74.テンサイ褐斑病菌のDMI剤に対する感受性モニタリング試験
摘要 褐斑病菌のDMI剤に対する感受性の実態と、感受性低下菌発生条件における薬剤の防除効果と防除体系の違いによる感受性低下菌密度の変動を明らかにし、感受性低下菌の密度を低いレベルに抑制可能な薬剤散布...
水稲病害虫の要防除水準と発生予測を組合せた防除体系の確立(3)フタオビコヤガ
摘要 これまでの減農薬の推進によって水田中期(夏期)の食葉性害虫であるフタオビコヤガが漸増しているため,その要防除水準と発生モニタリング法を検討している。切葉処理による被害解析や放虫試験による幼虫数...
摘要 施設栽培の果菜類においては多数回の薬剤散布を要する病害虫が常発し、化学農薬削減の障害となっている。現在ではそれらの病害虫に対する天敵生物が製剤化され一般の農家レベルでも入手可能となったが、北海...
摘要 目的:地域特産野菜の肥培管理、防除回数等の栽培実態および栽培土壌の理化学性、作物の養分 吸収量、病害虫発生等の実態を調査し、クリーン農業技術の開発に資する。年次計画: 対象作物目:セルリー 1)...
摘要 1 現行防除体系における主要病害虫毎の被害実態の把握 現地での病害虫発生状況は,黒星病が最も多く,次いで輪紋病,心腐れ症の被害が多かった。また,現行薬剤防除体系で対応が困難な病害として紅粒がんし...
摘要 ハウスでのきゅうり栽培において、主要害虫に対する天敵の導入適期を簡易に判定する発生モニタリング法の開発をするとともに、天敵を有効に利用する方法を確立することを目的に試験を行った。1) きゅうりハ...
水稲病害虫の要防除水準と発生予測を組み合わせた防除体系の確立
摘要 水稲病害虫に対する発生対応型防除を生産現場で行うためのマニュアル作りを目的として、いもち病とフタオビコヤガに対する簡易モニタリング方法を示した。いもち病に関しては止葉始めとその1週間後に、水田1...
環境負荷軽減技術の開発試験 4 生物機能利用による病害虫防除技術の開発 (2)生態系と調和したキュウリ病害虫の総合防除技術の開発 ウ 生物的防除技術等の開発
摘要 耕種的防除や拮抗微生物及び天敵等の導入を図り、化学合成農薬の使用を低減した露地キュウリ栽培における省農薬防除技術を確認する。モニタリング防除区においては、土着の天敵類が7~8月にかけて多く発生...
野菜等ハサップ産地支援のための病原性微生物フリー堆肥製造管理技術の開発
摘要 埼玉県では、「露地野菜生産におけるHACCP方式の考え方を取り入れた自主管理マニュアル」を策定し、重要管理点の一つに「堆肥の散布」をあげていることから、危害要因とされる堆肥中の病原性微生物の簡易...
3.農産物の安全安心確保に関する研究開発事業 (3)コムギ赤かび病菌の毒素(DON)汚染軽減技術の確立
摘要 三重県の小麦生産は転作作物として重要な位置を占めており、本作化による栽培面積の増加に伴い、赤かび病の発生が増加している。平成14年5月に厚生労働省が定めた小麦中の赤かび病菌毒素(DON)暫定基準...
摘要 i)茶樹に強制風あるいは水滴を含んだ強制風を吹き付けて、害虫除去率81-86%、作業能率0.22ha/hの乗用形送風式捕虫機を民間と共同開発し、特許出願した。多口ホース噴頭、送風式肥料散布機等を試作、改良し...
摘要 i)受託や借地など分散した多くの圃場を有している、水稲作と転作作物の経営体が活用できる生産管理システムを開発した。携帯端末とGPSを利用して現場で作業内容や防除歴など必要な情報を入力し、そのデータ...
摘要 当年度の試験研究方法:ニホンジカの季節移動、土地利用様式解明のための行動追跡に取り組む。シカ個体群の推移予測のため、捕獲個体の解析を行う。被害の発生予測手法を確立するための情報収集とその分析を...
摘要 当年度の試験研究方法:微害林における枯損及びマツノマダラカミキリ成虫モニタリングに取り組む。サビマダラオオホソカタムシの触角の電気生理的反応を解析する。寄生線虫 Contortylenchus genitalicolaが...
摘要 i)精密農業確立のために、水稲、麦の生育初期にCCDカメラにより近接画像を圃場走行しながら検出し、それに応じて10%以下の誤差で局所追肥できる施肥機を試作した。ii)自動走行田植機の制御手法について高精...
摘要 1.当年度の研究目的 個体数推定方法を改良してのシカの生息密度推定,大型実験柵におけるシカ導入前の植物多様性の把握,GPSテレメトリー法の測位精度・測定成功率の検討,発信器を装着したシカのホームレ...
摘要 i)携帯情報端末を用い、圃場の栽培情報とGPSによる防除作業機の位置情報を組合せ、病害虫防除の作業内容、時間、処理した圃場などの防除歴を記録することのできる簡便で正確な手法を開発した。この手法を用...
摘要 ニューキノロン標的遺伝子のgyrAおよびparCの塩基配列全長を決定した。gyrB及びparEについては、inverse PCRでの増幅が良好でなく、約50%の塩基配列決定にとどまった。得られたgyrA及びparC遺伝子をプロー...
家畜ふん尿由来のトリメチルアミン、アンモニア等悪臭物質の防除技術の開発(172)
摘要 デンマークと共同で、悪臭物質の動態解明と除去技術の開発を行った。オガクズ敷料の粉塵捕捉効果を定量化し、開放型豚舎の風上側へのネット設置によりアンモニア拡散を半減できる可能性を示した。排せつ物処...
センサ技術の融合による生育環境・作物情報検出技術の開発 -害虫発生状況検出技術の開発
摘要 圃場内の害虫の種類、発生量及び発生場所を検知または推定するための技術を開発する。今年度は聞き取り調査等を行い、■各地の病害虫防除所では統廃合が進み、きめ細かい発生予察が行い難い状況にあること、■...