要約 二重ループ形のバネを背中へ固定する腰補助器具は、重量物を取り扱わないで前屈み姿勢を保持して行う軽負荷の作業時に腰への負担を軽減できる。さらに、体幹の前後・左右方向の曲げやひねり動作時や、歩行、...
苗の小型化により育苗・植付作業を省力化する原料用かんしょの機械化一貫体系
要約 小型化した苗を用いた原料用かんしょの苗床造成から本圃植付けまでの機械化一貫体系により、育苗・植付作業時間は慣行体系と比べて約50%の削減ができ、作業姿勢が改善される。平均収量は慣行栽培並みであり...
要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
要約 エダマメコンバインは、ほ場内でエダマメ株の刈り取りと脱莢を行う自走式の作業機である。開発機は上下一対の櫛形でエダマメ莢をもぎ取るため、分枝の多い品種でも脱莢率が高く、機械的損傷が少ない。作業能...
全面水耕栽培での低棟ハウスの形状と棟高がハウス内気温とネギの生育に及ぼす影響
要約 水耕ネギ栽培において、施設内全面を水耕栽培ベッドとした棟高の低いハウス(以下、低棟ハウス)は、形状が片屋根型、棟高が2mの場合、慣行の棟高3.8mのアーチ型ハウスに比べて、盛夏季のハウス内気温、培養...
根域制限下で細根の表面積や呼吸活性を維持する種子繁殖型イチゴ
要約 イチゴ実生苗の根系は太い不定根群とこれらから分枝した細い側根群からなる構造を有し、活発な側根の形成能力を持つことで、根域制限下においても表面積や呼吸速度の低下をきたさない。 キーワード 種子繁殖...
要約 野菜用半自動多条移植機(製品名「おしどりさん」)の移植ユニットを改良することで、露地でのキク直挿し作業が可能である。また、植付姿勢が改善され、省力・軽労化が図られ、植付作業効率が高まる。 キーワ...
ファン付き作業着(商品名:空調服)の利用による高齢者の農作業の軽労化
要約 空調服の着用により、作業者の体表面温度が低下し高齢者の農作業負担の軽減に有効である。熱線カットタイプと慣行の空調服は、同程度の温度低下効果が認められる。また、高齢作業者の総合評価では、9 割以上...
要約 開発した2条植えヤマノイモ移植機は、慣行と同等の作業精度で、作業負担度が慣行よりも93%減少する。開発機の作業能率は、作畝、移植、マルチの各作業が同時に行えるため2.2h/10a となり、慣行と比較して省...
要約 本機は、畝立て栽培した採種用タマネギの花球を収穫する機械である。余分な茎部を段階的に 切除しながら搬送することにより、草丈のバラツキに関係なく、採種に必要な花球部のみを効率的に刈り取り、 コンテ...
要約 切断刃の形状が曲面で、軽量かつ操作性の高い軟弱野菜の簡易根切り機である。本機を利用した ホウレンソウの収穫作業において、作業時間が手作業の29%、市販機の50%に短縮される。 キーワード 軟弱野菜、...
要約 アスパラガス全期立茎栽培において、母茎となる若茎を畝間方向に押し倒して母茎を列状に 形成させる誘引法を開発した。誘引は,若茎に半円筒資材の内側をあてがい、45度の角度まで倒し、再度、 曲がり癖のつ...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
キャベツ栽培中の畝を追従できる畝間センサを用いた自律走行運搬車
要約 無人で畝間を追従して走行する運搬車である。機械的に畝間を追従する畝間センサによる自律走行および遠隔操作が可能である。キャベツ栽培中の畝を操舵作業なく積載量500kg、速度0.44m/sで運搬作業が行える。...
要約 つる性サヤインゲンにおける栽植密度は株間40cm・3粒播き2本仕立てが適し、摘葉は収穫初期は葉齢20日を、収穫後期は葉齢15日を超えた光合成能の低い葉(色差計L値が34以上)を対象に行い、発生葉の3割程度を...
キーワード わい性サヤインゲン、栽植密度、全量基肥 背景・ねらい 沖縄県では冬春期サヤインゲンの生産量が大幅に減少している。わい性サヤインゲンのジベレリン処理による収量増と収穫の軽労化が図られつつある...
要約 筒状の軟白器具を用いることで簡易にホワイトアスパラガスを生産できる。本器具は内径40mm程度の遮光性資材の筒を用い、その上下を簡易加工したものであり、約4cm以下の萌芽に被覆すると緑に着色せず、立茎...
要約 開発した移植機は2人組作業による人力けん引・人力苗供給方式で、簡易な構造であるため小型・軽量である。本機を用いることにより植え付け時の作業姿勢が大幅に改善され、60度以上の腰曲げ作業が解消でき...
高設栽培のイチゴ「さちのか」と「とよのか」の出蕾・開花に対する培地加温の効果
要約 培地加温により最低培地温を摂氏12度以上確保すると、第2次腋果房までの出蕾・開花は早まり、初期収量が増加する。最高培地温が摂氏25度前後になると、摂氏20度前後の場合と比較して、「さちのか」の腋果房...
要約 小型・軽量なエンジン式野菜根切り収穫機は露地圃場や施設内において、ホウレンソウ等の根部を切断刃の前後運動により、効率的に切断することができる。 キーワード エンジン式、野菜、根切り収穫機、小型・...