培養された渦鞭毛藻Karenia mikimotoiのクロマグロ幼魚に対する致死性の検討
要約 九州海域では赤潮による養殖クロマグロの大量死が頻発している。赤潮による被害を回避して養殖事業の安定化、規模拡大につなげるための基礎資料を得...
漁家所得の向上と経営安定を目指した養殖漁場の環境収容力に関する研究
要約 良質な二枚貝を持続的に生産できる漁場利用の在り方を漁業関係者に提示することを目的として、岩手県大船渡湾を対象に、カキの成長、漁場の環境や河...
要約 リンゴ作経営において、摘花剤、無袋栽培、葉とらず栽培、収穫袋など省力技術体系を導入することによって、労働生産性、収益性を低下させずに規模拡大が図れ、他産業並の労働報酬を獲得することが可能である...
大規模リンゴ作経営成立のための省力生産・販売一体型ビジネスモデル
要約 大規模リンゴ作経営の生産性・収益性の向上には、常雇の導入による樹園地の適正管理に加え、省力技術体系の導入が必須である。また、外観品質の低下を補う価値を、顧客へ適切に価値伝達しうる直接販売・契約...
要約 オウトウの平棚栽培は、初期収量が少ないが7~8年生になると慣行栽培と同等の収量が得られ、商品性も向上する。さらに、収穫作業の省力化が図られるとともに、低い雨除け施設の利用が可能であることから、...
ブドウ「紫玉」の軽労・省力化のための整枝法および花穂管理技術
キーワード ブドウ、紫玉、整枝法、花穂管理、作業時間 背景・ねらい 鹿児島県のブドウは「巨峰」(有核)が主体で、収穫期間が8月下旬に集中するため、労働力不足や労働負荷が一層増大している。これまでに、「...
要約 平行整枝長梢せん定栽培は長梢せん定した結果母枝を直線上に誘引し、平行に配置する技術である。「巨峰」の有核栽培では、結果母枝列を1.5m間隔とし、結果母枝列1m当たり5房着房させることで収量、果実品...
要約 二次花穂を利用した花穂整形とフルメット10ppm混用ジベレリン25ppmの満開期1回処理を併用すると摘粒作業を行わなくても従来と同等の「ピオーネ」果実の生産が可能となり、花(果)房管理が大幅に省力化でき...
加温ハウス栽培マンゴー4月出荷作型における花芽分化期の温度管理法
要約 加温ハウス栽培マンゴーにおける、11月上旬~12月上旬の温度管理は、最低温度10℃、最高温度20℃とすることにより花芽分化が促進され、開花期が12月中旬~1月中旬、収穫期が4月中旬~5月中旬となる。 背景・ね...
要約 7月に夏果の収穫が可能なイチジク品種のうち、「キング」は栽培が容易なことに加え、収量、品質ともに優れる。慣行の一文字整枝を基本とし、主枝上に結果枝と予備枝を交互に配置することにより、10a当たり...
要約 ウメ農家では、供給過剰に伴う価格低下が経営上大きな問題となっている。これに対し、多くの農家はウメの高品質生産や栽培規模拡大による対応を志向しているが、一部の農家は他品目への切り替えやウメの大量...
加温ハウス栽培マンゴーの花芽分化に対する秋季の低温遭遇及び土壌乾燥の効果
要約 加温ハウス栽培におけるマンゴー「アーウイン」は、秋季に摂氏15度程度の低温に遭遇することにより、花芽分化が促進され着花が安定する。また、秋季の土壌乾燥により開花及び収穫時期が早くなる。鹿児島県果...
要約 リンゴ作経営の特殊性を考慮して受粉樹制約と作業別熟練度を組み込んだリンゴ作の線形計画経営モデルを構築した。 背景・ねらい リンゴは東北の主要果樹であるが、リンゴ価格の下落により収益が悪化しており...
要約 日本なしのせん定作業に雇用労力を導入し、園主等の基幹従事者と労働調整を図るための作業法を開発した。せん定適期前の落葉期までに園主がせん除する側枝に目印を付け、当該側枝等のせん定作業は雇用者に委...
要約 農作業の安全、快適性向上対策を総合的に検討する際に、重量物運搬の負担軽減、作業姿勢の改善、省力化、作業場・圃場の整備、作業環境の改善、機械・道具の安全使用と管理、農薬・燃料の安全使用と管理、衛...
要約 ブドウ‘ピオーネ’の二期作栽培は、労働力と追加投資の面で生産者が導入しやすい作型であり、経済性の面でも既存の加温作型に比べて高い優位性と安定性をもつ。そのため、ブドウ作経営の展開に大きく寄与する...
要約 日本なし「豊水」では、花芽整理、摘蕾、摘花で花数を減らすことにより、受粉、摘果作業の省力化及び花粉使用量の削減と大玉の生産が可能である。 背景・ねらい 日本なしでは受粉、摘果、収穫調整等の作業に...
ジクロルプロップ剤と収穫ネットを利用したクリの高能率収穫技術
要約 クリの収穫最盛期の約1か月前にジクロルプロップを散布すると、収穫期に毬と果実が分離して落下する割合が大幅に増加する。さらに、開発した収穫ネットで果実を集めると、慣行の収穫法に比べて3~4倍の収...
要約 乳牛尿汚水をオガクズで濾過することにより,その後6日間の間欠曝気(曝気量4m3 /時・m3 ,4時間曝気,1時間静置)で周辺の民家に迷惑のかからない土地還元が可能である。 背景・ねらい 現在,畜産の経営...
要約 リンゴ選果場に光センサー選果機やプールラインを導入することで、未熟練労働力を多く活用できるようになり、周辺都市の潜在労働力にまで雇用範囲が拡大され、リンゴ産地の労働力不足を緩和することができる...