果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害について,中下位葉重点防除,品種抵抗性及び化学剤や気門封鎖...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 省化学資材・環境保全と生産性を両立させる栽培体系の開発に関しては、転炉スラグによる土壌pHの矯正は、複数年にわ たってトマト青枯病の被害を軽減させる効果があり、耐病性品種や耐病性台木への接木を併...
摘要 農林水産省では食品安全に関する「レギュラトリーサイエンス新技術開発事業」の委託研究を実施している。本事業の一環として、千葉県で生産が盛んなニンジン、サトイモ、ホウレンソウ及びネギについて、カ...
摘要 交付金事業では、全国の異なる土壌条件において、各種の作物に対する資材施用によるカドミウムの吸収抑制の試験を実施している。本県で取り組んだラッカセイ及びホウレンソウにおいては、石灰資材等の施用...
摘要 放射性セシウム(セシウム137、セシウム134)がある程度降下した県内の圃場において、ホウレンソウ及びカンショを対象に移行係数を明らかにするとともに、吸着材(バーミキュライト)や加里の増施がセシウ...
摘要 外皮のカドミウム含量が、ニンジンでは可食部の1.8倍、サトイモでは1.1倍で高かった。また、ネギでは葉鞘のカドミウム含量は、葉身の約2倍で高かった。品種間差では、ニンジンは「愛紅」と「向陽二号」、...
摘要 落花生では、苦土石灰あるいは消石灰の施用で、子実のカドミウム含量の低下は認められなかった。 、 ホウレンソウでは、pHが6.5を下回る土壌において、消石灰を600kg/10aと多量に全層施用することで、可...
摘要 千葉県内で発生したネギべと病菌及びタマネギべと病菌のDNA塩基配列を調査し、これをもとにネギべと病菌検出プライマーを作成した。プライマーは、ホウレンソウ、キュウリ、ブロッコリーの各べと病菌に反...
加温型周年被覆ハウスにおける果菜類の生理障害の原因解明と対策
摘要 目的:加温型周年被覆ハウスにおける各種生理障害(ホウ素過剰障害、トマトつやなし果)の発生実態と原因を明らかにするとともに対策技術を開発する。また、土壌消毒後の施肥・有機物管理技術を開発する。 、...
加温型周年被覆ハウスにおける果菜類の生理障害の原因解明と対策
摘要 目的:加温型周年被覆ハウスにおける各種生理障害(ホウ素過剰障害、トマトつやなし果)の発生実態と原因を明らかにするとともに対策技術を開発する。また、土壌消毒後の施肥・有機物管理技術を開発する。 成...
摘要 落花生では、苦土石灰、消石灰及び石灰窒素の施用で栽培期間中pHが6.5を上回って推移したB土壌(場内圃場土壌)で、子実のカドミウム含量は2~4割低下した。A土壌(Bと異なる場所の場内圃場土壌)で...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)有機質資材の連用における重金属元素のリスク管理技術について、農用地の土壌管理基準元素である亜鉛を対象に、九州地域の安山岩質黒ボク土での高含有率地...
摘要 ソラマメ、スイートコーン、シュンギク及びレタスでは、いずれの品種においてもカドミウム含量は低かった。ホウレンソウでは、「プリウス」において国際基準値に近いカドミウム含量となったが、「アクティ」...
摘要 主要病害に対する新農薬の効果試験を実施し、キュウリ褐斑病、ホウレンソウ萎凋病、ナシ炭疽病・疫病を対象とした新薬剤の有効性を明らかにした。
摘要 ○目的:食の安全・安心が強く求められる中、生鮮農産物の衛生的で安全な栽培管理は全国的な関心事になっている。この衛生管理技術については、養液栽培に端を発し土耕栽培まで広くの手順化が検討されている。...
摘要 冬作ホウレンソウの糖・ビタミン含量は寒締めの低温によって増加したのに対し、硝酸・シュウ酸含量は増加しなかった。特に硝酸は低温によりホウレンソウの体内水分が低下するのに関わらず濃縮の効果も受けず...
耕地の気象環境の長期・広域動態評価手法の開発と気象要素に対する作物反応の解明
摘要 i)道東の農業関係機関等に散在していた約80地点・30年分の土壌凍結深観測データを収集・整理してデータベース化し、パラメータとモデル開発を進めた。また、冬期間における土壌水分動態と積雪融解時のフェー...
摘要 ○目的:土壌養分の過剰蓄積が起こりやすい施設栽培土壌について、有機物施用量と土壌養分の動態との関係を把握した。その結果、牛ふんたい肥8t/10a連用6年目の圃場では、交換性カリ、マグネシウムが無施用区...
摘要 ○目的:果実では糖度センサーの導入により、内部品質で差別化が図られている。生鮮野菜についても、栄養価やおいしさが求められているが、おいしさ保証された農産物の出荷に取り組む事例は全国的にもごく限ら...
屋敷林-畑-平地林の窒素循環と環境負荷物質の適正管理及び低減化技術の開発
摘要 (目的)三富地域の屋敷林-畑-平地林における窒素循環を解明し、 施肥窒素の低減化技術を開発して環境負荷物質の適正管理技術を確立する。また、施肥法改善による露地野菜畑の窒素削減技術、自然循環向上...