摘要 アルミニウム感受性のオオムギ品種ケルネイ及び耐性のデイトンとオオムギに全身感染するオオムギ斑葉モザイクウイルス(BSMV)を用いた。ほぼ中性の土壌で育成したオオムギ両品種にBSMVを接種したと...
摘要 イネいもち病菌のDNA多型の検出にAFLP法を適用したところ、RAPD法の10~20倍のDNA増幅断片が検出され、AFLP法の有効性が明らかとなった。また、RAPDマーカーに基づく連鎖地図への...
九州・沖縄地域におけるイネいもち病菌系統の動態と変異性の解明
摘要 イネの最重要病原菌であるいもち病菌においては、病原菌集団としての伝染環やレースの動態については明らかにされているが、菌株個体の変異性や変異菌株の動態については検討されていない。本課題では、分子...
摘要 本課題は、複雑な遺伝様式を持つ量的形質や、検定が困難あるいは長期間を要する形質等、育種目標として扱うことが困難な形質に関して育種を効率化できるDNAマーカーを開発するための基盤技術を確立するた...
野菜におけるRFLP利用メロンうどんこ病及びワタアブラムシ抵抗性の遺伝子診断技術の開発
摘要 メロンの重要病虫害であるうどんこ病及びワタアブラムシへの抵抗性を、わが国における栽培品種に効率よく取り入れるため、これらの形質に連鎖したDNAマーカーを開発する。うどんこ病及びワタアブラムシに...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(60)
摘要 冷害やいもち病などによる生育障害を検出するスペクトル指標の作成や衛星画像の解析の基礎とするため、水稲生育ステージを特徴づける波長域を検討した。田植えから幼穂形成期では、反射率は550nm付近を...
摘要 イネの同質遺伝子系統を混植した場合には、いもち病菌のレース構成が複雑化したり、全ての抵抗性品種を侵すスーパーレースの出現が危惧される。イネの同質遺伝子系統の利用を進める上では、圃場に分布するい...
摘要 アルミニウム感受性のKerney及び耐性のDaytonと、オオムグ斑葉モザイクウイルス(BSMV)を用いた。ほぼ中性の土壌で育成したオオムギ両品種にBSMVを接種したところ同様なモザイク症状を...
DNA多型解析による核果類黒星病菌の系統分類及び特異的診断技術の開発
摘要 核果類黒星病は、果実・枝に発生し、果実品質を左右する重要病害である。病原である糸状菌Cladosporium carpophilumは、モモ・スモモ・アンズ・ウメ・オウトウ・アーモンドなど全て...
摘要 腸管接着性微絨毛消滅性大腸菌の感染雛モデルを作出し、その成績から当該大腸菌の腸管粘膜病変の形成と消失過程が明らかとなり、その診断法、治療法、予防法の開発に大きく貢献した。
暖地主要作物に発生するウイルスの諸性質の解明及び診断法の確立(260)
摘要 九州農試西合志地区の水田に縞葉枯病類似の症状を呈しているイネが散見された。これらの異常を示していたイネ葉を採取し、その磨砕液をイネ縞葉枯ウイルス(RSV)抗血清を用いたDIBA法により検討した...
DNAウイルスであるジェミニウイルスのPCRによる高感度検出法の開発(232)
摘要 熊本県で採取された黄化症状を呈していたヒヨドリバナから、PCRによってジェミニウイルスDNAを増幅し、その2、776塩基からなる全塩基配列を決定した。コードされているウイルスタンパク質のアミノ...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術
摘要 衛星ならびに航空機搭載センサによるリモートセンシング技術は近年急速に進歩し、その利用の範囲が拡大しつつある。そこで、12年度までに、地上での分光計測、航空機多波長域走査センサ、ならびに衛星セン...
摘要 家畜生産における大型化・集約化にともない、複合感染症や日和見感染症が多発し、疾病防除の目的で抗生物質等の薬剤を多用する傾向が強くなっている。薬剤の多用は耐性菌の出現をもたらすばかりでなく、畜産...
オオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断技術および抵抗性検定法の開発(145)
摘要 オオムギ縞萎縮病の病原である2つのウイルス、オオムギ縞萎縮ウイルスおよびオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断法を開発するため、逆転写-遺伝子増幅法(RT-PCR)の利用を試みた。オオムギ...
青枯病菌Pseudomonas solanacearumの病原性関連遺伝子の検索・単離
摘要 青枯病菌Pseudomonas solanacearumの病原性関連遺伝子を検索し、その構造と機能を解析することにより、本菌の遺伝子診断技術の開発並びに本病害の防除対策の確立に資する。7年度は...
オオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断技術および抵抗性検定法の開発(133)
摘要 縞萎縮病抵抗性オオムギ品種に対する病原性の異なるオオムギマイルドモザイクウイルスの2系統(香川系統、山口系統)について、ウイルスゲノムRNAの塩基配列上の差異を検討した。両系統のRNAー1につ...
オオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断技術および抵抗性検定法の開発
摘要 縞萎縮病抵抗性オオムギ品種が各地で発病した問題に対処するため、病原性の異なるオオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統を分離し、その特性を解明し、系統診断技術を確立し、日本各地で...