水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
底面給水鉢花栽培における光触媒・酸化チタンを利用した養液の殺菌技術
要約 光触媒・酸化チタンを利用した殺菌装置は、養液中の土壌伝染性病原菌であるシクラメン萎凋病菌、キク青枯病菌、バラ根腐病菌、バラ疫病菌に対して、殺菌や増殖抑制効果がある。 キーワード 光触媒、酸化チタ...
紫外光と青色光を用いた花弁中のフラボノイドとカロテノイドの簡易判別法
要約 フラボノイドは紫外光を、カロテノイドは青色光をそれぞれ特異的に吸収することから、紫外光下で花弁が暗く見えることでフラボノイドの存在を、青色光下で暗く見えることでカロテノイドの存在を非破壊的に検...
要約 本県でのカーネーションの起き上がり仕立て栽培は早期定植では台風被害を受けやすいため、10月定植が良い。また、栽培品種は早生~中生品種の「ソネットブラボー」「エチュード」「アルテア」などが適する。...
要約 キクの養液栽培において、クリンカアッシュ、川砂の両培地はアクアフォームやパミスサンドなどの既存培地と同等の収量、品質の切り花を生産できる。また、ガーベラ、宿根スターチス、ソリダゴ等の宿根草類や...
要約 遊休棚田に山羊を放牧することにより、植生は大型の雑草や雑かん木が抑圧され、草丈の低い雑草に移行し、耕作再開か容易な状態に保全管理できる。土壌の物理性は踏圧により表層に近い部分が緻密化し、透水...
要約 スプレーギクの養液栽培においてフェノール発泡樹脂はロックウール粒状綿より保水力が小さく、細粒の樹脂が下層に集積しやすいが、生育や切り花品質はロックウール粒状綿と比べて差はなく、代替培地として有...
要約 北海道で発生している病害はきくで15種、ばらで10種、ストックで5種、きんぎょそうで4種、アルストロメリアで3種、サンダーソニアで2種である。また、害虫はきくで22種、ばらで24種、ストックで15種、きんぎ...
エブ・アンド・フロー方式による鉢花生産に適した培養液窒素濃度
要約 エブ・アンド・フロー方式でエラチオールベゴニア始め8種類の鉢物を生産する場合の培養液窒素濃度は、ポインセチアでは100~200mg/L、他の7種類では80mg/L程度で鉢と地上部のバランスが良くなる。 背景・ね...
要約 ミカンキイロアザミウマ成虫の施設内への侵入抑制には、目合い 1.0mm以下の防虫ネットやアルミ蒸着フィルム混紡ネットによる開口部被覆及び紫外線カットフィルムの全面被覆が効果が高い。 背景・ねらい 愛知...
雨よけ栽培の秋ギクにおけるミカンキイロアザミウマの発生消長と防除適期
要約 雨よけ栽培の秋ギクにおけるミカンキイロアザミウマの発生は、膜割れ前のキク上ではわずかであるが、膜割れ後の花の中で急増する。したがって、薬剤防除は膜割れ前から7日以内の短い間隔で計画的に実施する...
要約 ミカンキイロアザミウマは、キクの冬至芽上で成虫、幼虫、卵などの種々の発育ステ-ジで越冬している。しかし、4月に冬至芽上に孵化幼虫が急増することから、本種の春季における発生源の主体は冬季に産み付...
防蛾用黄色蛍光灯が主要花きの生育、開花、切り花品質に及ぼす影響
要約 防蛾用黄色蛍光灯を栽培ほ場で終夜点灯すると、光強度により、キクでは開花遅延や未着蕾、カーネーションでは到花日数短縮、バラでは切り花長伸長が認められた。 背景・ねらい 近年、多犯性害虫であるタバ...
要約 キク切り花を効率的に短時間で水揚げするには、水中切りをし、水深を約20cmにすることが重要である。また、50~100ppmの濃度での界面活性剤の利用も効果がある。 背景・ねらい JA愛知渥美町で建設中のキク切...
要約 ミカンキイロアザミウマの発育ゼロ点は9.5℃、卵から成虫までの有効積算温度は194日度である。15~30℃では成虫は1~3カ月生存し、200~250卵を産卵する。25℃における内的自然増加率は0.144/♀/日である。 背景...
要約 キクではL-イノシトールとシリトールが、バラではメチルβ-D-グルコシドとキシロースが、カーネーションではピニトールが、またスイートピーではボルネシトールが主要な構成糖の一つである。メチルβ-D-グルコ...
要約 スカシユリの切花生産は、比較的労力がかからずに栽培に取り組めることから、夏季冷涼で秋季早冷な気象条件を活かして良品を生産できる促成並びに抑制栽培技術を確立し、施設での周年生産が可能となった。 ...