17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(1)新品種開発に向けた育種素材の探索 (ii)交配育種のための花芽形成等を誘導する環境要因の解明 ア 球形成・抽だい等に及ぼす温度の影響
摘要 病害虫抵抗性品種育成を目的とした異品種・異系統間交配育種には開花調節が必要である。花芽形成を含めた各種生育ステージの変遷には温度・日長等が環境要因として関与しているが不明な点も多い。そこで本...
摘要 目的:ピーマン・シシトウの難防除病害虫である青枯病、疫病、トバモウイルスおよびサツマイモネコブセンチュウに対して、複合抵抗性形質をもつ台木品種を育成する。計画:(i)抵抗性素材の収集・スクリー...
摘要 i)いもち病抵抗性遺伝子Pi9、Pi20、Piz-5など日本品種の持たない抵抗性を有する同質遺伝子系統育成のための戻し交配とDNAマーカー選抜(mAS)を進めた。また野生稲由来のPi38(t)を詳細にマッピングした他、...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにキャベツ耐虫性素材、ネギさび病抵抗性素材及びレタスビックベイン病抵抗性素材の開発
摘要 「はくさい中間母本農7号」を3回戻し交雑した育成系統(BC3)から結球程度の良い個体を選抜、自殖し、抵抗性遺伝子座をホモ化した系統を育成した。PCRによりBt遺伝子の導入を確認した組換えキャベツ28個体の...
ピーマンPMMoV等ナス科野菜、つる割病等ウリ科野菜の病害抵抗性素材の検索及び系統選抜試験
摘要 PmmoV抵抗性の「トウガラシ安濃4号」の有望性を明らかにするとともに「トマト安濃8号・9号」の特性・系統適応性を検定した。ナス青枯病抵抗性のF8世代系統の選抜を行う等、各育種目標の達成に向けた選抜を継...
少肥適性及び病虫害抵抗性育種素材の検索と根で発現する遺伝子の網羅的解析
摘要 i)窒素吸収利用率、全窒素含量等により「ふうしゅん」と「めいりょく」を少肥適応性品種候補とした。一般管理で生育の良い品種が少肥点滴施肥で生育が良かった。細根の酵素活性や量と生育の関係を調べた。ii...
摘要 試験目的:抵抗性品種の開発促進を特に強化し、さらにジャガイモシストセンチュウ・疫病等の病害虫抵抗性を複合して保有する品種開発を促進する。成績の概要:○そうか病:発病度、病徴、いもの外観、収量等...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(1)新品種開発に向けた育種素材の探索 (i)主要病害虫抵抗性品種の探索 ア品種系統の収集・増殖・特性調査
摘要 にんにくの新品種開発に向けた交雑育種に取り組むには、花粉稔性の高い系統を収集する必要がある。このため、鹿児島大学で保存している旧ソ連の品種・系統を収集・増殖し、特性調査を行う。 研究対象 にん...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(1)新品種開発に向けた育種素材の探索 (i)主要病害虫抵抗性品種の探索 イ 病害虫抵抗性スクリーニング
摘要 これまで県内で栽培されるにんにくは、県が配布する福地ホワイト(黒石A)がほとんどであったが、近年、民間育成の新品種も普及してきた。そのため、生産現場では病害虫や品質等に関して品種間差を指摘す...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(1)新品種開発に向けた育種素材の探索 (i)主要病害虫抵抗性品種の探索 ウ イモグサレセンチュウ抵抗性検定法の開発
摘要 にんにくは本県の特産野菜であるが、安定生産を阻害する病害虫のなかでもイモグサレセンチュウの発生による被害は激甚であり、にんにく栽培上の最重要害虫である。これまでに本線虫防除対策が確立され、普...
I-1水稲の新品種の育成と選定(1)水稲良質安定多収品種の育成(ii)水稲特性検定試験
摘要 本県に適する良質・多収・耐病性・直播き向き品種及び糯・酒米品種を育成する。また、品種育成に必要な交配母体の調査を実施する。更に、いもち病検定、穂発芽性検定、縞葉枯病検定、白葉枯病検定、耐冷性検...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(1)新品種開発に向けた育種素材の探索 (ii)交配育種のための花芽形成等を誘導する環境要因の解明 イ 花芽形成に及ぼす珠芽除去効果の確認
摘要 にんにくは極一部の品種を除き自然条件下では種子繁殖しないため、育種が不可能な作物である。しかし、予備試験の結果、伸長したとう内の珠芽を除去することにより花芽形成が促進し、葯の形成、子房の肥大等...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(2)品種識別法の確立 (i)生産地識別技術の開発 ア 無機成分組成による識別法の開発 (ア)異なる産地での栽培が福地ホワイトの無機成分に及ぼす影響
摘要 平成8年に5品目の野菜(ブロッコリー、さといも、にんにく、根しょうが、生しいたけ)について原産地表示が義務づけられ、原産地の識別の必要性が高まっている。そのような中で(独)東京農林水産消費技術...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(2)品種識別法の確立 (i)生産地識別技術の開発 ア 無機成分組成による識別法の開発 (イ)無機成分施用がにんにくの無機成分に与える影響
摘要 主に土壌要因が異なるために産地が異なると、にんにくの吸収する無機成分量が変化すると考えられる。しかし、土壌中の無機成分量は改良資材を施用することで簡単に増加させることができるた。そのため、人...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(2)品種識別法の確立 (i)生産地識別技術の開発 イ ウイルスゲノムを活用した識別法の確立
摘要 中国産にんにくの輸入増加により県内のにんにく生産は打撃を受けているが、韓流ブームに乗り、韓国系企業による韓国産ホワイト系にんにくの我が国への輸入が危惧されてきた。形態的、品質的に識別できる中...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(2)品種識別法の確立 (ii)品種・系統識別技術の開発 ア 無機成分組成による識別法の開発
摘要 福地ホワイトと他の品種はある程度形態的に識別が可能であるが、無機成分含有量も異なることが考えられる。そこで、正確に品種を識別するために同一の土壌条件で栽培した福地ホワイトと他の品種の無機成分...
17 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発(2)品種識別法の確立 イ DNAマーカー等を活用した識別法の開発
摘要 改正種苗法によると遺伝的品種識別情報も活用できることから、新品種の登録には事前に識別技術を開発する必要がある。そこで、福地ホワイト(黒石A)や中国産品種、他の国内品種と識別できるDNAマーカー...
摘要 マツ材線虫病被害を防止し健全な森林を維持するため、更新・再造成を含む海岸林の管理指針を作成するとともに、マツノザイセンチュウ抵抗性マツの育種やマツノマダラカミキリ発生予察手法の確立とマツ材線虫...
摘要 高品質、多収および耐冷性、耐病害虫性に優れた品種を育成する。670系統に郡系番号を付与し、22系統(粳米が19系統、酒米が1系統、糯米が2系統)に福島番号を付与した。福島1号および福島酒2号の2系統につ...
I-1水稲の新品種の育成と選定(1)水稲良質安定多収品種の育成(i)水稲の新品種育成
摘要 本県に適する良質・多収・耐病性・直播き向き品種及び糯・酒米品種を育成する。また、品種育成に必要な交配母体の調査を実施する。更に、いもち病検定、穂発芽性検定、縞葉枯病検定、白葉枯病検定、耐冷性検...