(1)水稲初期害虫及び斑点米カメム、シの生物的防除方法の検討と開発
摘要 フェロモントラップ、予察灯及びすくい取り調査から、水田周辺の雑草地及び水田内における斑点米カメムシ類の発生消長を明らかにし、斑点米の発生とカメムシ類密度との関係を明らかにする。さらに、薬剤防...
84.低投入持続型稲作技術の開発と体系化(1)減農薬防除技術の開発(2)水稲初期害虫及び斑点米カメムシの生物的防除方法の検討と開発
摘要 過去20年にわたる病害虫防除所の予察灯調査、斑点米調査、すくい取り調査及び気象のデータを解析した。これまでの斑点米カメムシの優占種はクモヘリカメムシであったが、近年になってアカヒゲホソミドリカ...
4.減農薬防除技術の開発(1)水稲初期害虫及び斑点米カメムシの生物的防除方法の検討と開発
摘要 クモヘリカメムシに対する粒剤の防除効果を明らかにするために、水田にジノテフラン粒剤、クロチアニジン粒剤、ニテンピラム粒剤を散布し、この水稲の穂及び葉を経時的に採取して1齢幼虫に給与して死亡率...
摘要 防除効果の高い処理方法を確立し、併用できるアブラムシ剤との体系処理を可能にした。 研究対象 水稲 戦略 土地利用型農業 専門 病害、虫害 部門 水稲
3.環境保全型農林業技術開発研究事業(III期)(1)低投入持続型稲作技術の開発と体系化 2)減農薬防除技術の開発イ.水稲初期害虫の生物的防除方法の検討と開発
摘要 イネミズゾウムシ・イネドロオイムシについて、市販されている天敵微生物製剤を用いた感染試験を行ったところ、ボーベリア菌上を歩行した虫について若干の感染が見られた。 研究対象 水稲 戦略 土地利用型...
摘要 目的:化学農薬の使用量を低減した病害虫防除法を確立するため、水稲病害虫に対して物理的防除法、生物的防除法あるいは各種資材の病害虫防除効果を明らかにする。成果の概要:微生物種子消毒剤(トリコデル...
摘要 目的:農産物への「安全指向」が高まる中、本県では「限定純情米」として減農薬栽培米ブランドの売り込みを図ってきた。また、「岩手県持続性の高い農業生産方式に関する指針」が平成12年3月に策定され化学...
摘要 現在の水稲作雑草防除は除草剤を用いた化学的防除が主体であるが、除草剤の過剰施用による土壌・水稲体内への残留や水系への流亡などの問題が懸念されている。東北農業試験場では、環境に調和した持続的水稲...
摘要 水稲作における除草剤使用量の低減をはかるために、水田雑草の耕種的・生物的防除法の開発が求められている。本研究では、耐雑草性水稲品種の育成のために、抑草力の強い水稲品種の評価法を検討した。その結...
摘要 タイヌビエに対する水稲の生育抑制力の評価手法を策定するため、水稲34品種を用いて混植実験を行った。8年から10年までの3ヶ年の結果と同様に、草型が長稈型あるいは開張型の品種においてタイヌビエの...
アカヒゲホソミドリカスミカメを寄主とする卵寄生蜂の天敵としての能力の評価
摘要 斑点米の原因となるアカヒゲホソミドリカスミカメの天敵に関しては、まったく調査研究がなされていない。そこでカメムシ類の天敵である卵寄生蜂に焦点を当て、卵寄生蜂の種類・産卵能力・寄生行動・寄生率の...
摘要 水稲品種の雑草生育抑制程度を評価する手法を開発するために、水稲品種(あきたこまち、亀の尾、昭通麻線谷、短銀坊主、南京11号、矮脚南特)の草型とタイヌビエの生育量との関係を、6月下旬、7月中旬、...
摘要 イネ苗立枯細菌病の伝染経路として、育苗用水からの感染、出穂期に田面水から風雨により籾に感染の2種の系が明らかになった。ため池の周辺に自生するイネ科雑草の根でイネ苗立枯細菌病菌は越冬し、水の攪拌...
摘要 水稲の被覆による雑草の生育制御の可能性を検討するために、草型の異なる6水稲品種を用いて、発生時期の異なるタイヌビエの生育に及ぼす水稲品種の影響を解析した。その結果、水稲品種のタイヌビエに対する...
熱帯の水稲直播におけるアレロパシーを中心とした生物的防除法の開発
摘要 マレイシアの直播水田におけるアレロパシーを利用した雑草防除のための基礎研究として水稲の品種間差を調査した。また、平成8年度藤井義晴らにより他感作用の強い植物として検定されたErythina属、...
摘要 水稲の環境保全型害虫管理の一環として、天敵である卵寄生蜂の保全、活用が重要である。そこでツマグロヨコバイの卵寄生蜂を対象に防除素材の開発研究を行なっている。これまで、農研センター圃場で収集した...
摘要 草型の異なる水稲の被覆による水田雑草制御の可能性を検討するため、あきたこまちや亀の尾など草型の異なる12品種の条間に移植したタイヌビエの生育量を調査した。成熟期の乾物重でみると南京11号区で少...
東南アジアの二期作田の水稲直播栽培における雑草発生相の解明(120)
摘要 東南アジアのかんがい水田では二期作が多く行われているが,近年急速に直播栽培技術の導入が図られている。各国とも直播栽培では雑草害の発生が大きな障害となっている。有効な防除対策を確立するためには,...