に100個のカラ類用巣箱を架設し、そこで繁殖するシジュウカラの繁殖生態と餌となる森林昆虫の発生量との関係を調査した。調査地における一腹卵数はやや少なかったが、1繁殖期のデータだけで...

摘要 種苗生産等の飼育条件下では対象生物は高密度など種々のストレスを受けることが多い。生産現場では不適な飼育条件下において個体の持つ本来の生体防御機能が低下し、疾病等による減耗が発生し易くなることが...

摘要 亜熱帯海域における増養殖技術開発は多くの課題が残されており、甲殻類についても親魚養成の観点から成熟サイズ等繁殖や成熟に関する基礎的知見を集積する必要がある。本研究は当該海域の有用甲殻類の繁殖様...

摘要 アカシア属樹木の類似被害にセタトキスチス属菌が報告されているので、再度漏脂症状部位から分離試験を行ったが分離されなかった。接種試験の経過は、樹脂流出を停止し、壊死病斑はカルス形成により閉鎖され...

摘要 ガイマイツヅリガ(Corcyra cephalonica STAINTON)は、熱帯、亜熱帯地域において、米などの穀類や油料種子の重要害虫として知られ、また、貿易を通じて温帯圏の一部にまで分布...

熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(167)
摘要 我が国において未定着の熱帯・亜熱帯性の水田強害雑草について、侵入・定着に関与する生理・生態的条件を解明し、想定される地球温暖化に対応した雑草防除技術の確立に資する。6年度は、九州に侵入したショ...

摘要 インドネシアにはサトウキビの在来種、野生種、近縁種など豊富な遺伝資源が存在する。そこで、インドネシア糖業研究所において遺伝資源管理および育種研究の現状を調査した。インドネシア糖業研究所には、過...

摘要 ヒエ類のみを特異的に加害するメイガ類を利用したヒエ属雑草の生物的防除法開発の基礎資料を得るため、この種の発生生態をマレイシア北部ムダ地区において1992年11月から約1カ月間調査した。本種の寄...

マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発
摘要 マレイシア・ムダ潅漑地区では、1980年以降労働力の不足から水稲直播栽培が広がったが、直播栽培の急速な導入は雑草の多発化をもたらし、生産性の安定化のためには雑草問題の解決が不可欠となっている。...

摘要 平成5年1月11日~2月8日の29日間、インドネシアのジャワ島において、アオスジカミキリの配偶行動の調査を行った。クディリのアルビジア林内において夜間観察を行った。配偶行動は観察されなかったが...