加工適性や病虫害抵抗性に優れる原料用・加工用カンショ品種の開発
摘要 中課題1、2とも、各有望系統の育成地での検討並びに地域適応性評価を進めた。でん粉原料用としては「九州175号」、「九系321」、加工用としては「九州166号」を有望系統として選抜した。また、有望系統の詳...
摘要 加工用、焼き芋用、茎葉部利用を目的に、肉色、食味、形態、収量、耐病性(特に立枯病)、耐寒性、線虫抵抗性を重点項目としたカンショ育種
摘要 原料用カンショの育成に関しては、 a) 低温糊化でん粉系統「九州175号」は、「こなみずき」より標準栽培及び長期栽培において収量、でん粉重ともに2割以上の多収、「シ ロユタカ」より標準栽培において収量...
摘要 原料用カンショに関しては、a)「こなみずき」より多収で、でん粉白度が高い「九州175号」を開発した。白度の高い低温糊化性でん粉を有する「九州167号」は、収量性がわずかに劣ったことから育成中止とした。...
摘要 現地圃場において「べにはるか」の系統選抜試験を行った。いもの外観評価が高く立枯病抵抗性が旧基核株より強い「07-5」を選抜し、新たな基核株とした。 、※JA全農ちば、畑作
摘要 目的:土壌の動的変化を把握し,不良要因の改善と生産力の増進に資する。 、成果:(1)県西地域の水田,普通畑および施設土壌は,平成18 年度に比べ炭素量および窒素量が減少している。原因としては有機物...
摘要 カンショ栽培において立枯病防除のため使用されているクロルピクリンは,特有の刺激臭があるため周辺住民への危被害防止に十分配慮する必要がある。そこで,新素材を利用した難透過性フィルムのガスバリア性...
(3)病害虫抵抗性をもつ青果用カン、ショ系統の減農薬栽培における適、性検定
摘要 つる割病、立枯病及びネコブセンチュウ等に対して抵抗性の強い育成系統について、土壌消毒を使用しない減農薬栽培における適性を検定する。
摘要 交配・採種、1次選抜試験、2次選抜試験、生産力検定試験を行い、優良系統を選抜した。中でも、「0319-4」(千葉1号)は線虫抵抗性を持つほか、立枯病及びつる割れ病に強く、有望と考えられた。
畑作物の優良系統の選定・選抜及び育成 (3)病害虫抵抗性をもつ青果用カンショ系統の減農薬栽培における適性検定
摘要 立枯病及びつる割病に対する抵抗性が高い有望系統「九州143号」を供試して、カンショ連作圃場における減農薬栽培適性を調査した。その結果、本系統は主力品種「ベニアズマ」に比べて線虫抵抗性が高かった...
77.畑作物の高品質生産技術の確立(1)カンショ病・障害の発生要因の解明
摘要 “周皮乾腐症状”の発生と土壌水分との関係を調査した結果、生育後期の土壌水分が本症の発生に強く影響しているものと推察された。また、「立枯病」に対する罹病性変化の要因について調査した結果、ウイルス...
7.畑作物の優良品種・系統の選定・選抜と栽培法の確立 (3)病害虫抵抗性をもつ青果用カンショ系統の減農薬栽培における適性検定
摘要 線虫害及び「つる割病」、「立枯病」を対象に場内及び現地(栗源町)圃場で調査した。供試系統は「関東124号」と「九州143号」で、比較に3品種を用いた。その結果、線虫害の発生はごく少なく、抵抗性は判...
摘要 本県紅イモ生産地では、長年の連作で立枯病、炭腐病等の土壌病害が多発している。立枯病はカンショの根を腐敗させる性質を有しているが、この腐敗部位から分離される糸状菌を調査した結果、炭腐病菌等の貯蔵...
18.畑作物の高品質生産技術の確立(1)カンショ病・障害の発生要因の解明
摘要 “周皮乾腐症状”は、本年と平成13年に多発した。両年の気象条件は、夏期に高温乾燥、収穫期に多雨であった。本症状に対して「パープルスイートロード」と「ベニアズマ」が弱かった。また、「立枯病」に対し...
摘要 本県紅イモ生産地では、長年の連作で立枯病、炭腐病等の土壌病害が多発している。立枯病はカンショの根を腐敗させる性質を有しているが、この腐敗部位から分離される糸状菌を調査した結果、炭腐病菌等の貯蔵...
17.畑作物の高品質生産技術の確立(2)カンショ病障害の発生要因の解明
摘要 対象となる表皮乾腐症状は産地圃場での発生が極少なく、実態調査ができなかった。土壌病害の立枯病も発生が少なかったが、汚染土を用いたポット試験では高pH条件で発病した。抵抗性品種の「ベニアズマ」...
摘要 i)大豆では、耐湿性の高い品種と低い品種を交配して育成された組換え自殖系統(60系統)を供試して、DNAマーカーによる耐湿性のQTL解析を行い、耐湿性を支配するQTLを3つ(FT-1:C2連鎖群、FT-2:D1b連鎖群...
摘要 i)447種類のDNAマーカーを用いて大豆の低温着色抵抗性遺伝子のマッピングを行い、抵抗性に関わる3つの染色体領域を明らかにした。ii)耐湿性の高い品種と低い品種を交配して育成されたリコンビナントイン...
かんしょのDNAマーカーの効率的作出法の開発および有用形質の遺伝解析(308)
摘要 立枯病の発病程度は高く、特にベニアズマx高系14号は4割以上の個体が5以上の発病程度を示した。交配組合せにより抵抗性は異なったが、IDN47x高系14号では約3割の個体がやや強以上の抵抗性を示した。11年...
かんしょのDNAマーカーの効率的作出法の開発および有用形質の遺伝解析(330)
摘要 ベニアズマと高系14号について、174プライマーの内67プライマーで多型マーカーを認めた。67プライマーでは平均5.8マーカーが観察され、このうち2.6が多型マーカーであった。さらに多型マーカ...