4 高品質粗飼料の安定多収生産技 術の確立 (4) 水田における飼料作物の高品質化に関する研究 1) 落水時期が飼料イネサイレージの発酵品質及び飼料成分に与える影響の解明
摘要 早場米地帯として現地で実際に行われている水管理の方法に基づき、早期落水により栽培された飼料用イネの収量性やサイレージ適性及び栄養的評価について検討を行った。 その結果、収量性に影響のある草...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) 玄ソバへの移行係数は平成25年以降低下しており、土壌の交換性カリ含量の上昇と交換性セシウム濃度の割合の低下が関係して...
生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築
摘要 雑草動態モデルの汎用化と長期的管理システムに関しては、斑点米カメムシ類の餌資源として重要なネズミムギ登熟期の出穂密度を、出芽時期、出芽密度、刈取り等の防除時期及び有効積算温度から推定するモデル...
摘要 高温登熟条件において、登熟期間の温度、生育、土壌水分と品種ごとの未熟粒発生の関係を究明し、障害発生の条件、障害発生を軽減する灌漑の目安を明らかにする。本年度は、各品種の高温登熟障害に対する耐性...
3.開発途上地域の農林漁業者の所得・生計向上と農山漁村活性化のための技術の開発
摘要 ラオスの農村開発においては、共通試験サイトを設定し、現地の土地利用や農業経営実態を明らかにしたことで、今後の技術開発とその実証を行う道筋が明確となった。また、水管理上の問題やランドスケープ構造...
摘要 サトイモ「ちば丸」では、8~9月の適切なかん水管理によって障害の発生を回避し、高畦栽培でも慣行平畦栽培と同等の収量が得られた。また、基肥にロング肥料を使用することで追肥は省略できた。北総地域...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術等の開発に向けて、1)発酵粗飼料用稲品種の混植(混合栽培)によりいもち病の発生を軽減できることを3年間にわたって現地で実証し、その軽減程度はほ場抵抗性強品種...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 東北地域では、1)東北中北部向け飼料イネ品種「べこごのみ」の無コーティング湛水直播では播種期の気象条件、苗立、黄熟期全乾物収量の安定的確保、収穫時期の観点から5月下旬播種が適することを明らかに...
摘要 目的:農村の豊かな水域環境づくりを促進するため、農業水利施設等の整備・保全技術の開発のために情報を収集する。 成果:水田水域の土水路は、希少種のギバチ稚魚の成育場として利用されており、繁殖環境と...
オ IT、ロボット技術等を活用した革新的な農業機械・装置等の開発
摘要 (1)野菜接ぎ木ロボット用自動給苗装置を試作し、接ぎ木ロボットに接続してスイカ等の苗を用いて現地試験を行い、平均接ぎ木成功率が97%となるなどの成果を確認し、実証1号機を試作した。いちご収穫ロボット...
摘要 目的:農村の豊かな水域環境づくりを促進するため、農業水利施設等の整備・保全技術の開発のために情報を収集する。成果:シマドジョウの産卵期の移動生態を把握し、河川と小水路の接続が本種の繁殖に重要で...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発 ショクヨウガヤツリ,ナガボノウルシ,ヒエ類,キンポウゲ属等
摘要 近年九州地域の水田に侵入した新帰化雑草の、地域水田条件下での生理・生態的特性については、ショクヨウガヤツリ、アメリカミソハギ、イボミキンポウゲ、トゲミノキツネノボタン等で検討されてきた。しかし...