摘要 作物の環境保全型農業,減農薬栽培確立のために,現在の化学農薬に代わりうる新たな病害抑止技術を開発する。このために、植物が本来持っている病害抵抗性を誘導することにより、化学合成農薬を使わない防除...
生態系調和型畑作における土壌病害の防除技術の開発並びに線虫群集の特性解明
摘要 i)フルスルファミド剤を使用して根こぶ病菌休眠胞子の感染力を低下させた圃場へおとり植物を導入すると、防除効果があることを実証した。しかし、感染力が低下した休眠胞子が存在したため、おとり植物による...
5 新生産資材等による環境保全型農業技術の確立(2)耕種的防除法の確立1)臭化メチル代替技術緊急確立事業
摘要 いちごにおいて、ソイリーンなど臭化メチル代替薬剤の有効性、低透過性フィルム利用による代替薬剤の薬量低減効果を明らかにした。また、土壌還元消毒法のイチゴ萎黄病に対する高い防除効果明らかにした。 ...
93.キャベツの品種育成と優良品種の選定 (2)キャベツ根こぶ病抵抗性品種の育成
摘要 目的:安全性や生産コスト削減から農薬削減が望まれているが、そのためには抵抗性品種の利用が有効である。キャベツのロシア系統が根こぶ病抵抗性を有することから、素材に用いてキャベツの根こぶ病・萎黄病...
1.資源循環型農業生産技術の確立と環境修復に関する研究 (2)イチゴの有機生産技術の開発
摘要 三重県で育成したイチゴ新品種「サンチーゴ」をはじめ、萎黄病に感受性の品種が多いため、非病原性フザリウム菌を用いた生物的防除技術を開発する。またハスモンヨトウなどイチゴ害虫の減農薬防除技術を開発...
生態系調和型畑作における土壌病害の防除技術の開発並びに線虫群集の特性解明
摘要 i)キャベツ萎黄病菌の病原性を喪失させた変異株の解析から、fap1遺伝子が病原性関連遺伝子の一つであると推定した。その遺伝子の発現はタンパク質の分解に関与し、病原菌の菌糸が植物体に侵入した後に発現...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(44)
摘要 環境保全を考慮した病害防除技術の開発を行うため、キャベツへの前接種により、キャベツ萎黄病に対して発病抑制効果のある糸状菌を選抜して、生物防除資材としての有効性を検討した。その結果、現在までにス...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(43)
摘要 有機質資材を土壌に施用することによるキャベツ萎黄病の発病抑止効果を調べるため、カニ殻を淡色黒ボク土、腐植質黒ボク土に施用してキャベツ萎黄病菌の発病抑止試験と拮抗微生物の変動解析を行った。その結...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(44)
摘要 アブラナ科野菜の萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、有効なエンドファイト(植物体内共生菌)を探索・収集・選抜した。キャベツ苗や土壌から糸状菌を730菌株分離し、PS液体培地で振とう培養したそれ...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(43)
摘要 アブラナ科野菜萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、土壌への有機質資材施用による防除効果をみるために、慣行の施肥の他に有機質資材(カニ殻)を2種類の畑土壌(淡色黒ぼく土と腐植質黒ぼく土)に施用し...
REMI法によるキャベツ萎黄病菌の変異株のスクリーニングと形質転換ベクター挿入部位の解析(189)
摘要 有効な生物的防除資材を開発するために、REMI法で得られた植物病原菌の病原性変異株を解析して病原性等を解明した。その結果、キャベツ萎黄病菌のプロトプラストからREMI法により約500菌株のハイ...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(63)
摘要 アブラナ科野菜の萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、有効なエンドファイト(植物体内共生菌)を探索・収集・選抜した。キャベツ苗や土壌から糸状菌を430菌株分離し、しょ糖加用ジャガイモ煎汁液体培地...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(62)
摘要 アブラナ科野菜萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、土壌への有機質資材施用による防除効果をみるために、慣行の施肥の他に有機質資材(カニ殻)を2種類の畑土壌(淡色黒ボク土と腐植質黒ボク土)に施用し...
REMI法によるキャベツ萎黄病菌の変異株のスクリーニングと形質転換ベクター挿入部位の解析
摘要 化学農薬に替わる有用微生物を利用した生物的防除技術の開発が進められているが、その開発には、植物病原菌、病原性欠損菌及び非病原菌の植物における病害抵抗性誘導、植物への侵入・共生などの病害防除上重...
摘要 東北地域では、寒冷地・中山間地振興に重要な野菜に関して、播種・育苗から収穫までの栽培期間中に発生する種々の病害虫の防除を化学農薬の使用量を大幅に削減して行う環境保全型野菜栽培システムを構築する...
摘要 東北地域では、寒冷地・中山間地振興に重要な野菜に関して、播種・育苗から収穫までの栽培期間中に発生する種々の病害虫の防除を化学農薬の使用量を大幅に削減して行う環境保全型野菜栽培システムを構築する...
摘要 キュウリつる割病の発病率は、キンセンカ、ライコムギ、ホウレンソウ(品種アトラス)およびピーマンの前作区で無作付区やキュウリ連作区に比べ低く、2ケ年の結果から総合して、ホウレンソウ(アトラス)、...
摘要 ファイトプラズマ病は薬剤による防除が困難であり、殺虫剤による媒介昆虫の防除以外に有効な防除法はない。そのため、農業生産の省力・低コスト化及び環境負荷の低減を進めるためには、ファイトプラズマ病の...
摘要 キュウリつる割病の発病率はキンセンカ、ライコムギ、ホウレンソウ(品種アトラス)およびピーマンの前作区で無作付区やキュウリ連作区に比べ低く、2?年の結果から総合して、ホウレンソウ(アトラス)、ピ...