キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている
要約 キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられるこ...
要約 ナギナタガヤは生物検定法で強いアレロパシー活性を示しました。そのアレロケミカル として、(-)-3-hydroxy-β-ionone と (+)-3-oxo-α-ionolを検出しました。 背景・ねらい ナギナタガヤ(Vulpia myuros
根域制限下で細根の表面積や呼吸活性を維持する種子繁殖型イチゴ
要約 イチゴ実生苗の根系は太い不定根群とこれらから分枝した細い側根群からなる構造を有し、活発な側根の形成能力を持つことで、根域制限下においても表面積や呼吸速度の低下をきたさない。 キーワード 種子繁殖...
要約 輪ギクで切花長60cm程度を目標とした短茎栽培で、「神馬」と「岩の白扇」を組合せた作型では、茎長20cmまで育苗する大苗育苗と、短日条件の本ぽに定植する本ぽ直接短日法を利用した栽培方式で年5作の周年栽...
要約 秋ギク「神馬」の冬春期の開花作型において親株が日最低気温10℃以下に20日以上遭遇した親株からの穂を、挿し芽期間の最低夜温を24℃で管理すると、17℃で管理した場合に比べて開花が早まり、開花遅延を防止で...
「雪姫」の12月出荷における挿し穂及び発根苗低温処理による生育・開花促進
要約 福岡県で育成した白色系の電照栽培用秋ギク「雪姫」は、電照抑制12月出し栽培で、挿し穂及び発根苗をそれぞれ2.5℃で3週間低温処理を行って夜間最低気温15℃で栽培することにより、茎伸長がよくなり、開花が促...
秋ギク「雪姫」、「秋華」の苗低温処理・再電照の方法および適日長
要約 年末出し栽培において、「雪姫」は、挿し穂または苗の低温処理により、切り花長が長くなり品質が向上する。また、「雪姫」では、消灯後12日目より3日間、「秋華」は5日間の再電照で切り花品質を改善できる。6月...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
背景・ねらい 畦畔法面の除草管理は崩壊防止のため、ほとんどが草刈機を使用しており、多大な労力を要している。そのため、植生で法面を覆い雑草の発生を抑制する技術が確立されているが、外来草種が使用されてお...
要約 国産ナス品種を素材として、葯培養により高知ナスF1系統「ナス高育交2号」を育成した。促成栽培において、「ナス高育交2号」は80~100gの果実を収穫でき、良好な果実品質と多収性を示す。 キーワード ナス...
要約 秋ギク「神馬」は、親株時の摂氏10度以下の低温遭遇により開花が遅延する性質を獲得する。その場合、電照期間中の生育温度が低いと、開花時の葉数が増加し、開花期が大きく遅延する。4月出し栽培では、親株...
要約 秋ギク「神馬2号」への消灯後の日長処理による草姿改善および舌状花増加効果は、再々電処理が最も優れ、次いで日長延長+再電処理が優れる。 キーワード キク、秋ギク、神馬、日長処理、再電照、草姿改善、舌...
要約 チャのポット苗を、挿し木してから苗の発根が揃うまでは散水栽培、それ以降定植するまでは循環式養液栽培により、8~9ヶ月間育苗することで、ペーパーポット苗の約3倍の新梢重と根重を有する優れた1年生苗を...
要約 ヨーロッパ産単為結果性品種と国産ナス品種を素材として、単為結果性F1系統「はつゆめ」を育成した。「はつゆめ」は、国内初の単為結果性をもつナス品種であり、高い結果率と良好な果実品質を示す。 キーワ...
JM7台木を利用したリンゴの不織布ポット養成苗による大苗移植栽培法
要約 市販の不織布ポットを利用したリンゴ2年生苗/JM7は、定植時にポットに切れ込みを入れることにより、花芽着生率が向上し、定植翌年から収穫可能となるため、結実年限の短縮化が図られる。 キーワード リン...
要約 秋ギク「神馬」では、穂冷蔵の処理期間が長いほど暗期中断終了後に節数が増加し、開花は遅延する。開花遅延は、定植直後からの20℃加温により軽減できるが、15℃では十分でない。 キーワード 穂冷蔵、秋ギク、...
要約 台風による潮風害を回避するにはソルガムを各うね間に間作する。2~3うねおきの間作では効果が低い。台風常襲地域の新植茶園では定植後2年目もソルガム間作を続ける必要がある。ソルガム間作は3~5回の台風...
家畜ふん堆肥混合培養土における輪ギクのかん水施肥による窒素施肥管理
要約 輪ギクにおいては、1日当たり窒素吸収量が多い消灯~発蕾の時期の窒素施肥割合を高めることによって、総窒素施肥量を2割削減しても、2L率を高めることが可能である。 キーワード 輪ギク、かん水施肥、隔離ベ...
要約 秋輪ギク「神馬」の潅水同時施肥栽培により、良品質の切り花を得るために必要な1日当たりの施肥窒素量は3.6mg/株である。また、潅水開始点をpF1.8からpF2.3として土壌水分を管理することにより品質は向上す...
要約 黒ボク土壌とバーク堆肥、牛ふん堆肥を4:4:1の容積比に混合した培養土を用いることで、窒素だけの施肥で輪ギク栽培が可能である。この時の施肥窒素量は17g/m2、液肥濃度は200mgN/Lが適当である。 キーワー...