要約 桑農林20号「なつのぼり」は、「一ノ瀬」に育成系統「No.3001」を交雑して育成された。枝条の先枯れが少なく、直立性で条径も細く、伐採後の再生長が旺盛であることから、温暖地における密植栽培による機械...
要約 本蚕品種は、群馬県蚕業試験場が育成した日本種「ぐんま」と黄繭中国種「支125号」との日中一代交雑種である。飼育経過は稚蚕、壮蚕ともにやや短く、膿病にやや抵抗性があり、単繭重は1.85g内外、生糸量歩合...
要約 密植向き桑品種「せんしん」は、桑育成系統「九68-52」に「大島桑」を交雑して育成した品種で、壮蚕用桑として夏切・春切のいずれにも適し、萎縮病抵抗性で、枝条の先枯れも少ないことから、密植栽培による...
要約 桑育成系統「本75-26」に「No.3001」を交雑し、普通植向き桑系統[「本87-99」を選出した。本系統は夏切ともに「しんいちのせ」より多収である。枝条の伸長は劣るが、枝条数は多く、やや展開する姿勢を示すこ...
要約 優性の抵抗性遺伝子Nid-1を導入して育成した春蚕用普通蚕品種の「大成」は、カイコ濃核病ウイルス1型に対し完全な抵抗性を示す。本品種は白繭系二化性日中一代交雑種であり、良質繭の高い生産性と優良な繭糸...
要約 「一ノ瀬」に桑育成系統「本65-87」及び「No.3001」を交雑し、桑系統「本88-35」及び「本88-48」を選出した。いずれも多収性を有するが、やや展開する姿勢を示すことから、普通植栽培に適するものと考えられ...
要約 グリホサート系除草剤は、桑の完全落葉期から帯青直前までの期間では、桑に薬害を生ぜず安全に使用することができる。また、本剤の桑園での散布は、3月の雑草の発生初期が最も効果的である。 背景・ねらい ...
要約 暖地向き桑新品種候補系統「九75-08」は、枝条倒伏が少なく、密植栽培での機械収穫に適応し、密植栽培や夏秋蚕期に多収である。 背景・ねらい 西南暖地では、風雨による倒伏や病害虫の多発、晩秋以降の...
要約 少雪寒冷地向きで良質・多収の桑品種「わせゆたか」(桑農林17号)を育成した。本品種は、春の発芽が早く、技条伸長良好で、晩秋蚕期の葉の硬化も比較的遅く、普通植えまたは密植に適する。 背景・ねらい 少雪...
要約 「本80-60」は枝条の伸長が良好で、節間は短く、再発芽性に優れた温暖地・密植向き桑系統である。本系統は春蚕期および晩秋蚕期の収量が多く、年間を通じて生育が旺盛であるところから、多回育および機械収...
要約 桑品種「ときゆたか」に桑系統「本30-01」を交雑し、温暖地向き桑系統本82-39および本82-40を育成した。いずれも枝条伸長・再発芽が良好で、枝条数・収量が多い。挿木発根性は、本82-39は良いが、本82-40は...
温暖地・密植向け桑系統 本83-67・本83-72および本83-73の選抜
要約 桑品種「ときゆたか」に「はやてさかり」を交雑し、温暖地・密植向き桑系統本83-67、本83-72および83-73を育成した。いずれも、収量は「しんいちのせ」程度であり、枝条伸長はやや劣るが、枝条数は多い。前2...
要約 クワ縮葉細菌病(Pseudomonas syringae pv. mori)の抵抗性は、古条挿し木葉では温度25℃、湿度95%RH条件で接種7日目、新梢水挿し葉では温度20℃、湿度90%RH条件で接種5日目で判定が可能であり、抵抗性検定方...
インド蚕品種の核多角体病ウイルス及び濃核病ウイルスに対する抵抗性
要約 インド蚕品種のSarupat, NistariおよびMoriaは核多角体病ウイルス(以下、NPV。)に抵抗性が高かった。Sarupat, Nistari, Moria, C. NichiおよびPure Mysoreの5品種は濃核病ウイルス(以下、DNV。)Ⅰ型に抵...
要約 桑農林1~9号の栽培特性を植付3~5年目まで調査した結果、「ゆきしらず」を除く品種は多収で、「ゆきしらず」、「しんけんもち」及び「あおばねずみ」以外は秋季の葉の硬化が遅く、収穫回数の増加が可能であ...
要約 クワ縮葉細菌病(Pseudomonas syringae pv. mori)の抵抗性は、古条挿し木葉では温度25度C、湿度95%RH条件で接種7日目、新梢水挿し葉では温度20度C、湿度90%RH条件で接種5日目で判定が可能であり、抵抗性検定...
低コスト人工飼料による広食性蚕品種「あさぎり」の1〜4齢飼育標準表
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴