バラ切り花品質保持期間を延長する光触媒を利用した小型溶液浄化装置の開発
要約 光触媒の有機物分解能力と糖処理を組み合わせたバラ切り花の品質保持システムを開発し、これを実用化するための小型溶液浄化装置を作成して切り花の開花促進や品質保持期間延長を可能にした。 キーワード 切...
バラ切り花の「一定長切り上げ・順次切り下げ収穫法」による多収技術
要約
バラ‘ローテローゼ’のロックウールに栽培において、1番花および2番花を一定長で採花し、3番花を採花母枝1節付けて採花して、採花母枝を1節ずつ切り下げる収穫法では、慣行の基...
卵低温保存によるアカヒゲホソミドリカスミカメ同日齢個体の確保
要約 コムギ幼苗に産み付けられたアカヒゲホソミドリカスミカメの卵を24時間ごとに回収し、まとめて4℃に保存後25℃で保温することにより、4日間の低温保存で約2.5倍、7日間保存で約3.5倍の成虫および幼虫をそれ...
要約 穂首いもちは、出穂後の日平均気温の積算気温50-300℃日の穂に、また籾・枝梗いもちは0-200℃日の穂に感染可能である。穂いもちの感染可能期間を出穂後の積算気温300℃日以内と見なすことで、イネ株内の感染可...
クロソイ(Sebastes schlegeli)の貯蔵温度について
背景・ねらい
クロソイは、日本各地に分布し、青森県において、沿岸漁業の重要な対象魚種のひとつである。クロソイは、市場価値も高いが、消費地から遠い本県では鮮度低下が問題となっている。しかし、クロ...
背景・ねらい
有毒プランクトンの人為的拡大については船舶のバラスト水が知られている。魚病の分野などでは、水産生物を介した微生物の伝搬(水平感染)が従前より問題となっている。そこで、水産種苗や養...
畑地における牛ふん成型堆肥施用後の亜酸化窒素発生および発生要因
要約 牛ふん成型堆肥を畑地へ施用すると、数日後に化学肥料、バラ堆肥の施用と比べ多量の亜酸化窒素が発生する。その発生要因は、主として成型堆肥中の脱窒によると考えられる。 背景・ねらい
要約 不時開花などで花芽が著しく不足した樹に同品種の腋花芽を2月中旬に接ぎ木することで花芽の不足を補うことができる。結実した果実は大きさがばらつくものの、糖度やpHは平年と同等であるため収量の低下を抑...
サツマイモ「ムラサキマサリ」の2分割いも付き苗の調製と移植栽培による収量性
要約 「ムラサキマサリ」の30~100gの種いもを横2分割し50穴深型セルトレイで3~4週間育苗する。このいも付き苗を3月下旬~4月下旬に移植し栽培すると慣行挿苗栽培と同等以上の収量が得られ、株当たり上いも数が...
抗菌性物質無添加の子豚期飼料への乳酸菌添加は飼料要求率を向上させる
要約 抗菌性物質無添加の子豚期飼料に乳酸菌製剤又は抗菌性物質を添加して、体重30kgから70kgまで子豚に給与すると、乳酸菌添加飼料給与による飼料要求率は抗生物質無添加飼料給与よりも向上し、抗菌性物質添加飼...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
要約 煎茶用品種「香駿」の釜炒り茶適性は、香気面で「やぶきた」と比較して高い。生葉の萎凋処理により、香気が高まるとともにバラ様の甘い花香が発揚する。また、萎凋処理によりゲラニオール等の香気成分が著し...
要約 開発した交配計画ソフトは、枝肉形質の経済的な重要度を表す産肉能力の総合育種価(円)と子牛発育能力の育種価(kg)と近交係数を新たに表示することができる。 キーワード 産肉能力の総合育種価、子牛発育...
要約 バラ品種「エクラン(仮称)」は、既存品種の中では数少ない鮮紅色の花色を有する。切花長は70cm以上、花弁数は40枚以上で、生産性や日持ち性、うどんこ病抵抗性についても対照品種と同等であり、産地オリジ...
カーネーションの2年切り栽培における適正な切戻しの高さとかん水管理
要約 カーネーションの2年切り栽培における切戻しの高さは、切戻し後の芽整理の本数が少なく、株の生存率が高い10㎝が適している。切戻し前後のかん水管理は、切戻し前までかん水を継続することで、m2当り200本...
要約 小型スイートコーン「ピクニックコーン」は、除房処理を行わないことで栽植株数の50%程度の株で販売可能な穂が1株から2穂収穫でき、「味来390」と同等以上の収量が確保できる。 キーワード 小型スイートコ...
銀セラミックスを用いた大規模生産施設で利用できる養液の除菌技術
キーワード 銀セラミックス、循環養液、除菌、Pythium、Phytophthora 背景・ねらい 鉢物の生産施設では、Ebb & Flow方式などの底面給水栽培の導入により大規模化が進んでいる。このような施設では、養液の循...
背景・ねらい
山口県の一部干潟域には環境省のレッドデータブックで絶滅危惧1類に指定されているカイガラアマノリの分布が見られ、以前から一部の地域住民により僅かながら食用に利用されていた。しかしな...
要約 鉢花生産において、生分解性ポットを育苗に用いて直鉢替え栽培を行うことで、省力化が可能である。ポットは底面にカド穴4個を加え5穴とし、育苗期間によりデンプンの混合率を変えることで、慣行栽培と同等...
要約 ブタ第4染色体に検出された筋肉内脂肪含量QTLにおいて、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、筋肉内脂肪含量を増加させる効果がある。 キーワード ブタ、DNAマーカー、QTL、筋肉内脂肪 背景・ねら...