要約 泡盛蒸留粕は無処理のまま、サトウキビ肥料として利用できる。施用量は10アール当たり夏植えで10トン、春植えで7トン、株出しで8トンが適当である。植付け前に2トンを施用し、植付け後は毎月1.1.5トンを6・7...
ロータリー砕土によるケブカアカチャコガネ属の一種Dasylepidasp.幼虫の密度低減
要約 宮古地区においてサトウキビの立枯れの原因となるケブカアカチャコガネの一種の幼虫は、収穫後直ちに耕起用ロータリーで砕土することにより密度を低減できる。沖縄県農業試験場・病虫部さとうきび害虫研究室...
要約 さとうきび品種選抜試験におけるブリックス、蔗汁糖度及び繊維分を同時に分析するために細裂試料を用いた近赤外分光分析計による品質評価法を開発した。九州農業試験場・作物開発部・さとうきび育種研究室 ...
要約 さとうきび「KY88T-520」は「NiF8」より蔗汁糖度、純糖率、可製糖率が高く高品質である。風折抵抗性が強い。茎が適度に軟らかいために刈り倒しが容易で、3月以降の側枝発生が少ない等、収穫作業適性が優れる...
14. サトウキビ酢の抗変異原活性及びアンギオテンシンI変換酵素阻害活性
要約 サトウキビ酢は、各種発癌物質に対して幅広い抗変異原活性を示し、ポリフェノール含量も高い。さらに、サトウキビ酢はアンギオテンシンI変換酵素に対しても阻害活性を示す。 背景・ねらい
南九州地...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれの収穫方式にも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地...
要約 自足型社会という理念型=出来るだけ環境に負荷を与えない農村社会を想定し,その在り方をモデル的に検討する一環として,島嶼地域を対象に物質・エネルギー循環構造の調査・分析を行い,農産物,エネルギー...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれにも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地域における...
要約 サトウキビ品種選抜試験におけるブリックス及び蔗汁糖度の分析に適用可能な近赤外分析用検量線を作成した。この検量線の利用により、多数の系統のブリックス及び蔗汁糖度が簡便に測定できるため、品種選抜試...
要約 日本産サトウキビ野生種(Saccharum spontaneum)の花粉を、摂氏20度、相対湿度50%程度の室内で風乾後、摂氏-80度で凍結貯蔵すると、3か月後の交配でも雑種を作出することができる。置床前に加湿処理すると...
サトウキビの品種育成に必要な高糖性及び早熟性を定量的に評価するための指標
要約 サトウキビの早期高糖性品種育成に必要な、高糖性及び早熟性を定量的に評価するための指標(糖度比、最高糖度比、登熟程度比)を考案した。それらを用いると、交配母本の選定や育成地での初期選抜の効率化に...
サトウキビ畑における除草剤の植溝または株元散布による効率的雑草防除
要約 サトウキビ畑の雑草は、除草剤の植溝または株元散布と中耕・培土との併用により効率的に防除できるとともに、環境負荷軽減が図られる。 背景・ねらい サトウキビ作は、機械化による規模拡大が図られているが...
極早期高糖性サトウキビ「Ni12」の11月収穫における3年3作の収量性
要約 極早期高糖性の「Ni12」は春植を11月収穫しても、株出で欠株の発生がないため、2年株出まで原料茎重は安定している。品質は「NiF8」より常に高く、可製糖量は3年3作で「NiF8」より優れる。鹿児島県農業試験...
要約 側枝を育苗ポットに挿芽する場合,採取後に水浸せきをすると活着率が良く、発根率は95%以上と高い。その際側枝の葉は切らない方が良い。挿芽前に貯蔵が必要な場合には、側枝の集合体のまま黒ビニール袋に封入...
要約 カンシャクシコメツキ類成虫の乾式性フェロモントラップは、これまで使用されてきた水盤式性フェロモントラップに比べて1.6-2.9倍の虫を誘殺できる。本トラップの適用により、トラップ管理作業の軽減と防除...
要約 アリモドキゾウムシの雄は低温期にはあまり分散しない。寄主植物がないと、より遠くに分散する。風に助けられた場合、雄は連続飛翔によって少なくとも2km分散する。沖縄県農業試験場・ミバエ研究室 背景・ね...
要約 開発したトラクタ搭載型防除作業台は,市販の定置型動力噴霧機を積載しブームスプレーヤとして利用するものである。本機は18kW~37kW(25~50PS)クラスの乗用トラクタに装着でき,奄美地域ではサトウキビ及びバ...
要約 平成2年沖縄県産業連関表から解析した結果、サトウキビは生産額が100億円(約50万t相当)減少したことにより、県経済全体では生産額で 321億円、農業及び雇用者所得で96億円の減少が生じたと推定され、極め...
要約 サトウキビ酢は、各種発癌物質に対して幅広い抗変異原活性を示し、ポリフェノール含量も高い。さらに、サトウキビ酢はアンギオテンシンI変換酵素に対しても阻害活性を示す。九州農業試験場・畑地利用部・畑...
要約 降雨時の圃場流去水を定量ずつ自動採水し、降雨時の採水を全量貯める積算採水と降雨量20~25mmごとの分割採水を併用して、一定期間無人で多点同時の自動 採水を行う採水装置である。圃場から海洋へ流出する...