摘要 顆粒病ウイルスの感染力増強物質(VEF)をコードする遺伝子領域の塩基配列を決定し、VEF遺伝子をバキュロウイルスベクターに導入して組換え体ウイルスを得た。このウイルスを感染させたカイコ培養細胞...
摘要 昆虫病原細菌のBacillus thuringiensisが産生する結晶性毒素(PI)の殺虫活性は菌株によって異なるが、その評価は現在、標的昆虫を用いた生物検定に依存し多大な労力と時間を要して...
摘要 核多角体病ウイルス(NPV)及び濃核病ウイルス(DNV)に抵抗性の蚕品種を選抜する目的で、保存蚕品種 456品種及び指定交雑種8品種とそれらの原種、交雑原種、さらにインドの5蚕品種について両ウ...
バイテク養蚕技術の開発-組換えウイルスの効率的な接種技術の開発およびウイルス拡散防止技術の確立-
摘要 遺伝子組換えバキュロウイルスを用いたカイコでの有用物質大量生産技術の確立は昆虫産業の創出に向けて期待されている。しかし、外来遺伝子発現機構や大量のカイコを対象とした遺伝子組換えウイルスの利用技...
摘要 昆虫寄生性微胞子虫を利用した害虫密度の制御技術や有用昆虫における効率的な病原防除技術の開発に資するため、アメリカシロヒトリ由来微胞子虫 Nosema mesnill及びサクサン由来微胞子虫No...
摘要 カタグロミドリメクラガメは近縁のメクラガメと比較するとウンカ個体群での増殖性がすぐれる。野外圃場での発生盛期と発生量の年次変動はセジロウンカの発生盛期と比較して遅く、年次変動は大きい。収穫期に...
摘要 微生物殺虫剤(BT剤)等に利用されているバチルス菌には殺虫活性に特徴のある様々な菌株が存在する。そこでBT剤の力価検定の省力化や害虫に有効でカイコ等の益虫に無害な菌株の選抜の効率化等を目的に、...
摘要 吸汁性桑害虫について発生抑制要因の探索を行い、カンザワハダニの病原糸状菌を分離した。分離糸状菌は分生子の形態等からVerticillium lecaniiと同定した。本菌の分生子懸濁液をカンザ...
摘要 カミキリムシ類の天敵糸状菌であるBeauveria属菌の増殖特性を調査するとともに、分離宿主の異なる菌株間の遺伝子的差異の検出のためにDNAの抽出を行った。B.brongniartiiおよびB...
昆虫病原ウイルスの宿主特異性変異株の特性解明とその利用(158)
摘要 微生物殺虫剤として病原ウイルスの利用を図るため、カイコ核多角体病ウイルス(BmNPV)とアメリカシロヒトリ核多角体病ウイルス(HcNPV)との間の遺伝子組換えにより、宿主特異性変異株の作出を試...
摘要 核多角体病ウイルス(NPV)及び濃核病ウイルス(DNV)に抵抗性の蚕品種を選抜する目的で、保存蚕品種102種について両ウイルスに対する抵抗性を検討した。また、カイコの各種ウイルスの低温保存に対...
摘要 カイコの核多角体病ウイルス(NPV)の感染・増殖・伝搬機構を解明することを目的とし、「広食性蚕と低コスト人工飼料」を基幹とする育蚕技術体系確立のため、桑葉及び人工飼料に抗NPV卵黄グロブリン(...
摘要 生物的防除素材として有望視されている昆虫病原性ウイルスの核多角体病ウイルスの感染力を増強する一環として昆虫顆粒病ウイルスに含有される感染力増強物質の検出と定量用のためのモノクローナル抗体を作製...
摘要 昆虫の組織培養の技術を利用して、鱗翅目害虫の有力な捕食・寄生性天敵の一種であるブランコヤドリバエの人工飼育を行った。用いた液体人工飼料に脱脂綿を加えると、ハエ幼虫のファネル形成率が高まり、その...
摘要 バチルス菌の殺虫活性の有無と強弱に関連する内毒素の性状を究明し生化学的性状に基づく殺虫性評価法を開発する目的でBacillus thuringiensis(Bt) serovar sottoに...
摘要 新たに分離されBacillus thuringiensis serovar sottoに属する2菌株、すなわち122-1株及び128-11株の鱗翅目害虫に対する殺虫活性を明らかにするため、既存...
摘要 土壌中より分離した芽胞細菌のうちBacillus thuringiensis(BT)類似菌及び養蚕農家より分離されB.thuringiensis serovar sottoに属し楕円形の副胞子...
摘要 バチルス菌の殺虫性と関連する殺虫性毒素の性状究明のためBacillus thuringiensis serovar sottoに属し殺虫活性の異なる4菌株〔基準株:カイコに強毒、AF101株:...
摘要 鱗し目害虫の有力な捕食・寄生性天敵の一種であるブランコヤドリバエの人工飼育法の改良を行った。用いた液体人工飼料に滅菌された脱脂綿を入れることにより、ハエ幼虫のファネル形成率が高まり、飼育成績が...
摘要 養蚕の衰退にともない増加している未利用桑園の利用・再編方策を解明し、効率的土地利用の実現に資するものとし以下の研究を行った。1)わが国の未利用桑園の面積を統計的に把握した。最近10年では、桑の...