畑作生産に由来する温室効果ガス発生量の LCA による算定法と十勝地域の大規模畑作への適用
要約 作物生産体系全体から発生する温室効果ガス発生量のLCAによる算定方法を提案し、その方法を十勝地域の大規模畑作に適用すると、1年あたりの温室効果ガス発生量(CO2換算値)は、小豆の1.72tCO2/haからてん...
要約 休閑期間に緑肥導入や隔年のロータリ耕管理を行うことで休閑後の雑草発生を抑えられるとともに休閑期間中の作業時間の短縮が図れる。特に休閑後1、2年目に秋まき小麦を栽培する場合には期間の長短にかかわ...
地下水中硝酸性窒素削減のための普通畑およびたまねぎ畑における対策
要約 深層土壌の土壌溶液中硝酸性窒素濃度によって、圃場からの硝酸性窒素流出のモニタリングが可能である。硝酸性窒素削減対策として、てんさい茎葉すき込み後のばれいしょ作では土壌硝酸性窒素量に応じた減肥、...
テンサイ褐斑病菌の DMI 剤に対する感受性低下の実態とその対応法
要約 北海道内で、DMI剤に対する低感受性菌が優占する圃場が散見され、本剤を連用すると低感受性菌の分離率は明らかに高くなる。本剤の防除効果を維持するためには、作用機作の異なる薬剤との体系散布が有効であ...
要約 テンサイ黒根病の被害は内部腐敗の進んだ株で大きく、感染時期が早いほど内部腐敗を生じる。フルアジナム水和剤の100倍液の苗床土壌潅注は省力的で有効である。品種、薬剤、石灰資材の組み合わせた防除対策...
要約 テンサイそう根病ウイルスの外被タンパク質遺伝子読み過ごし領域をタバコあるいはてんさいへ導入することで高度なウイルス抵抗性個体が得られる。抵抗性発現のメカニズムは導入遺伝子による転写後のジーンサ...
要約 休閑期間に緑肥導入や隔年のロータリ耕管理を行うことで休閑後の雑草発生を抑えられるとともに休閑期間中の作業時間の短縮が図れる。特に休閑後1、2年目に秋まき小麦を栽培する場合には期間の長短にかかわ...
畑作生産に由来する温室効果ガス発生量のLCAによる算定法と十勝地域の大規模畑作への適用
要約 作物生産体系全体から発生する温室効果ガス発生量のLCAによる算定方法を提案し、その方法を十勝地域の大規模畑作に適用すると、1年あたりの温室効果ガス発生量(CO2換算値)は、小豆の1.72 t CO2/haからて...
要約 総合施肥播種機に装着した深耕爪の作用により、土壌物理性が改善され、作土層透水性は向上する。深耕爪はロータリ耕盤層の深さを超える作用深 23cm 以上で耕盤破砕効果が大きく、爪本数では 5 本、...
要約 てんさいの黒根病抵抗性を高い精度と再現性で検定できる圃場検定法を確立した。 最適検定条件は、灌水多湿土壌処理を根部肥大始め 2~3 週間後の 7 月初旬頃から開始し、処 理期間を 30~35 日間とするこ...
要約 遊走子を接種源とした人為接種による、テンサイ黒根病抵抗性検定手法を開発し た。本手法による発病の品種間差は、自然発病と同一であり、再現性および試験精度は高 い。本手法は、播種後 120 日で抵抗性の...
要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
土壌生息菌 Pythium oligandrum耐病性誘導物質の特性
要約 Pythium oligandrum から抽出した細胞壁タンパク質画分(CWP)は、テンサイおよび 小麦に対して耐病性誘導活性を有し、植物体の抵抗性関連酵素の活性増強や細胞壁への キーワード Pythium oligandrum、耐病性...
要約 発生推移に年次間差が大きいテンサイ褐斑病のモニタリング開始時期は、6~7 月の感染好適日数から決定できる。 キーワード テンサイ、褐斑病、モニタリング 背景・ねらい テンサイ褐斑病の初発時期と初発に関...
要約 直播テンサイにおいて、慣行の全量作条施肥に替わる低ストレス型施肥技術とし て全層施肥と分肥の効果を検討した結果、両者とも初期生育が向上し、増収する。ただし 全層施肥には、多雨時に窒素肥効が低下す...
土壌生息菌Pythium oligandrumの耐病性誘導物質の特性
要約 Pythium oligandrum から抽出した細胞壁タンパク質画分(CWP)は、テンサイおよび小麦に対して耐病性誘導活性を有し、植物体の抵抗性関連酵素の活性増強や細胞壁へのフェノール物質(主にフェルラ酸)の沈着を...
要約 遊走子を接種源とした人為接種による、テンサイ黒根病抵抗性検定手法を開発した。本手法による発病の品種間差は、自然発病と同一であり、再現性および試験精度は高い。本手法は、播種後120日で抵抗性の検定...
要約 次作に対する肥効、菌根菌感染、根粒菌着生、ネグサレセンチュウ発生抑制から、エンバク(野生種)はダイズと、ヒマワリ、マメ科緑肥はタマネギ、トウモロコシと、シロカラシ、マメ科緑肥はテンサイと組み合...
要約 植物の必須微量元素であるホウ素の主な働きは、細胞壁でペクチンをラムノガラクツロナンII-ホウ酸複合体の形で架橋して、細胞壁構造を安定化することである。 キーワード ホウ素、ペクチン、ラムノガラクツ...