AM菌非宿主作物の後作・間作への緑肥導入による次作物の収量の改善
要約 アーバスキュラー菌根菌(AM菌)と共生しない作物を栽培すると、次作物のAM菌感染、収量が低下する。非宿主であるキャベツ収穫後の緑肥(AM菌宿主)の導入、キャベツ栽培時の緑肥の間作により、次作物のAM菌感染...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効の遅速を含む迅速な評価手法を開発し、簡易化・マニュアル化するとともに、分析結果に基づき施肥量を試算する施肥設計システムを構築した。これにより家畜ふん堆肥の施用当作の窒素肥...
雪中貯蔵キャベツの結球内部黒変症状対策と雪中貯蔵による品質保持
要約 黒変症状発生履歴がある圃場での「冬駒」栽培では土壌pH矯正と硫酸カルシウム施肥が、著しい発生履歴がある圃場では「大学寒玉」の導入が有効である。雪中貯蔵により、収穫時の外観・内部品質ともに長期間維持...
うね内部分施用法を用いた夏秋キャベツ作の窒素収支に基づく施肥削減量
要約 夏秋キャベツ作の窒素収支によれば、慣行施肥量では窒素施肥量は過剰となる。うね内部分施用法を用いると、結球部搬出では慣行量の50%削減、全量または地上部搬出では30%削減が窒素収支から見て適正であるが...
少雨条件における灰色低地土の冬作キャベツ畑の施肥窒素溶脱の実態
要約 少雨条件において灰色低地土の水田地帯の露地畑で冬作キャベツを栽培すると、施肥窒素は収穫後、降雨に伴い多量に溶脱する。この場合、収穫期までに施肥窒素の6割程度が無機態窒素として土壌残存し、作物吸...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約
要約 造成された諫早湾干拓地では、緑肥のすき込みと牛ふん堆肥2t/10aを2年連用すると、全炭素、可給態窒素が露地野菜畑の改善目標値まで改善し、冬キャベツでは目標収量5,600kg/10a程度の収量が得られる。またバ...
高窒素濃度堆肥を用いたキャベツ、スイートコーン50%減化学肥料栽培技術
要約 キャベツ、スイートコーンにおいて、乾物窒素濃度が2%前後~3%前後の堆肥を見かけの窒素利用率を20~40%と推定して、化学肥料の50%を代替施用することで、慣行並の収量を得ることができる。 キーワード 堆肥...
生分解性マルチを利用した夏秋どりキャベツ等における全面マルチ栽培
要約 生分解性マルチは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等の夏秋どり全面マルチ栽培に利用でき、生育期間の短縮や施肥量の削減、フィルム回収作業の省力化、使用済みプラスチックの排出抑制等に有効である...
要約 キャベツのセル成型育苗において、培養土に被覆燐硝安肥料を600g/L混和したセル内施肥法は、本圃基肥及び追肥を省略しても慣行施肥法と同等以上の収量が得られ、夏どり栽培では43%、春どり栽培では71%の減...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
要約 田畑輪換栽培において、小麦栽培の石灰窒素入り肥料利用、キャベツ栽培の作条施肥、収穫残さの早期鋤込み、キャベツ跡の暗渠排水水位制御などの改善技術を組み合わせることにより、作物の生産安定・品質向上...
青果用カンショを主軸作物とする作付体系における窒素収支と減肥栽培
要約 カンショーダイコン、カンショーイタリアンの体系では窒素負荷はみられないが、カンショーキャベツ、カンショーバレイショ、カンショーゴボウ体系では7~15kg/10aの窒素負荷が認められる。カンショーキャベ...
肥効調節型肥料を用いた局所施肥による夏どりキャベツの省力減肥栽培
要約 夏どりキャベツにおいて、窒素吸収パターンに適合する肥効調節型肥料を全量局所施肥することにより、追肥の省略が可能で、20%減肥しても慣行施肥区とほぼ同等の可販収量が得られる。この方式により、作付け...