臭化物イオンの浸透特性と窒素収支に基づいた浸透水窒素濃度推定モデル
要約 モノリスライシメータを用いて得られる土壌の臭化物イオン浸透特性と作付毎に求める余剰窒素量から、浸透水窒素濃度の経時変動が推定できる。 キーワード 硝酸性窒素、溶脱、伝達関数モデル、モノリスライ...
要約 ピーマンの雨よけ栽培において、被覆硝酸石灰140日タイプを含む被覆配合肥料を用いた全量基肥栽培において、被覆配合肥料を施肥幅30cmで条施肥すると肥効が向上し、3~5割の減肥が可能である。 キーワード ...
背景・ねらい 高窒素含有鶏ふん堆肥の安定生産は、鶏ふんの有機肥料としての利用促進を図るうえで有効な手段と考えられる。これまで、配合飼料で飼育した採卵鶏の新鮮鶏ふんの全窒素量は約6%、内50%(30mg/g)...
水稲移植前落水時の湛水深を60mm以下にすると水質汚濁負荷が半減する
要約 大区画圃場において水稲移植前湛水時の強風による波は田面土壌を巻き上げて、移植前落水による水質汚濁負荷を大きくする。落水直前の湛水深を60mm以下にすると、水質汚濁物質濃度を抑制し、落水深(排水量)も...
微少熱量計を利用すれば生ごみ処理物等の易分解性有機物量を推定できる
要約 土壌に生ごみ処理物等の有機質資材を添加し微少熱量計で発熱を測定することにより、有機質資材に含まれる易分解性有機物量を推定でき、腐熟度評価に利用可能である キーワード
背景・ねらい 分解性有機...
要約 化学肥料の削減に向けて家畜ふん堆肥の施用量と施肥窒素の減肥率を考慮した堆肥の有効利用推進が必要である。堆肥の成分含有量と肥効率を計算に入れて施肥設計を行う簡便な施肥計算ソフトウェア「施肥太郎1...
ウメ園から生ずるせん定枝チップおよびチップ堆肥の表面散布条件下での分解
要約 ウメ、サンゴジュのせん定枝チップおよびウメチップ堆肥を表面散布すると、7か月後の乾物残存率は60%、57%および90%となる。ウメおよびサンゴジュチップでは約40%が分解され、ウメチップ堆肥では10%が...
要約 液肥は、毎日午前9時に点滴チューブから一定量(年間施用量÷365日)を1回施用する方法で、10a当たり年間窒素施用量は、バラ栽培では約80kg、ガーベラ栽培では約40kgが適当である。 キーワード 液肥、隔離ベ...
高窒素濃度堆肥を用いたキャベツ、スイートコーン50%減化学肥料栽培技術
要約 キャベツ、スイートコーンにおいて、乾物窒素濃度が2%前後~3%前後の堆肥を見かけの窒素利用率を20~40%と推定して、化学肥料の50%を代替施用することで、慣行並の収量を得ることができる。 キーワード 堆肥...
要約 有機質液肥であるCSLを利用した有機養液土耕法は、既存の養液土耕システムを利用してトマト促成長期栽培に適用できる。本栽培法は長期間の栽培でも肥料成分が土壌中に蓄積しない環境負荷軽減型の栽培法で...
移植前湛水深を抑制するとECが高まり懸濁された土壌粒子が沈降しやすくなる
要約 水稲移植前の湛水深を小さくすると、電気伝導率(EC)が高くなり、土壌粒子の沈降を促進して、排水中の水質汚濁物質濃度が低下する。 背景・ねらい 閉鎖水系水田地帯において、水系の水質汚濁物質濃度は主に代...
液状家畜ふん尿に由来する病原性細菌等の非土壌性細菌の畑土壌での動態
要約 液状家畜ふん尿連用土壌のペプトンーポリミキシン培地で計数される菌群は液状家畜ふん尿(600t/ha年)投入直後に増加し、液状家畜ふん尿から持ち込まれた動物由来の非土壌性細菌、病原性細菌、糞便性大腸菌群...
移植前湛水深を抑制するとECが高まり懸濁された土壌粒子が沈降しやすくなる
要約 水稲移植前の湛水深を小さくすると、電気伝導率(EC)が高くなり、土壌粒子の沈降を促進して、排水中の水質汚濁物質濃度が低下する。 キーワード 大区画水田、水質、EC、 全窒素、懸濁物質、水質汚濁物質 背景...
水稲移植前落水時の湛水深を60mm以下にすると水質汚濁負荷が半減する
要約 大区画圃場において水稲移植前湛水時の強風による波は田面土壌を巻き上げて、移植前落水による水質汚濁負荷を大きくする。落水直前の湛水深を60mm以下にすると、水質汚濁物質濃度を抑制し、落水深(排水量)も...
要約 茶葉抽出滓類はいずれも硝酸態窒素を取り込み、その量は炭素1g当たり10~12mgとほぼ一定である。窒素含量が多くC/N比が低い煎茶滓等は、ウーロン茶滓に比べて茶滓由来の窒素無機化量が多いため土壌中無機態...
キャベツの有機質肥料栽培のための畝立て同時畝内作条局所施肥機
要約 15kWクラスのトラクタに装着でき、畝立てと同時に畝内に4条作溝局所施肥ができる作業機である。作業能率は1.2時間/10aで、有機質肥料を用いた初冬どりキャベツ作に適応できる。 キーワード キャベツ、畝内...
要約 福島、栃木県内の秋冬作露地栽培ホウレンソウのβ-カロテン含量は、有機栽培より慣行栽培で生産されたものの方が有意に高い。それには、土壌と肥料の種類の違いがそれぞれ関与している。 キーワード ホウレン...
微少熱量計を利用すれば生ごみ処理物等の易分解性有機物量を推定できる
要約 土壌に生ごみ処理物等の有機質資材を添加し微少熱量計で発熱を測定することにより、有機質資材に含まれる易分解性有機物量を推定でき、腐熟度評価に利用可能である。 キーワード 易分解性有機物、生ごみ、微...
要約 茶園でよく用いられる有機質肥料(菜種油粕、大豆粕、肉骨粉、魚粉)の黒ボク土茶園における可分解性窒素量は全窒素含量の59~89%で、地温摂氏25度では可分解性窒素量の90%が8~12日で無機化する。無機化速...
要約 根域を制限してミニトマトを栽培することにより、有機質肥料調製法の影響を判定できる。有機質肥料の連用、特に有機質肥料を好気発酵させて施用した場合には、化学肥料施用の場合と比較して、収量が高まる。...