鶏卵の安全性の確立 生産流通におけるサルモネラ汚染防止技術の検討
摘要 目的:実態調査結果に基づき、実用的なサルモネラ汚染防止技術を考案する。 方法:CE剤・生菌剤・ワクチンが産卵鶏におよぼす影響(15年度)、発酵飼料が産卵鶏におよぼす影響(15年度) 結果の概要:CE剤・...
摘要 目的:農作物生産を推進するうえで、減化学肥料栽培や減農薬栽培の重要性が認識されている。減化学肥料栽培の分野では緩効性肥料の利用や家畜ふん尿に由来する堆肥の代替利用が大きな柱として位置付けられお...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立(ii) 減化学肥料農産物栽培技術の確立イ 各種有機質資材の特性に基づいた施用基準の作成
摘要 含有成分や窒素無機化特性の異なる菜種粕、鶏糞、有機質100%肥料を用いて減化学肥料栽培を行ったところ、これら資材の無機化率を勘案して基肥窒素量を増肥することにより、慣行並みの収量を確保できた。 ...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立(ii) 減化学肥料農産物栽培技術の確立 ア 有機資材の特性把握
摘要 有機質資材をほ場に施用した場合の肥効性を把握するため、県内に流通している有機質資材の成分や窒素無機化特性を検討し、主原料別の窒素無機化特性を調査した。その結果、肥料登録のある有機質100%肥料...
鳥取白ネギの体質を強化する低コスト・高品質・安定多収技術の開発
摘要 窒素肥料の違いが白ネギの食味に与える影響を検討の結果、BN発酵鶏糞を基肥として、菜種油粕を追肥した栽培は食味向上効果が期待できると考えられた。また、生産現場では有機野菜などの差別化生産への関心が...
摘要 土壌へ投入されたあらゆる種類の有機物は微生物バイオマスを経て,分子量が8000ダルトン程度の準安定なタンパク様物質となり,土壌に蓄積し,徐々に無機化する。鶏,豚,牛の生ふん尿を固液分離したふんと籾...
動物実験代替法開発のための高次機能を維持した培養細胞系の開発
摘要 ウシ初代培養肝細胞の単層培養系を作出した。種特異的な生体機能である蛋白合成機能としてウシアルブミン分泌を指標に、肝細胞への毒性物質の影響を検討した。細菌内毒素をウシ初代培養肝細胞系に添加したと...
摘要 紫外線照射により生じた励起状態にある電子エネルギーが基底状態に戻るとき放射されるケイ光を用いるケイ光法は、これまで、温州ミカンの外傷の検出、鶏卵内のカビの検出、およびナッツのアフラトキシンの検...
飼料の安全性確保におけるHACCP導入のためのモニタリングシステム開発の基礎的研究
摘要 1)牛に中毒を起こした輸入牧草(オーツヘイ)に混入したライグラスから、クラビバクター・トキシカス(C. toxicus)の寄生した「虫えい」を集めその抽出物をHPLCを用いて分析したところ、対...
摘要 鶏ふん堆肥を施肥機により円滑、均一に施用できるよう、乾燥工程を経ることなく、ほぼ均一に粒状化した有機肥料を開発した。粒状発酵鶏ふんは、発酵鶏ふんをハンマーミルで粉砕し、ディスクペレッタで造粒し...
摘要 早熟弱毒コクシジウム株は病原性は低いが免疫原性も低いため、ワクチンとして使用することが現在できない。そこで本株の鶏への投与法方の改良や各種抗原との併用の検討及びマーカーの検索を行い、ワクチン株...
摘要 鶏コクシジウムから早熟化操作により得られた弱毒株のワクチン応用への可能性を検討した。ブロイラーに対する病原性は採卵鶏に対するものと同様に低下していた。弱毒株は薬剤耐性野外株との間で交雑が成立し...
分子生物学的手法による病原性原虫の動態解明及び排除技術の確立(36)
摘要 家畜排泄物を高品質の有機資材に転換する際にはコクシジウムを主体とする病原性原虫の排除が大きな課題となる。本研究は有機資材製造過程における原虫の動態の解明、原虫種の薬剤耐性株の同定をDNAレベル...
摘要 発酵鶏ふんの粉砕には、水分変動に対応性があり、保守点検が容易で、取扱性の優れたハンマーミルが適していた。造粒機は、成型歩留まりが96%以上と高く、造粒時の温度上昇が60℃以下で連続運転が可能で...
養鶏用飼料成分が悪臭物質生成に及ぼす影響の解明と制御技術の開発
摘要 飼料中の成分は悪臭の生成に影響を及ぼすと考えられるが、これまで充分な検討がなされていない。本課題では飼料成分のうち、悪臭との関連が大きいと思われる窒素およびイオウと悪臭物質生成との関係を明らか...
摘要 サルモネラは家畜・家禽のサルモネラ症のみならず、ヒトの食中毒の原因としても重要であり、その発生の一部は汚染鶏肉、鶏卵によるものである。サルモネラ感染防除技術の開発は、家畜衛生のみならず、安全な...
摘要 機械施肥に適する硬度、粒径等がほぼ均一に成型された鶏ふん肥料を開発する。5年度は、発酵鶏ふん粒状化の実態調査を行った結果、鶏ふんの有用菌が造粒中の昇温に死滅していることが明らかになった。また、...