土壌病害の熱水消毒と耕種的防除・機能水消毒を組み合わせたつる割病等病害の総合防除技術の確立(316)
摘要 高温時や圃場の乾燥時に実施したり、熱水注入量を増加させる,あるいは深耕や有機物の連年投与などによる土壌の膨潤化などにより、熱水土壌消毒の効果は高まることを明らかにした。また熊本県鹿本地域の栽培...
メロンつる割病菌の病原性関連遺伝子の単離・機能解析とレース変動機構の解明(299)
摘要 REMI形質転換法により、高頻度形質転換系を確立し、メロンつる割病菌Me102010(レース2)から1,169株の形質転換体を選抜した。レース判別品種に対する形質転換体の病原性を調査した結果、合計13株の病原性...
摘要 REMI法により、メロンつる割病菌レース2から3株の形質転換株を得た。このうち1株は「アムス」に対する病原性を喪失しており、2株は「アムス」と「黄金九号」に対する病原性を喪失していた。「アムス...
摘要 2005年の世界的な臭化メチル全廃計画を受け、土壌伝搬性のCGMMVによるメロンのモザイク病防除における臭化メチル代替技術として、外来遺伝子の導入によりメロンにジーンサイレンシング機構等のCG...
キュウリ緑斑モザイクウイルスの経済的評価に関する調査研究(295)
摘要 1966年に我が国に侵入し大発生して大きな被害をもたらしたキュウリ緑斑モザイクウイルス(CGMMV)の、スイカ、キュウリ、メロン、ユウガオにおけるウイルスの発生経過や防除対策について調査を行っ...
摘要 本課題は、複雑な遺伝様式を持つ量的形質や、検定が困難あるいは長期間を要する形質等、育種目標として扱うことが困難な形質に関して育種を効率化できるDNAマーカーを開発するための基盤技術を確立するた...
野菜におけるRFLP利用メロンうどんこ病及びワタアブラムシ抵抗性の遺伝子診断技術の開発
摘要 メロンの重要病虫害であるうどんこ病及びワタアブラムシへの抵抗性を、わが国における栽培品種に効率よく取り入れるため、これらの形質に連鎖したDNAマーカーを開発する。うどんこ病及びワタアブラムシに...
メロンつる割病菌の病原性関連遺伝子の単離・機能解析とレース変動機構の解明
摘要 地球環境との調和を図りつつ持続的な食料生産体制を確保するためには、環境付加軽減型の病害防除戦略への転換が求められている。本課題では、メロンつる割病菌の病原性関連遺伝子を効率的に単離できる高頻度...
摘要 培養系を利用した複数の病虫害抵抗性の同時検定法を確立するために、クローン増殖法とクローンの抵抗性検定法の開発を行った。メロンの腋芽の培養条件はMS培地に0.1mg/lNAA、増殖にはMS培地に...
摘要 9年度は、CGMMVがキュウリやスイカより遅れて発生し現在でも被害が出ているメロンやユウガオにおけるウイルスの発生経過や防除対策について調査した。メロンやユウガオでの発生しているCGMMVはす...
摘要 ハイグロマイシンB抵抗性遺伝子をマーカーとするプラスミドpSH75を利用したREMI法により、メロンつる割病菌レース2から得た3株の形質転換株(病原性変異系統)の病理学的性質を調査した。3株の...
摘要 ウリ科野菜の糸状菌病に対する抵抗性育種法を確立するため、抵抗性検定法の改良および抵抗性素材の検索を行った。メロンのつる割病抵抗性については、北海道夕張市で分離された極めて病原力の強い菌株に対す...
遺伝子マーカーを利用したFusarium oxysporum菌群の分化型の類別と個体群構造の解析(252)
摘要 DNAフィンガープリント分析により、ウリ科作物つる割病菌5分化型は、病原性のみならず遺伝的にも分化した種内系統であることが明らかとなった。メロンつる割病菌は、わが国には4つのレースが分布してい...
摘要 メロンつる割病菌にはレースとよばれる病原性変異系統があり、抵抗性品種の利用などの防除面に複雑な影響を及ぼしている。そこで病原性関連遺伝子を検索し、病原性変異機構の解明や遺伝子診断技術の開発に資...
摘要 メロンの耐病虫性に関する省力的選抜手法を開発するためリーフディスクの利用を検討した。その結果、リーフディスクにMannitol 10g/l及びBenzimidazole 50mg/lを添加した...
摘要 メロン品種‘Kaigwa’は、他品種と比較してミナミキイロアザミウマによる食害痕が少なく、ミナミキイロアザミウマ抵抗性を有すると思われた。しかしながら、現行の抵抗性検定法はミナミキイロアザミウマ...
メロンのうどんこ病抵抗性及びワタアブラムシ抵抗性に関連したDNAマーカーの検索
摘要 メロンの重要病害虫であるうどんこ病及びワタアブラムシについて、それらの抵抗性に関連したDNAマーカーを明らかにする。両病害虫に抵抗性を有する‘PMAR NO.5’と感受性品種及びそれらを両親とし...
摘要 6年度までに、ミナミキイロアザミウマ抵抗性素材である‘KAIGWA’を交雑した後代から幼苗検定によって抵抗性個体を選抜し、さらに果実形質が比較的良好であった個体を選抜した。しかしながら、現行の抵...
組換えメロンの花粉飛散性と導入遺伝子の環境への影響(178)
摘要 模擬的環境(隔離圃場)において、組換えメロンの花粉飛散性と自然条件下におけるウイルス抵抗性を検討した。組換えメロンのカナマイシン抵抗性をマーカーとして、組換えメロンから一定間隔で花粉受入れメロ...
摘要 キュウリを用い、つる割病抵抗性検定における培養土のpHの影響を検討した結果、pHが低い程発病が促進されることが明らかになった。メロンつる枯病抵抗性を市販F1品種、育成した抵抗性中間母本、育成素...