要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
要約 果樹(もも、りんご)剪定細断枝はオガクズと1:1の割合で混合することで、敷料として利用可能である。また、果樹剪定細断枝と戻したい肥を用い、高さ60cmの発酵床とした場合、床の最高温度が54℃まで上昇し...
要約 せん定位置(結果母枝の基部)の高さを2m以下とする超低樹高整枝の「筑波」は、低樹高整枝と比較してせん定作業が省力化される。また、その徒長枝は着花や結実が良好であり、結果母枝として利用することで...
要約 主枝が3本の杯状形から主枝が2本の一文字整枝に樹形改造することにより樹高が低くなり、作業性が向上し、また、間伐による単収の低下が少ない。 キーワード マンゴー、アーウィン、樹形、杯状形、一文字整枝...
要約 中山間地域における肉用牛繁殖経営を対象とする、里地放牧技術の診断票である。放牧馴致、家畜衛生と生産、放牧施設整備と安全対策、草地管理、畜産経営の革新、地域農業への貢献の6局面についてチェック...
キウイフルーツのショ糖溶液を用いた人工受粉における花粉の適正希釈倍率
要約 キウイフルーツ「ヘイワード」でショ糖溶液(寒天0.1%添加)を用いた人工受粉では、花粉の希釈倍率が250~500倍の範囲で十分な結実が確保でき、果実肥大および果実品質は慣行の溶液受粉とほぼ同等である。ま...
要約 無核「ピオーネ」の短梢栽培において、開花開始期(花穂整形時)にブドウ棚の副線位置(第6節前後の節間)で新梢をねん枝し、さらに満開期(第1回目ジベレリン処理時)に副線位置から先の各節間をねん枝する...
リンゴわい性台木を使用した若木における低樹高化のための側枝形成法
要約 わい性台使用リンゴ樹の定植年に地上1m 位置で切り返し、発出した側枝を車枝状に配置することで主幹延長枝の生育抑制を行う。翌年に延長枝を地上2m芽のない部分で切り返すことにより樹高3m 以下、結実...
要約 葉取らずふじは、ふじを基幹とする大規模経営体において、自家労力の軽減が必要な場合に導入する。導入の際、単収及び生食向け製品率が低下するので、隙間の販路開拓(ニッチャー戦略)を行い、試食や小売販...
要約 リンゴ「ふじ」わい化栽培において、摘花剤利用により摘果作業時間の約35%、摘葉剤利用により摘葉作業時間の約20%を省力化できる。また、JM7台を用いた低樹高化栽培により脚立を使用しないで主要作業...
要約 モモの平棚仕立ては、立木仕立てより袋掛け、摘果等の作業時間は短縮される。全体の作業時間は誘引作業が加わるが着果量に差がない場合は同程度、着果量が増加すると多くなる。また、面積当たりの作業負担は...
要約 樹冠占有面積25m2のブドウ「デラウェア」を適正に生育させるために必要な最少土壌容積は0.75m3であり、土壌改良範囲は慣行(幹から半径1.8m、深さ30cm程度)の1/4に縮小できる。深さ30cmで改良を行う場合、...
早期成園化と管理作業の省力化に適したブドウの独立型トンネル栽培
要約 ブドウのトンネル栽培において、トンネル毎に独立した棚施設を開発した。この施設に一文字型整枝で密植された「ピオーネ」は、植栽4年目で成園化し、慣行の平棚トンネル栽培に比べて早期成園化が可能となる...
リンゴ「ふじ」小型樹密植栽培における省力技術導入の経営的効果
要約 「ふじ」小型樹密植栽培で摘花剤・摘果剤・摘葉剤を使用した省力技術を導入すると、慣行に比べて10a当たり所得が2千円の減少となるが、労働時間が68%に省力化できる。また経営面積2ha規模では省力技術を導入...
要約 樹高を3m程度に抑えたウメ「南高」の一文字、X字低樹高仕立て法は主産地の平均収量1,600kg/10aを樹齢6年で超えることができ早期多収であり、収穫作業能率も慣行仕立て樹より高く、せん定にも一部脚立を利用...
要約 平行整枝長梢せん定栽培は長梢せん定した結果母枝を直線上に誘引し、平行に配置する技術である。「巨峰」の有核栽培では、結果母枝列を1.5m間隔とし、結果母枝列1m当たり5房着房させることで収量、果実品...
要約 「はやばや星」は「コリンス」または「コビル」の自然交雑実生から選抜育成されたハイブッシュブルーベリーで、育成地において7月上旬に収穫最盛期になる早生品種である。果実は大きく、酸味がやや強く、食...
リンゴ「ふじ」の小型樹密植栽培における食味本位リンゴの省力生産体系
要約 M.9ナガノ台木を用いた「ふじ」の小型樹密植栽培において、省力的な着果・着色管理を行うことにより作業時間が減少し、食味を重視した品質基準において慣行管理とほぼ同等の品質の果実が収穫可能である。 キ...
要約 わい化栽培において、リンゴの「葉とらず栽培」の目標とする品質を有する果実を得るための成木期における樹体構成は、骨格となる(直径5cm以上)側枝2~3本、やや細目(2.5~5cm)の側枝5~6本で、平均側枝間隔...
リンゴ「ふじ」に対するキノキサリン系・MEP水和剤の摘葉効果
要約 キノキサリン系・MEP水和剤(商品名:「ジョンカラープロ」)は、「ふじ」に対して摘葉効果が高い。希釈倍数を500倍とし、散布量は400~500リットルを目安とする。葉摘み時間は、着果枝果台部の落葉率が45~...