摘要 だいずは、タンパク質や脂肪を多く含む重要な食糧、飼料であり、イネ、コムギと並ぶ世界の重要作物である。世界的な人口増加が予測される中で、だいずの生産量増大は、世界の食糧需要の安定化に不可欠の課題...
摘要 トビイロウンカは中国大陸から、毎年梅雨期に西日本に飛来し、多大な被害をもたらす重要害虫である。この防除には有効な抵抗性遺伝子を利用することが重要であるが、日本稲に導入されたトビイロウンカ抵抗性...
摘要 近年、我が国の高齢化社会が急速に進展する中で、食に対して積極的な健康の維持増進機能を求める消費者ニーズが高まっている。機能性に富んだそばが育成されるとそば需要が高まると考えられる。そこで、機能...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(178)
摘要 ダイズ黒根腐病について、幼植物段階で判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、既知の品種より高度の抵抗性を有する品種や系統の選抜を試みた。その結果、播種後約3週間で抵抗性程度が...
摘要 ジーンバンク保有の系統のなかには、まだ日本の小麦育種に利用されていない赤さび病抵抗性遺伝子が存在するので、その遺伝資源を明らかにするとともに、抵抗性遺伝子の栽培品種への導入を図る。11年度は、...
暖地向き飼料用トウモロコシの障害抵抗性育種法の開発(152)
摘要 暖地における晩播・夏播き栽培用品種には南方さび病抵抗性が必須である。そこで、本病抵抗性の春播き接種検定法を開発するとともに、遺伝解析により抵抗性には相加効果が最も重要であることを明らかにした。...
イネ属種間交雑によるトビイロウンカ高度抵抗性導入領域の分子生物学的解析に関する研究(192)
摘要 O.officinalisからトビイロウンカ抵抗性を導入したIR54742-23-19-16-12-3を使用した。ヒノヒカリ/IR系統のF1にヒノヒカリを戻し交雑し、その後代で、トビイロウンカ...
摘要 イネの雑草耐性の一因を成すと考えられるアレロパシー活性について、簡易・高精度の検定法を開発し、それを用いてアレロパシー活性の高いイネ遺伝資源を選出する。また、RFLPマーカーを用いて、アレロパ...
摘要 リンゴでは、わい化栽培の普及に伴い、わい性台木の根幹部の腐らん病の被害が問題になっており、腐らん病に対する抵抗性台木の育成が望まれている。これまでに切り枝を用いた抵抗性検定の際の諸条件を解明し...
摘要 マメナシ、ネパール梨A、麻売早梨、埼玉2-1の剥皮種子をサイトカラシン1,2,5ppm液で処理し、正常に生育した個体を鉢植えした後に白紋羽病菌を接種した。しかし、無処理区でも白紋羽病による枯死...
アルコール用高糖性スイートソルガムの特性解明とハイブリッド育種法の開発(150)
摘要 世界各国から導入した約200 品種・系統の糖生産力とその関連形質の変異を解明するとともに、稈汁糖度についての簡易検定法を確立した。また、わが国暖地に適応する高糖性・多収品種の育種法を開発するた...
摘要 野性種(異種ゲノムを含む)および外国種の持つすぐれた病害虫抵抗性や直播適性(低温発芽性や太根性)を実用品種に導入する方法を開発するとともに、これらの特性を合い備えた複合抵抗性系統の育成を図る。...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(162)
摘要 病原菌を培養した培土中にダイズ種子を播種し、幼植物段階でダイズ黒根腐病に対する抵抗性検定が可能か否かを検討した。その結果、播種10~14日後で発病に明らかな品種間差を認めたが、抵抗性の評価指標...
摘要 生物研遺伝資源センターより依頼された稲269品種・系統について、稈長等13項目の1次特性と耐倒伏性を調査し,畑晩播による葉いもち抵抗性を調査した。また,一部の100点については,縞葉枯病抵抗性...
摘要 大豆の食葉性害虫であるハスモンヨトウに対する栽培品種の虫害抵抗性程度を、「アキシロメ」及び「アキセンゴク」を標準とした室内簡易検定法を用いて調査した。検定した166品種のうち、「コサマメ」は非...
メロンのうどんこ病抵抗性及びワタアブラムシ抵抗性に関連したDNAマーカーの検索
摘要 メロンの重要病害虫であるうどんこ病及びワタアブラムシについて、それらの抵抗性に関連したDNAマーカーを明らかにする。両病害虫に抵抗性を有する‘PMAR NO.5’と感受性品種及びそれらを両親とし...
摘要 ウリ科野菜の糸状菌病に対する抵抗性育種法を確立するため、抵抗性検定法の改良および抵抗性素材の検索を行った。メロンのつる割病抵抗性については、北海道夕張市で分離された極めて病原力の強い菌株に対す...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(154)
摘要 病原菌を培養した培土中にダイズ種子を播種し、幼植物段階でダイズ黒根腐病に対する抵抗性検定が可能か否かを検討した。その結果、抵抗性の強弱の判定には利用できるが、精度を高めるためには抵抗性の評価指...
摘要 いもち病抵抗性遺伝子を有する外国稲と日本稲の組み合わせによるいもち病抵抗性に関する準同質遺伝子系統の育成を進めた。また、異種ゲノム導入系統(農林29号(4n)/O.officinalis//コ...
ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(14)
摘要 7年度は交雑実生における黒とう病抵抗性の幼苗検定を行ったが、病原菌の接種は1回によるものであったことから、検定方法並びに結果の信頼性を確認する必要があった。そこで、8年度は、反復数を増やして追...