① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギ6B染色体のBAC物理地図の構築について、BMC Genomics誌に論文として発表した。物理地図情報(Ver. 2.0)は、フランス国立農学研究所(INRA)の「Wheat URGI」サイトにて公開された。また、この物...
1 病害虫発生予察事業、(1) 普通作物病害虫発生予察調査、
摘要 a 試験目的:病害虫の繁殖状況、農作物の生育状況およびこれに関する気象などを調査し、病害虫の発生時期、量および被害を予測し、その情報を報告または提供して被害を未然に防止軽減する。本調査では主...
摘要 1.急性高温負荷条件下のウシにセロトニンの前駆体であるトリプトファンを末梢投与すると、高温による呼吸数増加を抑制する傾向が認められ、急性高温に対する生体反応にセロトニン神経系が何らかの役割を担...
摘要 目的:本県のオリーブは、主に希少性でオンリーワン産地を形成してきたが、国内新興産地の参入が加速化しており、トップワン産地へ移行するための新技術の開発が急務である。そこで、本県オリジナル品種の早...
摘要 本年の春~夏におけるチャバネアオカメムシのフェロモントラップ誘殺数はやや多くなり、モデルによる予測結果が妥当なことを検証した。ツヤアオカメムシの誘殺数はチャバネアオカメムシに比べトラップ設置...
摘要 現行の斑点米カメムシ病害虫発生調査基準は、策定時から年数を経過しており、近年の害虫相の変化などに対応できていないため、より効率的な病害虫の調査基準を策定する。本年度は、圃場内に設置したフェロ...
湖沼の生物多様性の復元ならびに地域水産資源の回復に向けた外来魚防除・魚類相復元技術の開発
摘要 (1)平成22年度の試験で、オオクチバスのオスの胆汁の酢酸エチル相にフェロモン効果が存在することを確認した。(2)伊豆沼・内沼では、増加したオオクチバスに対して、人工産卵床等を用いてオオクチバス...
摘要 1.ヤギ弓状核キスペプチン神経細胞のほぼ全てにニューロキニンB(NKB)受容体が発現していることを明らかにし、キスペプチン神経細胞同士のネットワークの中ではニューロキニンBによる情報伝達が行われて...
湖沼の生物多様性の復元ならびに地域水産資源の回復に向けた外来魚防除・魚類相復元技術の開発
摘要 (1)繁殖力の強いオオクチバス等の外来魚を効果的に防除するため、既存の人工産卵床を中心とした繁殖抑制効果をさらに高めるための技術の確立に焦点を当てた。人工産卵床の卵の捕獲数の向上と省力化を図る...
摘要 スギ雄花生産量とチャバネアオカメムシのフェロモントラップと誘殺数の関係を解析し、これらを変数としてカメムシ類発生量の早期予測が可能な重回帰式を作成した。二重果実袋による被害軽減効果のメカニズム...
摘要 イノシシおよびブタ(生物学的には同種)は嗅覚が鋭く、フェロモンにより行動を変化させることが知られている。特に雄の分泌するアンドロステノン等の性フェロモンは雌に交尾体勢をとらせたり一産産仔数を増...
摘要 1.ブタにおいて、フットスィッチ学習後にバラの匂いの学習を行うと、訓練後に正解率が高くなることから、この方法でバラの匂いの連合学習が可能であることが示唆された。 2.プロラクチン放出ペプチド脳...
g.斑点米カメムシ類の高度発生予察技術と個体群制御技術の開発
摘要 1)アカスジカスミカメ雌成虫由来の揮発性3成分からなる合成性フェロモンについて、誘引活性が最大となる混合比と濃度を明らかにするとともに、野外調査のための効率的なフェロモントラップの形状、設置高...
4森林の保全 (1) 昆虫による森林被害実態の把握と環境にやさしい防除法の開発
摘要 ○目的:昆虫を指標とした森林の健全性及び生物多様性を評価する手法を確立し、森林の機能発揮を実現するための管理手法に資する。また、ナラ類集団枯損について実用的な防除法を確立する。○方法:ブナ科樹木...
6.森林病害虫や野生鳥獣などによる被害の回避・防除技術の開発 (1)病害虫による被害の回避・防除技術の開発 台風被害発生林分におけるカラマツヤツバキクイムシ被害対策及び防除技術の改善
摘要 目的:穿孔性害虫であるカラマツヤツバキクイムシが台風による風倒木を繁殖源に増加しており、適切な被害対策を実施する必要があることから、十勝地方においてカラマツヤツバキクイムシのモニタリング調査を...
摘要 温州萎縮ウイルスに対し、部分抵抗性を持つナツダイダイと台木としての性質が優れるカラタチを交配して得られた実生苗を挿し木繁殖し、接ぎ木接種試験の結果から、3系統を抵抗性台木と評価した。選抜された...
7.森林病害虫や野生鳥獣などによる被害の回避・防除技術の開発(1)病害虫による被害の回避・防除技術の開発 (i) 台風被害発生林分におけるカラマツヤツバキクイムシ被害対策及び防除技術の改善
摘要 平成14年度の十勝地方の台風被害発生林分では穿孔性害虫であるカラマツヤツバキクイムシが風倒木を繁殖源に増加している。現地では風倒木が一部に存在するなどして,他の立木にまで被害が発生する危険性が高...
生物機能を活用した果樹カメムシ類の減農薬防除体系の開発 (1)広域高精度発生予測技術の開発
摘要 新規に開発する乾式トラップを用いた広域メッシュ方式による格子状の配置等の手法を開発し、これにより繁殖地での発生量の解析と越冬地・繁殖地から果樹園に至るカメムシ類の移動過程の解析を行う予定であ...
反芻動物の性腺刺激ホルモン放出ホルモン分泌調節に関わる神経伝達物質および末梢性因子解明(A532)
摘要 反芻動物の繁殖機能を調節する神経機構を明らかにするため、繁殖機能に抑制的に作用する因子として低栄養に、促進的に作用する因子としてフェロモンに着目し、シバヤギあるいはウシを用いて実験を行い、以下...
7.森林病害虫や野生鳥獣などによる被害の回避・防除技術の開発 (1)病害虫による被害の回避・防除技術の開発 (ii) 台風被害発生林分におけるカラマツヤツバキクイムシ被害対策及び防除技術の改善
摘要 平成14年度の十勝地方の台風被害発生林分では穿孔性害虫であるカラマツヤツバキクイムシが風倒木を繁殖源に増加している。現地では風倒木が一部に存在するなどして,他の立木にまで被害が発生する危険性が高...