地域飼料資源を活用した黒毛和種の中小規模生産システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 汎用型微細断飼料収穫機の改良試作では、①ワゴンの油圧強化(作業効率化)、②ワゴン上昇機構の追加(4t トラック積載対応、従来機は 2t トラック専用、人件費・機械費低減)、③ バックモニター、距離センサ...
3 フリージアウイルス病防除技術の開発、3)伝染経路の解明、(1) 栄養繁殖による垂直伝染(2) 虫媒伝染および接触伝染による水平伝染、① アブラムシ・アザミウマおよび周辺雑草からの水平伝染調査
摘要 【目的】フリージアに感染する主要なウイルス(FreMV、BYMV、CMV)はいずれもアブラムシにより、非永続的に伝搬されるとともに、汁液により接触伝染すると考えられている。また、アザミウマについては一般的...
7.りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究、 3)難防除病害虫に対する効果的な防除法の開発、 (9) ナミハダニの耕種的防除のための雑草管理法の基礎研究
摘要 目的:リンゴ園における主要雑草のナミハダニの繁殖場所としての適性を明らかにする。また、ヒメオドリコソウの生態解明のため、秋季の出芽、初期生育及び開花等の基礎調査を行う。、結果:①主要雑草13種を調査し、11種...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) 玄ソバへの移行係数は平成25年以降低下しており、土壌の交換性カリ含量の上昇と交換性セシウム濃度の割合の低下が関係して...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、 a) エリアンサス栄養系繁殖品種「JEC1」の3年目乾物収量は2.75t DM/10aがえられ第1号品種「JES1」に続く第2号品種と...
寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発
摘要 寒冷地における省力・省資源自給飼料生産技術に関しては、 a) ヘアリーベッチを冬期の緑肥として導入すると、菌根形成促進によるリン吸収量の増加と根粒菌による窒素固定により、後作トウ モロコシの施肥量...
発酵TMR素材としての高タンパク質自給飼料の低コスト調製・給与技術の開発 a. 栽培調製
摘要 飼料用大豆のリビングマルチ栽培では、密植ほど雑草が少なく収量が高くなること、および飼料用大豆の乾物収量は、671kg/10a程度が期待できることを実証試験を通じて明らかにした。青立ち大豆のサイレージは...
生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築
摘要 雑草動態モデルの汎用化と長期的管理システムに関しては、斑点米カメムシ類の餌資源として重要なネズミムギ登熟期の出穂密度を、出芽時期、出芽密度、刈取り等の防除時期及び有効積算温度から推定するモデル...
生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築
摘要 雑草動態モデルの汎用化と長期的管理システムに関しては、a) 相互作用系のモデルとして水稲収穫後の蒸気処理による雑草種子及び病原菌の同時防除試験を長野県、宮城県等と連携して実施し、効果変動要因に関...
摘要 露地園芸地帯での果菜類栽培における土着天敵の有効管理技術を確立するため、各種雑草群落での土着天敵の発生とその繁殖特性の解明、天敵の機能強化を目的とした植生管理、各種天敵温存植物の特性の解明に取...
暖地における周年放牧を活用した高付加価値牛肉生産・評価技術の開発
摘要 水田・耕作放棄地を活用した放牧肥育に関しては、a)暖地での周年放牧体系の最適草地管理技術の確立に向けて、夏季永年牧草(バヒアグラス)の上に冬季1年生牧草(イタリアンライグラス)を播種し利用する際...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
オオバに発生する病害虫の新規防除資材を活用した総合防除体系の確立
摘要 (1)塩類飽和溶液を用いて異なる相対湿度条件を作成し、それぞれにおけるシソ斑点病菌及びシソさび病菌の胞子発芽率を調査するとともに、感染に必要な感染好適湿度条件の継続時間を明らかにする。また、感...
摘要 現地圃場5か所で目合い0.4mmネットと割布の被覆資材の比較を行った結果、0.4mmネット被覆で虫害が減少した。ただし、キスジノミハムシの被害圃場が多く、土壌中の幼虫による影響と考えられた。太陽熱処理...
摘要 震災の影響により水稲の作付ができない圃場での雑草防除対策を明らかにするために、水稲育種研究室の耕作しない圃場で試験した。9月のヒエの発生量(生重)は、耕耘2回処理区と除草剤処理区で、無処理区...
摘要 省力的な大豆栽培法である、不耕起播種と麦類を用いたリビングマルチによる雑草防除法を組み合わせた省力的な栽培法について試験した。不耕起栽培を行うための適正な条間は60cmであり、不耕起栽培は耕起栽培...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術の開発については、1)東北農業研究センター、岩手県、宮城県、山形県、秋田県の公設試験研究機関、山形大学および秋田県立大学で実施した、飼料稲の低コスト栽培...
摘要 専用の播種機等を新規購入しなくても実施可能な全面全層播き乾田直播栽培技術を確立した。「コシヒカリ」の種子8kg/10aを4月上旬に散播し、ドライブハローで浅耕することにより100本/m2程度の苗立ちが得...
摘要 コカブ夏どり現地栽培試験では、0.4mmネットもしくは0.6mmネットの使用により高い防虫効果が得られた。秋どり栽培における夏期の太陽熱処理では、土壌水分が多い場合は15日、少ない場合は30日程度の被覆で...