簡易茎頂接ぎ木法によるパッションフルーツのウイルスフリー化技術
要約 簡易茎頂接ぎ木法により、トケイソウ潜在ウイルス(PLV)に感染したパッションフルーツ株からPLVフリー株を得ることができる。無菌操作や特殊な施設は不要なうえ、処理約2カ月後にはウイルス検定が可能で、現...
モザンビーク飼料資源を用いた発酵TMR給与は牛乳生産量と収益性を向上させる
要約 モザンビーク南部で入手できる飼料資源を活用して良質な発酵TMR(混合飼料)を調製できる。発酵TMRを給与することで、慣行的な飼養法に比べてジャージー種乳牛の採食量と消化率を改善し、乳生産量と収益性を...
要約 パパイヤの新品種「石垣ワンダラス」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した両性系統である。半わい性の生育特性を持ち、大果で糖度が高く食味がよい。 キーワード パパイヤ、半わい性、大果、...
背景・ねらい
熱帯・亜熱帯地域に棲息するヤシガニは、近年世界的に資源量が減少しており、日本でも絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)に指定されている。本種は食材として過度に利用されており、...
南西諸島向け永年採草用牧草極晩生ギニアグラス新品種「うーまく」
要約 ギニアグラス新品種「うーまく」は収量性、再生性および永続性に優れる。利用2年目および3年目の乾物収量は「ナツユタカ」比137および139である。また、利用期間中に出穂しないことから、品質が安定し、消化...
要約 熱帯牧草ブリザンタ(MG5)は奨励品種(沖縄県)であるローズグラス(カタンボラ)に比べ粗蛋白質およびOa+OCC含量が高く、Ob含量は低く、TDN、DCPとも高い。乾物収量も4.4t/10aとローズグラス(2.7t/10a)より多収...
キーワード ブリザンタMG5、セルトレイ苗、成苗率 背景・ねらい 沖縄県は亜熱帯の気象条件を有するため、暖地型牧草の永年利用という独自の形態をとることができる。県内の畜産は農業産出額の約4割を占め、畜産の...
新導入暖地型牧草Brachiaria属の種子繁殖特性の品種・系統間差異
要約 新導入暖地型牧草Brachiaria属の採種は沖縄で可能である。また、Brachiaria属品種の稔実種子の発芽率は採種後6ヵ月で40%以上を示す。さらに、導入系統の中には採種量が高く有望な育種素材が認められる。 キ...
要約 タイにおけるブラーマン種成去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は457 kJ/kgBW0.75であり,代謝エネルギーの生産時における蓄積利用効率は57.4%である。これは,日本飼養標準における黒毛...
要約 ハリナシミツバチ類の産する蜂蜜は、ミツバチ類の蜂蜜とは作用機構の異なる強い抗菌性、および黄色ブドウ球菌などに対する広い抗菌スペクトラムを有し、有用健康食品として有望である。 キーワード ハリナシ...
要約 ギニアグラス新品種「パイカジ」は、南西諸島で最も普及している「ガットン」より収量および消化率が向上しており、収量は多収品種「ナツユタカ」並である。南西諸島の永年草地での採草利用に適している。 ...
わい性で、耐暑性に優れた食味良好なパパイヤ新品種「石垣珊瑚」
要約 パパイヤの新品種「石垣珊瑚」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統である。耐暑性を備え、わい性で豊産性の栽培特性を持ち、果実は強い芳香があり、高糖度で食味...
要約 タイ東北部における在来種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は, 477 kJ/kgBW0.75である。これらは日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量の470 kJ/kgBW0.75とほ...
熱帯牧草ブリザンタ(MG5)の肉用繁殖牛における栄養価と採食性
要約 新熱帯牧草ブリザンタ(MG5)は奨励品種(沖縄県)であるローズグラスに比べ粗蛋白質、Oa(高消化性繊維)含量が高く、Ob(低消化性繊維)含量は低く、栄養価はDCP、TDNとも高い。採食性もローズグラスより良好で...
アルゼンチンチャコ・フォーモサ地域における冬季の農業副産物給与による育成雌肉牛の増体重改善のための推奨給与法
要約 各種農業副産物の経済的推奨給与量と1kgの増体重に要する費用は次のようであった。
綿実:1kg/頭/日、US$0.26~0.33。小麦糠:体重の0.4%、US$0.36。 米糠:0.4%、US$0.52。綿実粕:体重の0.8%、U...
要約 外来樹種アカギの生活史を推移行列モデルによって構成したところ、個体群サイズは年3.5%の高い割合で増加することがわかった。生活史段階の分析から、胸高直径5cm未満の個体を抑制することが、個体群の抑制...
要約 八重山諸島・石垣島でのウミガメ類の産卵状況を調査し、各海岸の産卵場としての評価を行ったところ、産卵優占種がアカウミガメからアオウミガメへ移行していることが明らかになった。 背景・ねらい ウミガメ...
背景・ねらい 今日、わが国の自然湖沼やダム湖の水質は全国的に悪化して、窒素(N)やリン(P)の環境基準濃度を上回る湖沼も少なくない。環境庁は、2002年までに全国のダム湖を対象に、NやPについて排水規制する...
要約 熱帯地域などで主に精米の害虫であるガイマイツヅリガは、気温15℃以上で玄米を餌としても発育した。また消化酵素の活性比較試験からも広範囲の食性を持つ可能性が示 背景・ねらい
ガイマイツヅリガ(Co...