アポミクシス牧草ギニアグラスの組換え体開放系利用に向けた遺伝子拡散の基礎研究
摘要 ギニアグラスでは高消化性や難脱粒性など従来の交配育種では実現できない形質を遺伝子組み換え技術によって改良することが期待される。組換え体の利用にあたって、遺伝子の他集団や近縁種への拡散,雑草化が...
108.超高付加価値家畜ふん堆肥の開発 (1)香料、樹木抽出物等による香り付き堆肥の製造
摘要 家畜ふん堆肥の新たな利用分野として、室内観葉植物や家庭菜園を対象とし、香料や樹木抽出物などを混合した香り豊かな成型堆肥を開発する。現在までに、市販の香り原料を牛ふんに混合してエクストルーダで...
摘要 現在、土佐ジロー種卵の約60%が人工授精により生産されているが、自然交配よりも受精率の低下が早くなる傾向にある。そのうえ計画的にひなを供給するために人工授精による種卵生産は労力及び飼育設備など...
DNAマーカーの利用による主要水稲品種のいもち病抵抗性ILの緊急作出
摘要 消費者ニーズと低コスト・環境保全型農業の推進への対応を図るため、イネいもち病真性抵抗性遺伝子用DNAマーカーを利用し、新潟県の主要品種について緊急にIL化する。県内主要品種に戻し交配を実施し...
いもち病伝染源域の防除による低コスト・環境保全型防除技術の確立
摘要 いもち病の伝染源から本田初発にいたる発生過程を明らかにするため、DNAマーカーを用い、伝染源の特定と本田初期発生のプロセスを解明する。また、平坦少発地において伝染源対策を中心とした本田期広域...
1 肉用牛の改良 常陸牛のDNAマーカーによる種雄牛造成実証試験
摘要 低コスト、短期間で確実に優れた肉用牛を選抜するため、茨城県の基幹種雄牛「明光4」について、経済形質の遺伝情報を探索し、この系統の種雄牛造成の参考資料を得る。(社)畜産技術協会附属動物遺伝研究所...
摘要 これまで利用が困難であった、搾乳ロボットの運用データの集計と解析を容易に行うことのできるデータベースの構築をはじめとした、搾乳ロボットの搾乳状況解析システムを開発した。これにより、ロボット搾乳...
摘要 i)直播向けの良質良食味系統として新配付系統「関東217号」を開発した。この系統は、「朝の光」級の熟期で耐倒伏性が優れ、「朝の光」に優る多収であった。葉いもち・穂いもち抵抗性は中であり、食味は「コ...
母系側からの育種改良に利用できるウシ・ミトコンドリアDNAマーカーの検討
摘要 11品種66頭のウシ・ゲノムDNAを用い、これらのミトコンドリア(mt)DNA型を23種類の切断片長多型と27種類のmtDNA-D-ループ領域ハプロタイプに分類した。また、系統樹解析によりこれらをヨーロッパ型とインド型...
摘要 i)がん抑制や更年期障害緩和等の機能性を持つイソフラボン含量が高い「東北126号」が「ふくいぶき」(だいず農林122号)として命名登録され、福島県の奨励品種に採用された。福島県と高イソフラボン性を活か...
分子マーカー等を利用した水稲の実用形質の効率的な育種選抜技術の開発
摘要 i)多数のイネ系統・品種の幼苗の葉片から迅速にDNAを抽出する方法及び系統・品種のゲノムのわずか一塩基の違いを判別できるSNP法をさらに改良して、簡易で精度が高く、しかもPCRで安定的に判別できる新し...
摘要 電磁法探査については、地上及び空中で精度の検討を行った。地すべりの活動予測技術については、現地連続観測を開始した。低コストリアルタイム気象情報については、気象情報サーバに収録するソフト開発を行...
摘要 i)トウモロコシ北方斑点病菌のレース間交配後代F1集団を用いてDNAマーカー連鎖地図を作成し、AFLPマーカー及びレース特異的毒素産生遺伝子に由来するPCRマーカーの本菌ゲノム内における連鎖関係を明らかにし...
分子マーカー等を利用した水稲の実用形質の効率的な育種選抜技術の開発
摘要 i)我が国の最重要病害であるイネいもち病の抵抗性遺伝子の選抜を、DNAマーカーを利用して簡便かつ迅速に行うため、Piz遺伝子座の近くに一塩基置換(SNPs)型マーカーを開発した。このマーカーの利用により、...
摘要 技術相談は受けた質問と最終的な回答を記録すれば、次回からの質問には即座に対応できるが、個人であらゆる質問に即答することは困難である。このため、これら一連の作業をコンピュータを利用することによっ...
摘要 稲における収量性・品質・食味などの複雑な形質の遺伝的解析をDNAマーカーを用いて進め、その結果を育種へ利用していくために、研究用の稲の系統群すなわち解析素材の開発を行ってきた。11年度は極多収系...
摘要 カーネーション萎ちょう細菌病は、夏の高温期に発病が多発する立ち枯れ性の土壌伝染病害であり、発病した病株に適用できる防除薬剤は全くないので、日本でのカーネーション栽培上最も重要な病害である。野菜...
摘要 メロンつる割病レース1、2y抵抗性に連鎖するDNAマーカーを開発するため、抵抗性系統と感受性系統の間でF2集団を育成し、抵抗性の遺伝様式を解明するとともに、抵抗性に連鎖するDNAマーカーを開発す...
摘要 収穫適期を判定する画像処理技術として、結球野菜の三次元形状の計測を試みた。計測には三次元形状計測装置を用い、上方からの濃淡画像と距離画像を得ることができた。また、TCP/IPプロトコルを用いて遠隔に...
脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(184)
摘要 カイコ前部糸腺において、幼虫脱皮時あるいは蛹化時に特異的に発現するmRNAをディファレンシャルディスプレイ法により検出し、66個のcDNA断片をクローニングした。それらのうち、幼虫脱皮特異的cDNAは1個の...