摘要 嗜好の多様化に対応するため、煎茶だけでなく、かまいり茶及び半発酵茶として優れた特性を有する系統を選抜する。煎茶として栄養系比較試験を終了した200系統について、かまいり茶及び半発酵茶としての適...
摘要 7年度までに単離したチャのカルコンシンターゼ(CHS)ジェノミッククローンを解析したところ、このCHS遺伝子は2つのエクソンと1つのイントロンからなり、長い5’非翻訳領域を含んでいた。この5’非...
摘要 かまいり茶を製造する際の炒り葉条件と、香気を主とする品質との関係を解明するため、8年度は、炒り葉温度の違いによる香気成分の変化について、複数の品種を用いて解析を行った。炒り葉温度が低くなるに従...
摘要 近年茶園における多量の施肥が問題となっており、その低減技術や品質に及ぼす影響についてのデータの蓄積が望まれている。しかしながら、特に施肥量が緑茶の香気成分組成に及ぼす影響については、過去少数の...
摘要 "生葉格付けの官能評価基準の一つである形状や色などの視覚情報を、画像処理によって的確に得る手法の開発を行い、生葉格付けの自動化を試みる。そのため、まず8年度は、摘採芽の格付けに有効な物性と計測...
摘要 茶の再製の重要な工程であるふるい分けは切断および火入れのための前処理であり、再製茶の品質に及ぼす影響は大きい。そこで再製工程におけるふるい分けおよび木茎除去の効果について検討をした。荒茶を電気...
摘要 煎茶の仕上げ加工における火入れ条件の基礎資料とするために、煎茶用品種の火入れによる香気成分の変化を解析した。‘やぶきた’、‘おくゆたか’、‘おくみどり’について調査した結果、官能検査の結果では、‘お...
摘要 "かまいり茶を製造する際、炒り葉工程はその風味に大きな影響を及ぼすが、炒り葉工程と品質との解明が遅れている。そこで、7年度は、ふるい上とふるい下の香気を比較分析し、炒り葉工程における加熱香気成...
摘要 植物体内の一次代謝と二次代謝との遺伝子発現制御上の関係を明らかにするため、一次代謝産物である糖による二次代謝酵素遺伝子の発現制御機構について検討した。その結果、二次代謝酵素として重要な、フェニ...
摘要 煎茶として品質検定を終了した栄養系比較試験第37群(16系統)、38群(10系統)の各系統についてかまいり茶としての適性を検定するために、一番茶をかまいり茶として製茶し、その香味特性を調査した...
摘要 中揉工程後の茶葉粒度、含水率及び製茶品質との関係を明らかにし、荒茶工場を活用した茶の最終製品化を検討した。(1)中揉葉をふるい分けると、茶期、原料等の原葉形質及び蒸し度には関係なく、含水率はふ...
摘要 煎茶として品質評価を終了した系統比較試験第36群についてかまいり茶及び半発酵茶としての品質評価を行った。かまいり茶として品質の良かった系統は、系36-7、系36-13、系36-15及び系36-...
摘要 新登録品種についての蒸熱条件及び他の多くの登録品種については茶種への適応性を検討した。(1)’めいりょく’の品質は蒸し時間の短いものが外観が優れ、内容は若芽では60秒が、やや硬化したものは90秒...
摘要 チャの主要成分のひとつであるカテキンの合成系において、重要な合成酵素、カルコンシンターゼ(CHS)の遺伝子を単離・解析することを目的とする。CHSのcDNAクローンを3つ、ゲノミックDNAクロ...
摘要 植物体内の代謝は、遺伝子発現制御のネットワークの下で機能していると考えられる。本課題は、一次代謝と二次代謝との遺伝子発現制御上の関係を明らかにするため、一次代謝産物である糖による二次代謝酵素遺...
摘要 し好の多様化にともない、種々の茶種が消費されるようになり、かまいり茶も外国産のものを中心に徐々に消費が増加している。かまいり茶を製造する際に、炒葉工程は、その風味に最も大きい影響を及ぼすが、炒...
摘要 チャのカルコンシンターゼ(CHS)について、3種類のcDNAの塩基配列を決定した。それらの推定アミノ酸配列は他種のCHSアミノ酸配列と非常に高いホモロジーを示した。チャ染色体中には少なくとも5...
摘要 工程中の茶葉粒度と乾燥速度および品質との関係を解明するため、中揉葉をふるい分け、製茶をした。蒸し時間60秒および120秒とも中揉葉を分離した後、精揉工程にかけたが、茶の品質は、両者ともふるい上...
摘要 同一品種で煎茶およびかまいり茶を製茶した。4年度同様、香気成分量はかまいり茶が多く、増加する成分はtrans-2-Hexenal、cis-3-Hexen-1-ol、Linalool、Nerol...
摘要 生葉の加工適性を判定するシステムを開発するため、生葉を画像、粘弾性、近赤外分光の各方法で計測した。その結果、画像を処理して形状特徴値を求め、ニューラルネットワークで判定することにより、生葉の分...