摘要 麦作において、カラスムギ等のイネ科雑草は以前から強害雑草であり、現在でも有効な防除手段がないため、多発圃場での収穫放棄や手取り除草による生産性の低下が深刻な問題であることから、それらの的確な耕...
摘要 ハマスゲと同じカヤツリグサ科で塊茎を形成する多年生畑雑草のショクヨウガヤツリについて、実験室内の塊茎形成検定法とポット栽培実験を比較検討し、両方法は、塊茎形成に関して、形態面、タンパク質の生合...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(120)
摘要 連続耕うんや稲刈り後30日におけるグリホサート液剤の散布はショクヨウガヤツリの塊茎形成を阻止するが効果が高く、稲刈り後45日あるいは60日の散布では塊茎が多く形成されるものの、萌芽不能塊茎が多...
摘要 ハマスゲと同じカヤツリグサ科で塊茎を形成する多年生雑草のショクヨウガヤツリを研究対象に加え、ポット栽培実験によって、塊茎形成に対する日長の影響、外部投与ジベレリンの影響、植物体内物質の関与につ...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測ー暖地・水田(185)
摘要 水稲作水田における帰化雑草14草種の分布状況を明らかにした。アメリカセンダングサ、アメリカアゼナは九州全域に、ホソバヒメミソハギ、アメリカミソハギ、キシュウスズメノヒエは九州各県の平坦部に分布...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立
摘要 暖地の早期水稲栽培田におけるショクヨウガヤツリ、キシュウスズメノヒエ、クログワイなど多年生雑草の増殖及び繁殖特性を解明し、早期水稲の収穫後の除草剤処理による栄養繁殖器官の密度低減技術を確立する...
温暖地水稲作における雑草の発生・生育予測と要防除水準(195)
摘要 初期剤等水田用除草剤の散布量低減化のため、雑草の発生・生育予測法の精度向上と適正な要防除水準の設定を図る。代かき後のタイヌビエとコナギの発生消長では、冬の土壌水分が低いほど代かき後の発生数が増...
摘要 畦畔を含めた水田環境において、水稲作付け条件下での「絶滅危急種」の生存・繁殖条件を解析し、水田農業の生物多様性保全機能の維持・向上に資する。関東東海地域の水田環境における絶滅危急種にあげられた...
温暖地における強害帰化雑草の生理生態特性の解明と制御技術の開発(192)
摘要 関東・東海・北陸地方の農業改良普及センターを対象に畑地における新しい帰化雑草についてのアンケート調査を行い、イチビ、アレチウリ、ヒユ類が特に問題との回答を得た。そこで、これら草種のとうもろこし...
草地における強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の確立(58)
摘要 草地で新たに問題となっている強害雑草ワルナスビ、アメリカオニアザミおよびシラゲガヤの生育及び繁殖機構の特性を明らかにし、耕種的手段を中心とした効率的な防除技術の開発を目的とした。ワルナスビにつ...
摘要 多くの外来雑草が我が国に侵入しているが、国内で拡散をする外来雑草は何らかの形で遺伝的多様性を保って繁殖していると考えられる。8年度は、全国への蔓延が著しい強害帰化植物のイチビと、輸入飼料に多量...
摘要 これまでに特別研究「強害雑草」でヒルガオの生態と防除について基礎知見を得た。さらにヒルガオを生態的防除と化学的防除に基づいた総合防除法により制御する。加えて強害植物に共通する地下部の栄養器官の...
肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法(224)
摘要 繁殖牛用の放牧草地に適する草種として、シバムギ利用の可能性を収量性、増殖法について検討した。シバムギの収量は採草、放牧利用とも施肥、刈取り回数を組合わせた処理間差が小さく、有為差は無かった。ま...
摘要 転換畑の期間と水田多年生雑草の発生、栄養繁殖体の寿命について3年度よりコンクリートポット試験により解析した。ミズガヤツリは転換初年目に10株/ポット、2年目にも少数の発生がみられたが、3年目お...
摘要 Akey and Beck(1972)の完全合成飼料および35%しょ糖液(どちらもpH7.5)をエンドウヒゲナガアブラムシ(北海道芽室町産)の無翅胎生雌虫(以下母虫)に与え、有翅虫産出率を調査...
摘要 天敵の安定的な大量増殖には、飼育集団内の雌の比率と寄生率を向上し、寄生後の生存率を高める簡易飼育技術の確立が必須である。本研究では、台湾から導入されたコナガの幼虫寄生蜂Diadegma sem...
摘要 "雑草のカタバミに見られる花型多型である等花柱花と長花柱花を有する地域集団の各3群について、その外部形態20形質と1生活史形質の遺伝分散の量的遺伝解析を行った。花と有性繁殖にかかわる7つの形質...
摘要 外来多年生雑草のワルナスビと土着の食植性昆虫の相互作用を明らかにすることを目的とした。ワルナスビを食害する24種の植食性節足動物が記録され、ニジュウヤホシテントウが主要な食害を与える昆虫であっ...
摘要 輸入濃厚飼料に混ざって多くの種類の外来雑草が国内に侵入している。国内で問題となっている外来雑草の防除法開発に資するため、本課題では、これらの雑草の遺伝的多様性を解明する。輸入濃厚飼料に混入した...
草地における強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の確立(59)
摘要 草地で新たに問題となっている強害雑草の生育及び繁殖機構の特性を明らかにし、耕種的手段を中心とした効率的な防除技術を開発する。7年はワルナスビ、アメリカオニアザミ及びシラゲガヤの生育特性を調査し...